大阪からマリーンズを応援し、地元でセレッソを応援するおっさんのブログ

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《マリーンズ》ゴールはここじゃない、まだ終わりじゃない

2021年10月14日(木) @京セラドーム大阪

マリーンズ 6 ー 1 バファローズ

 

先発

マリーンズ  佐々木 朗希

バファローズ 宮城 大弥

 

 

B’zの「兵、走る」のフレーズをタイトルに

させて頂きました。

 

この試合に勝利し、2位ながら

【マジック 9】が点灯です!!!

 

この大一番、両軍の先発が

高卒2年目、19歳同士、

ゴールデンルーキーの朗希に

今季12勝の宮城投手。

 

これまでの育成プロセスにて

「過保護」なんて声もチラチラあった

佐々木朗希が初めて中6日で先発。

対する宮城投手は今シーズン、

シッカリと実績を残し、ローテ2番手に成長。

そしてこの【大一番】を前にローテ再編し、

このゲームに照準絞るのに、登板日調整のための

登録抹消経ての先発。

 

まず、ワタシがこのゲームの【キー】となると

戦前に注目していた、

これまでとは1弾ギヤ上げて次のフェーズに

移行するゲームとなった佐々木朗希か、

ローテ再編という【特別体制】でトドメ撃つのに

指名された宮城投手か。

どちらが功を奏すのかな?と。

 

結果としては、ローテ再編し、

通常と異なる調整をした宮城投手のマウンドの方が

難しくなったのかな?って。

『スミ1』のマリーンズ打線が、

初回に3点をゲットし、

2,3イニングにも1点ずつ積み上げ。

さすがにここまで12勝している宮城投手。

アトのイニングは立ち直ったとみますか?

無失点で凌ぐあたりはさすがです。

が、序盤の5失点は重かったですね。

しかしKOされずに5イニング完了まで

マウンドにいる辺りが並みの投手でないことを

示していると思います。

 

マリーンズの佐々木朗希のピッチングですが、

やっぱ彼は【素材】が異次元ですね。

どんどん【威力】を増すストレート。

シーズン最初の頃ってスピードガンほどの

速度を感じなかったですが、

シーズンが進むにつれ

『速っや(小芝風花ちゃん風)』って

視覚とスピードガン表示がリンクしてきました。

 

で、あの190㎝オーバーの長身から

150km/h後半のストレートを

高めのややボールゾーンに2球来て

3球目は膝元にズドーンと投げ込まれたら

そらバッターは対応が難しいでしょうね。

そんで彼のもうひとつの【才能】だと

感じるのが、フォークボール

フツーにピッチャーがベルトから上に

フォーク投げたら大概落ちずの棒球で

スコーンとフェンスオーバーされますが、

『朗希のフォークは高くいっても落ちる』

6回ウラだったかな?

2ストライクからのラストボール。

高めに「抜けた」思ったら、ストンと落ち

全く反応出来ずに見逃し三振した

モヤ選手のあの呆然とした態度を眺めると

『やっぱこの子は凄いわ』と改めて感じました。

 

そんな19歳対決、朗希も6イニング完了で

お役御免で降板。

 

スコアは6-0

勝てば【マジック点灯】のマリーンズ。

どんな継投で来るのか?

 

得点差カンケーなく、

【勝ちパターン】の

国吉 ⇒ 千隼 ⇒ 益田

の継投をするのか?それとも、

得点差を踏まえた投手起用をするのか?

 

7回ウラのマウンド、朗希の続投含めて

注目していた結果、マウンドに送ったのは

唐川侑己

長期離脱から復帰するも、まだ調子は

6~7割程度の雰囲気。

勝ちパターンからは少し序列が下がった印象。

でも大事なイニングのマウンドですが・・・

先頭の太田選手のセンター前は良いモンも、

伏見選手への四球。これは少々主審の判定基準も

試合に影響した印象。低めの判定が辛く、

『アノ高さは獲らないんやな』と。

ノーアウト1・2塁で安達選手に代わり

代打T-岡田選手・・・

ワタシのアタマん中で【湘南乃風】の曲と共に

大盛り上がりするスタンドの記憶がよぎります。

まぁ、ロクなコトのない記憶が・・・

の初球をスコーン・・・

マッスンが浴びた逆転3ランの映像が

フラッシュバックするような打球が

ライト方向に・・・

ですが、この試合解説の藤井さん曰くの

「最近カラダの開きが早い」

ことで助けられてのファール・・・

そっからボール2球続いてからのカットが

いやなコースにスッと・・・ギヤァ~ですが

見逃して2ストライク。藤井さん曰く

「早く開く分、あのコースに手が出ない」

前日の星野伸之と違って、非常に利き応えのある解説。

そんでラストボールですね。

唐川・マリーンズベンチ・ファンにとっては

凄く有難い【STRIKE OUT】の判定。

てぃ~さんは不満イッパイ。

そらね、伏見選手ん時、あの高さ、

散々ボール判定してたのに

あっこで【ストライク】言われたら、

あの態度になりますわ。

今回は助けられたのでOKですが、

今季は特にゾーンの判定が定まらなく、

選手が不満示すシーンが散見されますね。

 

判定アシストもあって1アウトを奪いますが

打順はトップの福田周平選手。

ウチの福田秀平はどこ行った?

そんで福田周平選手の打球がレフト前に飛びますが、

ここで荻野貴司の判断力の高いプレーで

ノーバンキャッチし2アウト!!!

オギタカのナイスプレーですが。

この選手がこーゆープレーをすると

【ヒヤっ】っとしてしまうのもファン心情。

荻野貴司・都市伝説

『左手首は大丈夫か・・・』と心配しましたが

全く問題ナシ。よすよすです。

そんでこの間隔、【間】の使い方ですね。

火曜日の『悪夢の2ラン』の教訓が活きました。

ヤマ張ったら積極的に迷いなくスイングしてくる

宗選手。

吉井コーチがマウンドに行き、一呼吸置きます。

その前にも伏見選手に四球与えた直後でも

奨吾がマウンドに向かい、

唐川に「大丈夫」と何度も言っていた姿も含めて、

火曜日までの

『個人スキルでする野球』から

【全員で同じ方向見てする野球】

に変わった感覚をワタシは受けました。

球種はそれなりに持ってるが球速差が少ない

唐川のピッチング。

カーブでストライクが獲れるか否かで

雲泥の差が出てしまいます。

この登板、カーブがゼンゼン使えない登板だったので

宗選手のようなタイプの選手はめっちゃ怖かった。

ですが結果は内側高めのカットに振り遅れ

3塁ハーフライナーでチェンジ。

無失点でマウンド降りる唐川ですが

【危なかった~】が本心だと感じました。

 

8回ウラのクリーンアップには

Professorハーマンが登板

朗希の師匠ともいわれるハーマン!!!

ここで唐川 ⇒ ハーマンって。

『昨年なら勝ちパターン?』な継投。

ちとハーマンのスキルダウンが見て取れるあたり

不安が大きいマウンドです。

でいきなりハーマンも紅林選手に・・・

抜けて高めにいったナックルカーブを一振り、、、

あと少しでポール巻きそうな大ファールを浴びます。。。

肝冷やしてのラストボールは再びナックルカーブ

これは低めのボール球でしたが、

紅林選手が追っかけてスイングし三振で1アウト。

そんで4番らおうにはシフトの反対突かれた様な

センター前で出塁を許します。

しかし、、、らおうにはえーよーにヤラれます。

シングルやったらOKって思えるホドに。。。

続く5番モヤ選手でしたが、

このカード通じて感じたのが、

『エラく打ち急いでるな』って。

この打席も2球目のナックルカーブを追いかけての

セカンドゴロ。

打球の勢いに方向が微妙だったので1塁送球するか?

と思いましたが、奨吾は2塁送球を選択し

らおうフォースアウトで2アウト1塁。

地味ながらのファインプレーです。

最後の中川選手は一邪飛でチェンジ。

ハーマン、ぐっジョブでありました。

 

打線はサクサクとアウト重ねるので

語ることはナシ。

触れるとするならカトタクですね。

8回オモテの打席。

抜け球2つで2ボール。ヨシヨシ思ったですが

「あっ相手はカトタクや」って

富山投手のアタマの整理がついた途端の

ストレート3つで空振り三振。。。

カンタンにアウトになり過ぎ。。。

打率もとうとう1割どころか9分も切る始末。

リード面のプラスで打撃に免罪符つけるのか?

度の過ぎる低打率に対しても?

ちとワタシはこの思考はギモンですね。

 

最後のイニング9回ウラ

マウンドは東妻勇輔が登ります。

マリーンズは最後まで『これまで通り』の

ルーティーンで立ち向かいます。

相手打線を眺めると、

太田⇒伏見と右打者2人はアレですが

てぃ~以降、福田周平、宗と続く

左打者にどう対峙するか?が課題として

戦況をみつめておりました。

 

太田選手を斬って1アウト、

伏見選手に代打マリーンズキラーの大下選手。

右打者な分、キモチにまだ余裕はあり、

今季、東妻が右打者に自身を持って対峙できる

キッカケのスライダー。

大下選手が追いかけまくりの空振り三振で2アウト。

『さぁ、最後のてぃ~に右打者に投じるスライダーを

左打者の内側にハラ括って何球投げれるか?』

矢先の初球、真ん中高めに抜けたカットをスコーン、、、

得点差がある分、『撃たれるならHR』の場面。

なのでHRは許容範囲でありますが、

問題は『勝負せんと初球で決められた』コト。

どーも左打者が立つとチビるのかな?

 

『1失点やからえーもんの、このまま連打食らって

【らおう】まで行ったら具合悪いぞ』

と心配になってきましたが・・・

バファローズ打線にも【焦り】があったかな?

福田周平選手が2球目の外側カットを引っ掛けての

ファーストゴロでゲームセット!!!

 

マリーンズが見事に勝利です!!!

 

2位ながら【マジック 9】が点灯です!!!

 

 

崖っぷちで迎えたvsバファローズ

今季レギュラーシーズン最後の対戦。

ワタシが現地観戦した初戦は

8回ウラ2アウトから宗選手の2ラン浴び

『前回の対戦同様に・・・』と

イヤなハラも括りましたがドロー。

この1戦でなんか吹っ切れたのかな?

そんな印象を受けた2戦目に

その流れを汲んだ3戦目、

そんでピンチの場面では

声掛けに間をとってアタマ整理してから

対戦する姿勢。

 

2戦目の序盤は『勢い』だったけど

【自信】に変わった部分とか

『みんなで闘おう』って姿勢に再び

気付かせたのは、9回オモテの

三木亮の2ベースだったのかと。

 

いつも味方の効果的な一撃あると

ベンチ飛び出し歓喜する三木亮が

自身のバットでベンチを鼓舞し、

試合中、そんなに喜びや安堵の表情見せない

井口監督が、あのシーンだけは

歓喜してましたモンね。

 

このカードのMVP

ワタシは【三木亮】だと判断しています。

 

 

さぁ【マジック 9】といえど、

井口監督も言ってる様に

「残りゲーム数とほぼ同数のマジック」

なので、まだまだ諸手上げて喜んでる場合じゃない。

 

『ゴールはそこじゃない、まだ終わりじゃない』

 

ここが【リーグ優勝】に向けてのスタートライン

 

今日の1戦が凄く×2大事。

※どのゲームも大事なゲームばっかですが、、、

 

今日の先発は岩下大輝!!!

とにかく【勝利するピッチング】あるのみです!!!

 

 

★余談★

マジック点灯ってコトもあり

『マリーンズ1面のスポーツ紙あるかな?』

と通勤途中、会社近くのコンビニに寄りましたが、

関西(大阪)は5紙とも全て

【大山選手】

 

さすが、大阪です。。。