大阪からマリーンズを応援し、地元でセレッソを応援するおっさんのブログ

NPBはMarines、JリーグはCerezoを応援する、おっさんのブログ。娯楽もちょこちょこ書いてみます

《セレッソ》一体感と協調性と負けん気の示し方と

2022年 7月16日(土)

J1 第22節 @パナソニックスタジアム吹田

セレッソ大阪 2 ー 1 ガンバ大阪

 

どんな時でもそう簡単に勝てなかった大阪ダービー

「負けて当然」の2000年代に

「タレントは揃った」【育成のセレッソ】を謳い

戦前に煽るCMしながらも勝てなかった2010年代

潮目の変化は2020年代に入ってからですかね?

2020年代に入ってからはコロナ禍で

世の中が変わった感もありますが。

 

前回のホームのダービーは、試合中にガンバ選手間の

仲間割れもあったりしての快勝。

そして今度は夏のパナスタ。

良い印象はございません。

前回のガンバさんの失態もあり

『前とは違うだろう』と予想していましたが・・・

 

ハッキリ言って『ガンバさんの迷走』は深いですね。

この1戦でいきなりの鈴木武蔵のスタメン起用。

そんな単発で結果示せる選手ならJに戻ってこんですよ。

それが欧州主要リーグの層の厚さに苦悩しての

国内復帰ならまだしも。

TOP下には石毛くん。U-18時代は

巧実 < 石毛 だったですが、

彼も移籍したりSBしたりと迷走してる感じ。

やっぱセレッソにとって【脅威】なのは

中村仁郎クンの様な『ガンバ育ち』のタレント。

この試合はベンチ外だった山見大登クンとか

こういった選手が揃ってる時のガンバさんは怖い。

そういった意味ではどちらも『生え抜き』が

主力を担わないクラブになってしまってる辺り

『ダービーの盛り上がり』に欠ける因子かも知れません。

 

そんでゲームの方ですが、前3節の

川崎⇒鹿島⇒横浜FMと比較すると

『組み易い』印象で『怖さ』は無かったですね。

けどゲームの入り口がガンバさんに握られて

先制はセットプレーからガンバさんが先制・・・

直前のCKと同じコトを続けてヤラれて先制された

それはアカンですね。

飲水タイム以降はセレッソが徐々にペースを握ります。

 

ガンバさん、3バックというよりも、5バックに近かった?

そうなると【松田陸】に自由が生まれます。

ここがフリーになるとセレッソは楽に展開が作れます。

ハッキリいって上位との対戦では絶対に与えてくれない自由。

陸を引っ張り出して空いた裏のスペースにボール放り込む

カウンター狙いだったんかな?

けど、そこも上手く使えていない印象だったですね。

逆にそこを上手く使ったのはセレッソ大阪

けど、最後の【詰め】の部分・・・

山田寛人に加藤陸次樹。

あっこで決めるか!!!決めれないか・・・

「期待の若手」で止まるのか、『更なる飛躍』を遂げるのか。

ガンバGK東口さんのファインセーブもあったにせよ

【結果】を残してこそ次がある。

このポジションを国産で担えるとチーム力が

グッとアップするんですけどねぇ~

 

惜しいとこで追撃奪えず前半が終了。

 

後半の入りからセレッソの攻撃は周知されていたかな?

前半でサイド攻撃を意識させ、後半はカットインからの

ワンタッチで中央突破にスタイル変更。

それの功を奏したのが52分、山田寛人の追撃弾

怖いのはVAR・・・寛人の抜け出しは大丈夫か???

ピッチで共通認識持ってプレーしてるチームと

そうでないチームの差がリプレイでも確認されます。

左サイドのセレッソ為田とガンバ小野瀬選手の動き。

ワンタッチで中央侵入見て、

スッと下がった為田と、

棒立ちなってウォッチャーなった小野瀬選手の差。

小野瀬選手が引いてたらオフサイド

棒立ちなって眺めてくれたので、寛人はオンサイド。

見事な追撃ゴールです!!!

 

それ見てガンバさんが先に動きます。

中村仁郎選手outで海外出戻りの食野亮太郎選手がin

10分も経たないウチに

鈴木武蔵選手outで坂本一彩選手in

石毛秀樹選手outし倉田秋がin

セレッソ・ガンバのどちらでもダービーで

得点を奪っている倉田秋

【ダービーたるもの】を熟知する倉田秋

ここで投入されたのは戦術よりも『雰囲気』が

イヤでしたね。

 

セレッソ

陸次樹・寛人・為田がoutし

上門・ブルーノ・パトリッキがin

 

こっからは両チームとも連戦の疲れもあり

ややオープンな展開に。

 

そんな中でも選手が変わっても

【戦術ありき】でプレーするセレッソ

選手の特性に依存度の高い

「個のチカラ」の色が強かったガンバさん。

 

結果論ですが、この試合を決めたのは

『チームの一体感』『協調性』そんで

『負けん気の示し方』だったんじゃないかと。

 

中2日のコンディションの厳しい試合。

試合終盤のカウンターの仕掛け合いになった時間帯

ボールホルダーを

しっかりと追いかけて相手を足止めした

セレッソ大阪

ボール失っても誰も追いかけない

ガンバ大阪

 

この差が結果を決めたかな?と。

 

ガンバさんカウンター時、

確か反対サイドでプレーしてた北野が

自陣まで一番最初に戻り、ボールホルダーにアプローチし

時間稼ぎしたりしてましたが、

決勝点となったパトリッキの40m独走ゴールのシーン

セレッソ自陣タッチライン付近のボールの奪い合いで

舩木がボール奪取するも、

ロストしたガンバの選手は追いかけない。

攻め上がり途中でセレッソがワンツーパスで

再度パトリッキがボール持つが、

元々ボールロストした選手もガンバのボランチ2枚も

ちっとも追いかけない。

 

あんだけフリーな時間ばっかに、

シュートシーンもノンプレッシャー。

あーなったらプロは狙ったトコに蹴りこみますね。

 

見事なパトリッキのドリブル&シュートに

無気力なガンバ選手陣。

 

試合終了のホイッスル鳴って、

ピッチ殴って不甲斐なさに負けん気示してた

ガンバの選手がいましたが、

【筋違いの怒り】

前回対戦の仲間割れ同様に

ガンバさんの闇の深さを感じましたね。

 

 

そんれ試合終了後の小菊監督のコメントでも触れていた

セレッソファミリー」じゃなく【一体感】のコト。

ワタシ的には『乾貴士への当てつけ?』とか

一瞬思ったですが(笑)

 

スペイン帰りがいなくても

10番のキャプテンがいなくても

10番いないのは少しイタくはありますが

絶望的な感覚や、見るのやめるような試合も

最近ホンマにないのを見てるとサッカーって

『一体感』『協調性』が前提で

突き抜けるために必要なのが【個のチカラ】

それを改めて感じた試合だったですね。

 

ガンバさんがあんな感じなので余計にね。。。

ガンバさんも完全に狂った起点は

レヴィー・クルピ」招聘な気がねぇ・・・

それとね、これはどちらのクラブにもですが

少し将来を嘱望すると「海外×2」ゆーヤツね。

クラブにタイトルとかの置き土産一切なく

「海外×2」ゆーて騒いでるけど、なんかどこも

ジリ貧なってる気がしますね。

 

ここまでは、ガンバさんセレッソともに言えること。

 

セレッソだけでいうと【8】への固辞とかね。

曜一朗が完全移籍したり

乾がクラブに後ろ足で砂かけて辞めたり

この件もあって【8】の過剰な熱が覚まされてる様な。

それで良いとワタシは考えています。

 

 

今季、中々良いポジションに就けていますが

突き抜けそうなネタのないのもまた事実。

おかしな背伸びして今の雰囲気にフィットしない

【大物】を連れて来るようなこと無い様にね。

 

最後に

『新藤が出場したJ1ゲームで勝ったの初めてちゃうの?』

 

ガス撒いてオシマイにします(笑)