大阪からマリーンズを応援し、地元でセレッソを応援するおっさんのブログ

NPBはMarines、JリーグはCerezoを応援する、おっさんのブログ。娯楽もちょこちょこ書いてみます

《セレッソ》やっと勝ったな。昨年Verのサッカーで

2023年03月12日(日)

@ヨドコウ桜スタジアム

J1 第4節

セレッソ大阪 2 -  1 サガン鳥栖

 

前節のvsレッズ戦は、

お出掛けしてたのと、その出先で不運にも

『結果を知ってしまった・・・』

ので戦意喪失してしまい

ダイジェストしか視聴してなかったのと、、、

ちと色々と用事が立て込んだのも相まって

更新できなかった次第です。。。

 

ミッドウィークのルヴァンカップ

グループステージvsFC東京戦

1-0で勝利!!!

ゆーてもお相手さんはルヴァンメンバーに

U-21以下の選手を3人も起用。

勝って当然っちゃ当然のメンツで挑んだ

セレッソとは差が大きく

過大評価は禁物だと判断した上で

今節を観戦。

 

スタメンですが今季加入の

レオ・セアラにクルークスを外し

開幕以降ベンチ外が続いていた

松田陸がスタメン復帰。

そしてルヴァンカップでスタメン出場した

香川真司が連続スタメン。

昨年仕様でいうとキヨの位置ですね。

 

試合開始からの流れですが

ルヴァンもその前節のvsレッズ戦の未観戦

なので、GKキム・ジンヒョン出場ゲーム

今季初観戦なのでですが

『小菊スタイルの守備からの攻撃

ジンヒョンやから成立してるんやな』と。

GKと両CB、たまに両SBが絡んでの

ボール回し、

相手チームも「そこがセレッソの攻撃の入口」

であること踏まえ、

GKんトコまでプレッシャーないしチャージを

仕掛けてきますが、

ジンヒョンはGKらしからぬ

『足元の技に長けた選手』

であるが故に、色んなフェイントで

相手のプレッシャーを往なしていきます。

※時々、致命的なキックミスはあるにせよ。。。

やっぱここが清水には備わっていないこと。

小菊昭雄がこのサッカーを志すのであれば

『2ndGKは清水じゃない』

まぁ、足元の上手いGKなんて

早々いないことを考えると

清水どうこうよりも

【清水オプション】を小菊監督が戦術として

準備しておくことかも知れないですね。

 

サクサクとまではいかないにせよ

やりたいことが体現できるメンツに

なった気がしました。

 

昨年との違い。って部分、

清武弘嗣やなく香川真司が入ってましたが

『さすが香川真司』でしたね。

【海外帰り】を称賛する気はございません。

『さすがやな』と感じたのは

【監督が志すスタイルの順応性】

これはさすがやな。と。

ポジション的にはTOPの陸次樹のシャドー

ってよりも、

徳真・奥埜・真司の3人の関係性

これが見事だったですね。

結構下がってボール受けてた真司でしたが

真司が下がると奥埜がパッと前にポジションを

上げる感じ。

ワタシ奧埜はボランチじゃなく

ティーナが据えていた

TOP下・シャドーが彼の天職だと。

視野が広く献身的に走り続けるので

ボランチに置きたがりますが

ワタシはシャドーだと。

ほぼそれに近い感じでプレーしてたので

これまでの様な中央からの組み立てで

ノッキング起こすようなコトはほぼなく

『コラコラコラぁ』みたいなシーンは、、、

記憶にないってことは機能していたんだと。

 

そんでこのゲーム最大にリズム作ったのは

松田陸】が全てかと。

なんで開幕から小菊昭雄監督は

スタメンどころかベンチまで外したのか?

ちょっと気掛かりでありますね。

しかし小菊昭雄のサッカーには

松田陸はマストですね。

一列前の毎熊晟矢との関係性が良いのは

なにも今に始まったことではなく

ゲーム中、解説の実は元セレッソ

加地亮さんも絶賛していましたが

ボール保持して相手に囲まれたら

逆サイドに正確なロングパスを繋ぎ

相手のプレスを無効化する技術。

ここもこれまでのゲームと比べると

DFラインでの攻撃組み立ての安定感を

十分に担っていましたし、

比較的、新規加入の選手との連動

このゲームでも香川真司との関係性

非常に良かったと。

一昨年前?に大久保嘉人が開幕から数試合

ゴール量産した時も陸⇒嘉人のホットライン

ってのがあったですが、

香川真司とも良い関係性でプレーしてましたね。

 

組み立てのトコで繋がらずに

イチバチで仕掛けた【個人技】が

ハマった時だけ機能するような展開から

ちゃんとチームで積み上げる作り込みが

このゲームのスタメンは出来ていたのかなと。

 

そう多くはありませんが、

シュートまで持ち込めたシーン

フィニッシャーが為田だと

『為田か・・・ダメだ。。。』ですが

前半早々、陸が敵陣入ってすぐの右サイドから

陸次樹を超えて為田に繋いだプレーなんかは

これまでになかったプレーでしたし

10分ごとに良い流れからのフィニッシュ

相手ボール奪ってから、繋ぎながらってトコ

これは1,2節ではなかったなと。

 

そんで先制点のシーンですね。

相手が最終ラインでフワッと回していたボール

徳真が引っ掛けて奪ったボールを

陸次樹が回収しゴールから離れていた

相手GKの朴さん剥がし

ゴールど真ん中でフリーの香川真司にクロス

香川真司もあれ、ミートの直前に恐らく

軸足滑らせてますよね?でも

シッカリと足の面でボール叩き落し

見事に枠に飛ばし先制!!!

ここも流れが素晴らしかったです。

 

そんで後半の入りですね。

サガンさんがだいぶ圧かけて

走り回って始まった後半

ちょっと後手踏みかけて居た様に

見受けていましたが、

今度は攻撃のスイッチ入れたのは

左SBの山中亮輔

降りていた香川真司のポジションにいる

奥埜博亮に眺めのパス入れて

ちょっとトラップが流れた感ありましたが

サイドでフリーの為田に渡し

そんな勢いあるドリブルでもなかったですが

相手DFさんはプレスやなく

下がって迎え撃つ準備するも

それ以上に相手CBに間に入った

陸次樹のポジション取りが良かったので

あっさりクロスをゴール前に!!!

あれだけフリーだとさすがプロ

綺麗なクロスを陸次樹に供給

あとはそのクロスに陸次樹がどう合わせるか?

ドンピシャヘッドはGK正面か?

逆サイド狙い過ぎてクビ振り過ぎて

ミート出来ずにコスってタッチライン割るか?

ですが、綺麗にミートしながら逆サイドに

流し込みましたね。

見事な流れで2点目を奪います。

 

で、こっからはセレッソ大阪

『昨年終盤からの課題』に

『今季新加入選手をどう融合するか』を

シッカリと対策する時間帯。

 

65分に陸次樹に真司がoutして

レオ・セアラに上門知樹をin

恐らくこの2枚が今季小菊昭雄が施行する

2TOPのファーストチョイスかと。

ワタシ的にもレオ・セアラはスタメンよっか

途中出場で怖さを示すタイプかと。

逆に香川真司なんかは途中出場よっか

スタメンでゲーム作るタイプ。

レオ・セアラはひょっとしたら契約で

「スタメン補償」なんてオプションが

存在するんちゃうか???と不安視しましたが

この起用みる上ではそんなコトないのかな?

ちょっと掛かり気味だった感じで

あとちょっとのオフサイドを連発してましたね。

 

セレッソ課題の時間帯、

どうクリーンシートでフィニッシュするか?

 

83分に毎熊晟矢に為田大貴がoutして

カピシャーバにクルークスin

カピシャーバは開幕直前に強奪された

パトリッキ同様のプレーを期待され

逆にアビスパさんから強奪したクルークスは

強奪に見合う活躍を期待するも、

今のトコロは小菊サッカーにまだ

フィットしていない印象。

 

それが多少は出たのかな?の86分失点シーン

なんとなく相手にボール持たせてしまい

陸がマッチアップするも剝がされて

ペナルティエリアに侵入許し

ディフェンスは【クロス対応】だったのかな?

このゲーム再三再四良いプレー見せていた

本田風智選手を誰も見ておらず

フリーで走り込んだ本田選手にラストパスを

どーん。。。

なんの抵抗もなくアッサリとヤラれた感が

またイヤな空気感になりますが・・・

 

後半ロスタイム、

カピシャーバと接触した長沼選手イエロー

このゲーム2枚目のイエローで退場。

これ救われましたね。

あの接触で2枚目出たのは。

 

で、、、こっから少しの時間

ワタシが

『サッカーってスポーツのアカンと強く思う』

シーンが。。。

ピッチでは選手が主審を取り囲んで抗議してるし

ピッチサイドではサガンさんの監督・コーチが

副審取り囲んで抗議するシーン。

「これがサッカーや」なんてヒト多いですが

『こんだけ審判に因縁つけて成立するスポーツは

【サッカーだけ】』

なんのためのVARなのか?

やっぱ【使い方】がヘタです。しくみとして。

MLBやNPBのようなリクエスト制度

サッカーも導入すべきでは?

判定が不服なら1ゲーム中数回の権利履行し

VARチェックを主審に要求するしくみ。

そうしたら、不満あれどももう少しは

腹落ちするんじゃないのかな?

カード示されたチーム側は。

そんで時には審判の正確さも立証されることも。

 

どーもあの審判を取り囲んで抗議してなんぼ

みたいな空気感、なんかあの風景、

みっともないな。って。

特にこの2年ほど感じますね。

 

まぁ、あれでセレッソは展開的に助けられたかな?

ヘンな重圧から解放されたような。

 

そのおかげもあり2-1でセレッソ大阪

今季Jリーグ初勝利!!!です。

 

 

サッカーってスポーツは日進月歩のスピードが

異常に速いスポーツ。

昨年と同じことをしていたら

アッサリと攻略されるが故に

常に次の手を打ちながら進めていかないと。

 

ですがこの思考で開幕からコケた感が。。。

そこのバランスを取っていたのは

清武弘嗣やったんかも知れないですね。

 

なのでそこを一旦棚上げし

昨年スタイルに一度戻して結果示したのは

まぁ、、、ズルズルと泥沼にハマり込む前の

『暫定対策』としては一定の効果は得たかと。

 

やっぱ課題は解消されていないかな?

小菊昭雄監督の「次の一手」を

どう準備していくのか?

香川真司という補強

欧州主要のビッククラブでプレーしてた選手故に

【移籍馴れ】してる様に感じ取れ

監督の志すスタイルに自身をはめ込むの上手だと。

で、最大の課題、

レオ・セアラにクルークスをどうフィットさせ

カピシャーバをどう活かすか?

 

いかんせん小菊昭雄監督は

『引き出しが少ない』

 

選手がフィットするのをひたすら待つのか?

それとも選手に合わせた戦術を構築するか?

 

ホッとはしたが安心はできない。

 

まだまだ注意・警戒は必要ですよね。