高校球児の高3長男ネタです
今週火曜日(6/17)
大阪大会組み合わせが決まり
初戦の日程・開催入場が決まりました。
ひとつでも多く勝ち
一試合でも多く戦って欲しいです
そして最大の関心は…
『ベンチ入りなるか否か』
最近の様子だと
ベンチ入りはできそうな気配だが
これまで様々な試練があったが故に
楽観視は絶対にできない
しかし…
にぃにぃに余計なプレッシャーをかけてはならないし…
『背番号発表はいつ?』
を触れることなく
いつか×2とソワソワしていました
そしてついに!!!昨日6/19(金)
昨日は授業終了後
いつもの練習グランドで
近隣校との練習試合があり
帰宅したのは22:30過ぎてたかな?
帰宅するなり玄関から
「今日、背番号発表あって
【7番】貰えた」
とコーフンしながら報告してくれた
その声を聞いた途端
色んな心配事からキモチが解放され
これまでのことが走馬燈のように
アタマを駆け巡った途端
ワタシの涙腺が一気に崩壊🥹
【努力が報われた瞬間】
心から
『おめでとう、よう頑張ったな』
と声をかけました。
本人も手応えはあったものの
これまでのこともあるので
楽観視できないと自覚してたと。
カミさんも『ホッとした』と語る表情
目元見るとワタシと同じく🥹でした
野球始めたのは中学時代入学と同時
ですが世間は未曾有の
【コロナショック】の時代
小学6年生3学期は2月から休校
中学は入学式即休校
世間が手探りで動き始めたのは
6月になってから。ですが
コロナ第◯波が来る度に
学校に部活動は停止
授業あっても部活動は停止
こんな3年間なので
いうほど活動できずに
中学校を卒業し高校進学
そして入学した高校の野球部
当時の監督はまさに『昭和の監督』
正直弱小チームながらも
部員は全員、小中とリトルリーグで
プレー経験ある子ばかりの中に
素人同然で飛び込んだが故に
できないこと多々あり
「ヘタクソ」に始まる暴言やら
にぃにぃができるまで全体の練習止めたりと
一般企業なら『パワハラ確定』
な扱い受けながらも取り組み
その監督さんは
1年生の夏大会敗退即の電撃退任
猛烈な昭和気質に
【坊主頭推奨論文】書くほどの方。
学校サイドも学校母体の大学教授に高校野球部監督として招いた時代と現代を鑑み変化を求めても平行線を辿りその結果が
退任なのか解任なのかで監督交代
交代となった監督は高校教師と平行しコーチで部活動をフォローしていた方
現在も監督していますが
この方はこの方で…前任者とは種の異なる
結構な試練を与え続けてくれましたね…
本人は「ヘタクソやからしゃーない」と納得している様に気丈に振る舞い
クソ真面目に野球に取り組んでいましたが…
練習中も「ヘタクソ」を始めとする
まぁまぁな暴言に叱責があった様です
そんで目に見えての冷遇は…
昨年2年生のGW地方遠征
2日目の夜にLINEが届き
「悲報、遠征が旅行になる可能性」
苦しい心境を彼なりに精一杯のウィットで
ワタシやカミさんに心配させまいと振る舞ってくれていました。
後日談ですが、2日で4試合あったモンの
出場ナシは、にぃにぃのみ。
新1年生も漏れなく出場機会に
2試合目のサブ試合は控え組が
皆スタメンの中、途中出場もなく
ひたすらベンチ。
流石の扱いに一部の3年生先輩が「監督にハナシに行こうか?」と声掛けしてくれたそうですが
『ヘタクソは自分の責任なので大丈夫です』
と気丈に振る舞ったが苦しかったと。
遠征最終日の最終試合
代打で出場機会得てヒット放ち
帰りのフェリーから
「やっと出場」「ヒット打てた」「祝・旅行回避」ってLINE受けたのは仕事中でしたが
自身のデスクで🥹しましたね
『良かった』と
1,2年生の夏は
部員が20名に満たないので
背番号は貰える環境。
公式戦出場は当たり前になく
練習試合も稀に出場ある程度
夏大会は初戦で敗退
ここでひとつ上の学年が引退
ココまでの大概な扱い受けてても
にぃにぃを支えてくれたのは
マネージャーの先輩
この先輩はめっちゃ守備上手い選手だったのですが、怪我の影響でプレーするのが困難となり、選手を退きマネージャーに選任された方
練習帰り唯一同じ方向に帰る方で
練習帰りに練習試合の電車移動時
精神面でもの凄くサポートして頂き
恐らくこの先輩がいなければ
メンタルが壊れていたかも知れません
本当にこの先輩にお世話になりました。
そして昨年夏からスタートした新チーム
スタートの秋季大会
1年生4名、2年生5名と9人ちょうど
野球経験者のヘルプ2名招集し挑みますが…
スタメン貰うも2打席で交代
3打席目チャンスの場面で
ヘルプの選手を代打起用し退きます
最大の試練はリーグ戦
9名では参加できないので
他校の1年生と合同チーム編成し参戦したリーグ
前年は適度に出場機会もあり
先発投手として起用もあった
チャレンジリーグでしたが…
リーグ戦+練習試合
TOTALすると
20数試合はあったのですが出場は…
代走2回にリーグ最終戦の明らかな消化試合に1番DHで2打席出場
3打席目前に日没コールドで終えてしまいます
この期間、上記の冷遇だけでなく
日頃の練習前後にミーティング日に
監督から
「身の振り方を考えてみては」
「マネージャーに転身しないか」
何度となく打診されても
『僕は選手に拘ります』
『マネージャーなら部活辞めます』
と【選手】であることに拘りはしていましたが
家では時々
『野球辞めた方がいいのかな…』
なんて悩んでいたこと幾度かありました
初めて『野球が嫌いになりそうになった』この時期
日頃から手抜きしない子に精神論で屁理屈垂れるのは大人の無責任なの承知していたので
どう声をかけるべきか?
掛ける言葉が見当たらず
辛かったですね。
年が明け、年始は練習がメイン
2月末で3学期が終わり
3月すぐ、生徒に保護者が集まり
部初めての卒部式
『さすが私学の部活は派手やな』
なんて軽い感じで参加
そこで初めて知ったのが
今春の新1年生10名程度【推薦入学】受け入れ開始
中学校野球部からながら
リトルリーグ経験者中心とか…
最後の夏を見据える最終学年で
またまた【試練】が訪れます…
3/16から推薦組が練習参加
初日から野球部バック背負って参加
にぃにぃ曰く「みんな上手い」
おぃおぃ…
4月になり新学年
高校最後の1年のスタート
新1年生、推薦10名に一般入学からも11名入部
体験入部し部員の多さに断念する生徒も発生する事態
それまで3学年集まっても20名未満だったのが、1年生単学年で20名。2,3年生合わせると
30名を数える大所帯に…
最後の夏のベンチ入り
オートマチックではなく競争です
練習試合が始まり応援に行きますが
新1年生数名が1試合目スタメン
にぃにぃはベンチ
2試合目サブメン試合でスタメンでも
2,3打席で交代
ドンドン不安が募ります…
GW入口も序列は低かったと思います
けど入学依頼、一切手抜きせず
積み重ねてきたモノの違いが
花開き始めたのもこの時期
持久走・短距離走はチームトップ
筋力はトップ3
体幹の強さが活かされ始め
プレー面も外野守備はかなり上達
打撃はまだまだ課題多いが
素人っぽい雰囲気はほぼ消えたかな
そんでクソ真面目な性格
新チームで主務に指名
昨秋散々マネージャー打診された所以
監督・部長・コーチとも
その部分は元々認めてくれていたとこにプラスして
選手として徐々に認めて貰える様になってきたかな?
GW終盤になりやっと?まさかの
レギュラー組でスタメン抜擢
その試合で消極的なプレーして下げられ
直後のイニング、監督が指揮放棄して
遠目にもベソかいてるのわかるほど
ベンチで散々説教受け
この日はこれで終わりやな…
と夫婦で落胆していましたが
2試合目途中で守備から入り
3アウト目取って即、ベンチにダッシュで戻る姿に大声で鼓舞して貰い
その直後の打席。先の試合で送りバント失敗後、勝手なことして下げられて説教されしたが、この打席は1アウト満塁
サインは勿論のスクイズ
アリアリのスクイズを一発で決め
ベンチに戻るにぃにぃを大声で称賛してくれている姿
そんでこの日解散前のミーティング
監督から1年生に
「このチームで一番カッコいい先輩は誰だ?」という問いかけ
子供なので容姿のことだと解釈した様に
おふざけモードでウチのにぃにぃの名前を上げる子が数名
親バカ承知の上ですが
ウチのにぃにぃはまぁまぁのイケメンです
クソ真面目でおしゃれに興味ないのでダサいと言えばダサいですが
ナチュラルに男前です(笑)
そうしていたら監督が
「まぁ顔もそうだけど、生き様というか…」
とから始まり
「特にベンチ外の1年生はよく見ていて欲しい」と切り出し
「選手としてはまだまだ戦力として頼れないけど、練習に試合に絶対に手を抜かない姿勢」
「さっきベンチで説教受けて半ベソかいていたけれど…」
「お前は本当によくやっている」
「そんな姿から下級生は常に何かを学んでくれ」と訓示があって以降
練習試合はずっとレギュラー組で
スタメン出場
この2試合ほどはフル出場
そして辿り着いた
背番号【7】
学生なので
努力は報われて欲しい
けど世の中ってそんな甘いモンじゃない
だからといってそれを今
手抜きなく真面目に取り組むにぃにぃに
現実突きつけるのは正しいのか?
ずっとその葛藤ありました
けど改めて
『努力は裏切らない』
最後の夢のステージ
公式戦のグランドに立てる権利
掴み取った
初戦まで
病気、怪我せずコンディション整えて
スコアボードのスタメン表に
名を連ねるまで
もうヒト踏ん張り
野球ライフでお世話になった方々
中学校時代の
M先生、N稲先生、Y崎先生
そんで…この数年
野球活動ご無沙汰だが
年数回の呑み会は継続の
草野球チームの面々
みんなの期待・希望
我が子ながら
スゴいヤツや、にぃにぃは