大阪からマリーンズを応援し、地元でセレッソを応援するおっさんのブログ

NPBはMarines、JリーグはCerezoを応援する、おっさんのブログ。娯楽もちょこちょこ書いてみます

《マリーンズ》いちマリーンズファンの憂鬱

今日からホークス戦です。

なんでも、マリーンズ陣は日曜の試合直後に当日移動で博多入りしたみたいです。

プロ野球選手はこんなトコでもハードなお仕事やなぁ~と思います。

このホークス戦でパ全球団との対戦が一巡しますが、ホークス戦はどんな戦いを見せてくれるのでしょうか?

主観的にホークスの良いところは、今季12球団全てのチームの懸案では?と思う【勝利の方程式】が一番シッカリしてるチーム。

攝津投手⇒ファルケンボーグ投手⇒馬原投手の投手リレーゆうか『勝ちパターン』の安定感は恐らく12球団イチだと思います。

そう考えると攻略は、当たり前のコトですけど、先制して試合中盤4~6回までにリード広げておかないと競ったらヤバいでしょうね。

今季のマリーンズは開幕戦は落としましたが、以降は快進撃を続けております。

イーグルスとの2回戦は落としましたけど、観てる側としてもさほど痛みも感じませんでしたが、次の試合はキッチリ獲り、バファローズとの大阪3連戦は『マジで?』って思う程の強さで3連勝。

京セラドーム大阪には、ゼンゼン良い印象が無かったマリーンズ。いつ観に行っても、9回オモテのアウトを重ねると流れる音楽が脳裏をよぎる私ですが、今回はビックリです。

ただ・・・現在が『良すぎる』のか【今季のマリーンズは今までと違う】のか?

【今季のマリーンズは今までとは違う】と確信したいのですが、暗黒紀が基本定常化なチームだけに、勝ちながらもなにか不安がヨギってしまいます。

数字だけで見ると、昨年も開幕⇒4月末終了時は確か貯金1だったハズです。

古い記憶を辿っても、開幕⇒4月末終了時って好調な年はそれなりにあるチームですが・・・

GW突入とともに失速ってコトしばしなんで、まだ安心?ゆうか確信が持てない私が居てます。

投手陣については、エース成瀬は安定してるんですが、相変わらずの一発もらいグセが依然抜けないです。

渡辺俊介も無風ドームではピッとしません。

唐川は5月以降も勝ってくれるのか?

逆に大嶺は夏にならないとエンジンかからないのか?

伊藤も今は安定した感じやが、連投続いたらどうなるのか?

ストッパー小林宏之も【カタチ】で出てきてセーブ上げたのは1試合のみ。あとはスクランブルでの2セーブ。【カタチ】での登板がどれだけ出来るのか?

打線についても、ハマり過ぎな感じがしなくもなく、怪我人発生した時のバックアップ要員とレギュラーとの差がデカいのは非常にきになる。

など・・・

ここまではネガティブファイターな部分書きましたが、ポジティブに考えた場合、【今までと違うっ】って感じるコト多々あるのも事実です。

筆頭はなんと言っても荻野貴司の入団、長年の懸案であった『2番』に【2番らしい選手】がガッチリ座ったことは手放しで喜びたいです。

走力は勿論ですが、コノ選手の良いのは『状況判断力』

場面場面で『今なにをせなアカンか?』ゆーことを良く解っており、且つ実戦出来てること。

足を活かさないといけない選手がポッコォ~ンって打ち上げてアウトになると『イラッ(怒)』っときますが、荻野貴の凡打を見ても基本【ゴロ】で終ってるのも◎です。(早坂、読んでるか?)

送りバントも苦手ってコトで、実際上手ではない感じがし、ファイターズ2回戦の延長戦では、バント失敗プラス西岡のマズに逃げ方もあり荻野と西岡が大激突。『西岡離脱や・・・』と本気で思った試合。

【この一連のプレーで今までの流れが終った・・・】と思いましたが・・・

西岡も歯を食い縛って以後も出場を続け、荻野貴もナエることなくプレーし続けているのは喜ばしいです。

以降の試合から、送りバントも自分のやり易い【プッシュ気味】に変えたことにより、送りは決まるわ、相手モタついたら自分もセーフになるわとホントにこの選手の『アタマの良さ』には関心しきりです。

バントについてはプッシュ気味にすることで、送りの場面ではイン・ハイへの速い球使われること増えてきてる感じがしますが、シッカリと今の状態をキープしてほしいものです。

4番のキム・テギュンも数字的にやっとこ『4番かな?』って数字にはなってきました。

この選手WBCの印象が強いですが、実際はアノ印象とは違う感じがします。

空振り三振が多いですが、チャンスの場面ではボールの見極めをシッカリしています。そして打撃も『HR・長打狙い』ではなく『センター中心』で振りもコンパクトに対応していきます。

守備の方では、現在は守備につけないと思われる名手福浦と比べると遥かに劣りはしますが、打球処理はここ数年の福浦以外の助っ人ファーストに比べると無難に処理しております。

送球処理については、ショーバン気味の送球処理には依然危なっかしい感じがしますが、この【危なっかしさ】の主因である暴投の定番、西岡・今江の送球に今季は変化が出てきた様に最近は感じます。

確かに際どい打球処理した際は、まぁ全てストライク送球するのは困難でありますが、守備範囲で処理した際の送球に安定感が出てきた様に感じております。

これもテギュン効果なのでしょうか?今江・西岡は今までが名手福浦のおかげでファインプレー成立してたのも事実ですし、福浦の捕球力にカマけて、かなり雑になっていたのもありますし、そんな意味でもファースト、テギュンが良い方向に向いているのか?とも考えてます。

この大阪3連戦中2連戦を現地観戦するにおいて個人的に注目してたのが『ボール回し』

昨年までは、それはそれはチンタラ×2やってました。が・・・

今季は、攻守交替時のボール回しには、まだダラッとした印象がなくもないですが、内野でアウト獲った時のボール回しは・・・

井口は『まだ肩の状態よろしくないのか?』あまり参加しませんが、西岡⇔今江のボール回し(キャッチボール)はキビキビとしており、このヘンは大いに『えーやんか(笑)』って思いました。

打線についても【繋がり過ぎ】な感はしなくもないですが、チャンスでは右打ちが徹底出来てたり、無用にボール球に手を出したりせず四球選べたりしてます。

また1ヒットで2塁ランナーが生還出来る、左右中間方向への【外野手が横に走りながら捕球する打球】とか内外野間に【ポトッ】と落ちる打球が増えているのも非常に良いと判断してます。

投手陣は、現在の勝ち試合が、それなりの点差あっての試合が多いのでこれからでしょうが、開幕直前は【中継ぎの層が薄い】と評価されていましたが、それぞれが及第点の仕事こなしてくれてると思います。

服部にはもうちょい頑張って、早いウチに結果残してほしいかな?

あとはベンチワーク。試合中にベンチの映像が映りますが、各コーチが『話し合い』をしている姿や、話が決まるり、必要とあらばすぐマウンドに飛び出す西本コーチの姿。

チャンスの場面ではネクストバッターになにか耳打ちしている金森コーチの姿。

昨年まではどこかしら『ボスのご機嫌伺いながら』な雰囲気でしたが、今季は全く違います。きっちり意思統一した中でベンチ首脳陣が考え、動いている姿も非常に良いと考えております。

こう書いてみるとエエとこは多いですね。これが継続出来て且つ【マリーンズスタイル】として定着してくればと強く願っております。

今は勝ち過ぎなので勢いに助けられてる面も多々あると思います。

今のカタチを【惰性】ではなく【習慣付け】が出来れば大崩れはしないハズ。

嬉しい反面、もしこれが夢で、目が覚めたら・・・なんてコトも考えたりしますが、とにかく勝っても負けても『観てて良かった』と思える試合を多くしてくれれば、おのずと結果は付いて来ると思いますので、是非マリーンズには【春の珍事】で終らせないよう、調子に乗らず・冷静に1試合1試合を大事に戦ってほしーと思います。