大阪からマリーンズを応援し、地元でセレッソを応援するおっさんのブログ

NPBはMarines、JリーグはCerezoを応援する、おっさんのブログ。娯楽もちょこちょこ書いてみます

《マリーンズ》ホームの利はあったにせよ、数年ぶりにキレイに連勝!!!

ここ数年のジャイアンツ戦は色んな負け方しました。

前回の東京ドームでのカードも追いすがりが出来ましたが、負けは負け。

でもこのホーム連戦は全く違う展開での快勝です。

スコア

マリーンズ 8 - 1 ジャイアン

先発の成瀬。ことコノ試合においては『エース』と呼ばれるにふさわしい様なピッチングが出来ました。

初回、いきなり坂本選手の2塁打から脇谷選手はバントファールから三振で『ヨシ』と思いきや、ガッツ選手打席で里崎のパスボールでランナー3塁からキッチリと犠牲フライ打たれて先制されます。

続くラミちゃんもノースリーまで行きましたが、1-3から凡打でチェンジ。

結果的にパスボール⇒犠牲フライでランナーなしになったことと、ラミちゃんがバッター有利なカウントで引っ掛けてくれたことが良かった気が私はしております。

その後はスイスイではありましたが、掻い摘んで確認した感じでは、ランナー出した場面で、恐らく不調なのだと判断しますが、谷選手をカンタンに抑えることが出来たことで、相手打線の繋ぎを分断できたことが勝因かと考えてます。

マウンド捌きについては、どうもまだ【ドッシリ感】を感じませんね。

もっとドッシリした捌きが出来れば『エース』と呼べるよーになるんですけどねぇ。

ただ、他の先発陣との違いは、この点差であれば完投出来る事。

ここはやっぱり継続してローテ守ってる『経験の差』だと思います。

この試合も打線爆発でした。そのキーマンは西岡剛

彼が初回先頭打者で出塁することで、急造2番の今江が【2番打者】の仕事が要求されるカタチを形成してくれることで打線のリズムが作れていると私は判断しております。

そして今江も2番らしくシッカリと送りバントを一発で決め、得点圏へランナーを進め、井口のタイムリーで1点GETと、【今季のマリンのマリンらしい】カタチで最初の得点を獲ることで打線が落ち着くというか安定するよーに思えます。

続く2回もサブローがHITで出塁し、ワタシがマリンに求める【外野間を破り1塁ランナーが生還出来る打球】を左中間へ運び、こと今季においては『俊足』とは呼びにくくなったサブローでも生還出来る打球を放ってくれました。勿論サブローのスタートも良かったですが、スタート切り易い打球だったのも良かったです。

それと谷選手、元々パの選手なのでマリンは解ってると思ってしまいますが、クッションボールの処理が少々マズかったですね。

この打球だけに関わらず、昨日もマズいプレーあった様に思えます。

そしてこの試合においてはコノ選手を語らずにはいられません。

そうマリン初の育成出身1軍登録の岡田です。

岡田を観るのはこのカードが始めてではありますが、数年来マリンに足りなかったモノを持った選手です。

まずは打撃ですが、アノふっといバットでコツコツ当てる打撃。こんなスタイルの選手がまた一人増えたことは喜ばしいです。

打撃力のハナシになると、まだまだ1軍レベルではないかな?とは思いますが、初安打・初タイムリーとなった一打こそ【彼に求めるHIT】だとワタシは考えてますので、あんなポッってのは『ナイスバッティン』です。

バントについては、アノ送り失敗は大反省材料。あーゆーことも彼の様なタイプの選手は『1発でキメてナンボ』だと思うので、今後に向けては一発でキメれる準備は怠らないでほしいと思います。

ガッツ選手のチャージも素晴しかったとこは付け加えておきます。

最後に『足』盗塁をゆうゆう決めれる【足質】は非常に魅力です。

最初の盗塁の場面は、牽制1球目、逆をつかれアウトと言われても仕方ナイよーなセーフでしたが、ここで生き延びたことをシッカリと結果で示してくれました。

送球は良かったですが、完全に足が早くにベースに到達する盗塁成功。低い姿勢からスタートしてすぐにトップスピードになる足は魅力的です。

バント失敗後の盗塁もノースリーから送球も逸れてましたが、ストライク送球でもセーフの盗塁。また左投手から走れたことも良かったです。

西岡キャプテンなんかも【走塁】の足は速いが、【盗塁】って部分ではトップスピードに入るのが荻野貴や岡田に比べれば若干遅いのでしょうね?キャプテンの盗塁成功率が年々下がっている状況(今季は5割丁度です・・・)を考えると、岡田ももうチョイ頑張れば1軍になくてはならない戦力になるよーな気がします。

今回の昇格は荻野貴の代役の早坂の代役ではありますが、客観的に観ると早坂のシリに火がついたなと思います。

早坂も負傷後の経過が伝わってはいませんが、負傷明けには【スタイル】を変更せんとイカンでしょうね?

今のスタイルを貫くのでは、恐らく岡田に越されるでしょうね?

怪我人に鞭打つようなこと書いてしまいましたが、早坂にとってもコノ怪我が『何かに気付く』キッカケに、そして岡田の活躍が【変わらんとアカン】となれるよーななってほしいと強く強く願っています。

怪我人続出のチーム状況。でもその中でも【穴を埋める】に留まらず、『肩を並べる』『追い越す勢い』の選手が投手・野手に関わらず出現するのが非常に喜ばしいです。

こんな環境になるとレギュラー陣も『ちょっと休みたいなぁ~』って誘惑にも負けるワケにはいかないです。

長いシーズン勝ち抜けるには【アノ選手がいれば・・・】ではダメなんです。

正直、チーム状況としては安泰とは思いませんが、この状況でも貯金が減ることなく戦えているのは喜ばしく、非常に楽しく・嬉しい連戦でしたが、心残りはどちらの試合も全くLIVEで観れなかったのが非常に残念です・・・。

私事ではありますが、金曜日は東京出張。『ヤッター!!!ドサクサでマリン参戦やぁ~』と思いきや・・・チームは名古屋でドラゴンズとの対戦(涙)

世の中、そんなウマいこと行きまへんなぁ~(ガッカリ)