大阪からマリーンズを応援し、地元でセレッソを応援するおっさんのブログ

NPBはMarines、JリーグはCerezoを応援する、おっさんのブログ。娯楽もちょこちょこ書いてみます

《セレッソ》蛍にとってもキャプテン就任はリベンジ

今季のセレッソ大阪のキャプテンに山口蛍が就任し、

副キャプテンにキヨと大地が座ります。

 

蛍のキャプテン就任は2回目。

前回のキャプテン就任時初年は降格を経験し、翌年はプレイオフ敗退。

キャプテンのせいではないですが、当時の女子校軍団のキャプテンは

蛍にとっても荷の重い、かつ蛍自身もあのメンバーに「背中で引っ張る」

という難しい方針?目標?モットー?でキャプテンしてたので

ムリがあったのかなぁ~とワタシは考えております。

 

あれから3年ですか?選手それぞれがプレイヤーだけではなく、

一人の人間としても、それぞれが成長し

メンツも多少なりとも変わっており、

そして蛍も半年の海外挑戦を経て、成長したと思います。

 

以前の蛍の印象は「無口」「寡黙」って印象でしたが、

ワタシ個人の蛍の見方が変わったのは、一昨年末のプレイオフ制覇の時。

ポーカーフェイスの蛍が試合終了のホイッスルと同時に

手で顔を抑え、膝をつき、芝に顔をうずめて、恐らくですが

号泣していた姿。

たった半年でのセレッソ復帰は、ワタシ自身もクラブに対して

『一体コレなんなん?』って不満がいっぱいでしたが・・・

世間のJリーグ無視の代表フリークの批判の嵐にかなりイラっとした。

「代表だけが日本サッカーの全てかよっ?」って。

ワシとてセレッソファンの端くれ、ワシは蛍をセレッソの一員として応援するって。

そんなこともアノ姿で全部吹っ飛びましたね。

「寡黙に見えるけど、蛍自身が相当なモン背負いながらプレーしてたんやろな?」

「J1昇格はクラブのみならず、海外移籍からの復帰組にとっては、相当なプレッシャーやったんやろな?」って。

 

クラブとしても成功を収めた翌年のキャプテン就任。

まぁ、周りのメンツがね、生え抜き組もそれぞれが成長してるし、途中加入組も大人ばかりなので、キャプテンがどうこうやなく、判断出来るメンツになってると思うので、前ほどのことはないかな?

NPB千葉ロッテマリーンズはキャプテン制を今季は廃止しました。

サッカーはゲームキャプテンが必要なので、少々勝手が異なりますが

大人の集団で、そないにキャプテンに依存してしまうのは、正しい姿やないのかも知れません。

みんながキャプテンの意識を持ちながら、競争するトコは競争し

同調するところは同調する。キャプテンどうこうがチーム状態を左右する様ではダメですし、今のセレッソはそんなヤワなメンタルやないと。

 

楽しみというよりも、落ち着くとこに落ち着いたって印象。

蛍にとっては前回の苦い経験を払拭するキャプテンとしてクラブがあることを期待します。

 

曜一朗がキャプテンも副キャプテンも外れたことで「今オフには移籍か?」

なんて意地悪な声も聞こえておりましたが、ユン監督が外れた理由を説明してくれました。

 

ユン監督のコトバとーり、曜一朗は「背負い過ぎた」

サポもフロントも「背負わせ過ぎた」とワタシは考えております。

「育成のセレッソ」のパイオニアである曜一朗。

そらあれほどのテクニックを持った人材が下部組織に居たら、期待せずにはいられないでしょう。

彼自身もヤンチャというか、わがままな少年であったけど、モリシやアキはちゃんとリスペクト出来るモノは兼ね備えていた人間。

セレッソの8番」であることの意味を判り過ぎてるからこそ色んなモノを背負うことが

「使命」と自分に言い聞かせていたと推測します。

『曜一朗、それは背負いすぎやで』と感じたのは、昨年のルヴァンカップ優勝の瞬間

喜びもせず、背負っていたものに応えられなかった無念が先に出てしまった姿。

あれは「アカンでぇ」と「ここまで背負わせたのは我々ファンにも責任あるな」と。

 

ここで一度、そーゆー「重責」を降ろすこと、良い判断だとワタシは思います。

なんてゆーかな?「自分が自分でない」みたいな。

もう曜一朗だってシッカリした大人。それがナイからゆーて、勝手なことするとは思えません。

 

今回の蛍のキャプテン就任も、曜一朗のキャプテン勇退

良い判断だとワタシは思います。

 

ゆーてるまに、ゼロックスCupがあり、ACL予選も始まります。

なんかせわしないけど、すぐに’18年セレッソがスタートするのは嬉しいですね。

選手はコンディション調整がタイヘンやけど、活躍を期待したいです!!!