土曜日に一部スポーツ紙にて『緊急来日』に報じられ、理由に韓国FAの金東柱選手の身分照会をボビーが球団通さずにフライングで行ったとこに対する釈明来日みたいな報じられ方でした。
それと重ね、ボビーブログに釈明がUPされてたりと、バタバタ感満載でしたが、昨日夕方位に【ボビー2009年まで】の一報が飛び交い、本日付の各スポーツ紙には、一連の経緯が報じられています。
まだシーズンも始まらないどころか、イメージ的には【08年オフ】の段階で、来シーズンの解任期限(正確には契約満了ですが)が決まってるって・・・。
色々な記事読み漁りましたが、球団側の大義としては【改革】というコトの様ですが、個人的に目に留まった話題としては
①くすぶり続けた火種が爆発したのは今年9月だ。10年以降の契約再延長を熱望した指揮官は「フロントから辞職勧告を受けた」と発言。だが実情は逆で、その1カ月前には瀬戸山社長へ辞任を勧める話をしたという。
②監督では現在メジャーを含めてもトップの年俸5億円。その他にも住居賃貸料、ニューヨーク―成田間のファーストクラスをペアで年間25往復分、米国内で経営する飲食店「ボビーズバー」の赤字を補てんする付帯条件もあった。さらに指揮官が連れてきたコーチや関係者の年俸なども含めると年間8億円。一方、今年の球団赤字は32億円。“ボビー軍団”への出費は4分の1に相当する。
(ともにスポニチ記事より抜粋)
①の『瀬戸山社長へ辞任を勧める話をしていた』って・・・
現場責任者が社長に対して辞任を勧めるって・・・
コレって【クーデター】じゃないんでしょうか?
だから9月に世論を味方に付けようと『辞任勧告を受けた』とブチ上げ関心を引こうとするも、コレも不発に終わり、事態はとりあえず沈静しつつある中で、フライング身分照会で完全に球団側に見切り付けられたって感じでしょうか?
ここまでの騒動になっているにも係わらず【契約解除】しないことに『中途半端』なイメージ持ちましたが、②で書かれている様に年俸以外の莫大なオプションの保証・違約金がチラつき解雇出来ないってのが、実状なんでしょうかね?
こんな状態で来季、まともに戦えるのでしょうか?
ボビーは本日、帰国の途についた様ですが、『士気が下がることはない』と言ったそうですが、そう思ってるのは本人さんだけでは?
ここ数年、ボビーと選手の間にもギクシャクした雰囲気もあったせいか?意外と選手は動揺してないかもしれませんね?
ボビーは日本一も味合わせてくれました。そして斬新なアイデアでファンサービスでも我々を楽しませてくれました。
功績は素直に認めたいと私は考えてます。
しかし、グランドレベルでの【監督】という面の能力には数年前より私は疑問視していました。
なんと言っても、ボビーというキャラクターのワリに冷めた反応を示していると判断出来る選手の態度。
最終戦終了後のセレモニーの際の選手の姿がそれを示していたのだなぁ~と今になって思います。
監督がハナシしてるのに、腕組みする選手や横向いてる選手。ガムを咬んでいる選手。かなりハナシ長かったってのもありましたが【冷めた雰囲気】を凄く感じました。
そして【バント】06年の低迷時に痛いほど『練習不足』を感じた案件ですが、08年においても全くと言っていい程、改善された気配がなく、作戦的にも『やると決めたらやる』では無く、なにがしフラフラしていた感を強く感じました。
アトは外国人の偏った起用。06年のミラーやワトソンを不必要なまでに起用し続けたコトとか、今年5月の【オーティズ・グラブ投げ事件】なんか即刻2軍落ちさせても何等問題ナイことでも次の試合で何も無かったよーにスタメン起用したりと不可解な外国人偏重な起用がたくさんありました。
ここまでドタバタしたんだったら、かなり金銭的なリスクがあるでしょうが、私は【契約解除】した方がスッキリすると思うんですよね。
監督については、今更外部招聘はムチャなので『西村監督代行』で09年シーズン迎えるのがベターなのかな?と感じています。
そしてフロントに対しては【改革】を謳ったのであれば、明確なビジョンを公表すべき。一連のゴタゴタを都合の良い表現でうやむやにしないことを強く望んでいます。
こんなゴタゴタがあっても、マリーンズが大好きです。
なので選手に不安・動揺が残るようなコトだけは絶対に避けてほしいと願っております。