大阪からマリーンズを応援し、地元でセレッソを応援するおっさんのブログ

NPBはMarines、JリーグはCerezoを応援する、おっさんのブログ。娯楽もちょこちょこ書いてみます

《マリーンズ》歓喜の寝不足

会社に着くと、色んな方々からの『オメデトウ』の言葉。

やっぱイイッすねぇ~。

マリーンズファンの方々。本日は気持ちの良いお目覚めだったと推測しますが、現在は如何でしょうか?

ワタシは通勤の電車乗った時点から、ややアタマがフラフラしており、今現在も睡魔と格闘中です。

一瞬目が覚めたのは、今朝の大阪のスポーツ紙。

5紙(大阪は中日スポーツ売ってるトコは非常に少ないです)全て

【ロッテ】の文字。

全部買っちゃいました。

ちょっとダケ試合のレビューです。

6戦目は日付が代わる寸前までの15回ドロー。

7戦目は早々に決着付くか?と推測してましたが、なんの×2の延長ゲーム。

勝因は、西村監督もインタビューで言っておられた通り【マリーンズを愛する全ての人の和の勝利】だったと思います。

初回早々にドラゴンズ吉見投手に襲い掛かり2点GETの直後に今江の走塁がアウトになったことで一気に流れがドラゴンズに向いたと思います。

マリーンズ先発の俊介が、いきなりドラゴンズのキーマン荒木選手を四球で出塁させてからは『大荒れ試合』の開始。

初回の守備にて負傷した森野選手にも打たれるわ、俊介自身も肘を痛めたりと、バタバタの内容。

2回ウラだったか?ブランコ選手に1本出てたら、アノ試合は終っていたと判断してます。

でも手負いの俊介もこの場面はギリギリながら凌ぎ、僅かな希望は繋いでくれました。

ナイスピッチにはほど遠い内容でしたが、負傷を抱えながらもギリギリで持ちこたえてくれた俊介には拍手を送りたいです。

そしてその後登場の小野晋吾もさすがに6戦目の疲れからか?コントロールがいつもに増してままならない状態。

そんなことしてるウチに本調子にほど遠いながらも、微妙ながら吉見投手に立ち直りの兆しを与えてしまいます。

なかなかグダグダな、いつ決壊してもおかしくない試合をピリッと締め直してくれたのは薮田のピッチングだったと思います。

それまでのグダグダが打って変わった様に【ビシッと】4回ウラを3者凡退で抑えてくれた直後にマリーンズ打線に【和】のスイッチが強く入ったと思います。

5回オモテは1アウトから清田がらしいセンター前で出塁し、井口は凡退で2アウトにはなれど、サブロー・今江の連続HIT、テギュンは四球でランナー貯めて、里崎がまたタイムリーでこのイニング3点GETで、序盤の展開では想像の付かなかった【同点】という展開に持ち込みます。

得点後の大事なイニングも薮田がキッチリを3人で抑え、良い流れで内にバトンを渡します。

この試合は3イニングを、ランナーは少々出しはしましたが、ほぼ完璧なピッチング。

レギュラーシーズン終盤からポストシーズンにかけて非常に成長しました。

かなり辛口で評価し続けた内ではありましたが、試合を重ねる毎に精神的に強く、且つ冷静にピッチングが出来る様になったこと、心から評価したいです。

そして7回オモテに『イケるかも?』と最初に思わせたテギュンのタイムリー。

2アウトから今江の火の出る様な強烈な打球はレフトフェンス・フェアーギリギリのシングルHITではありましたが、ドラゴンズの中継プレーの乱れをついてセカンドを陥れます。

なんとか初回の走塁ミスをカバーでき、そしてキム・テギュンがセンター前に運びまさかの逆転に成功です。

でも、世の中そんなに甘くない。いやドラゴンズはそんなに甘くないかな?

9回ウラは4番から始まる打順で、マリンは小林宏之

今回のシリーズ見てて、ドラゴンズ選手中で一番『ドラゴンズ愛』を感じた和田のベンちゃん。

ここ数ヶ月不出来継続の宏之と『なんとかする』って意識を実行出来るベンちゃんとの勝負はものの見事にあわやと思う強烈な【意地の一撃】を左中間に運ぶ3ベースHIT。

そして、ここでの集中力が凄かったブランコ選手にセンターに犠牲フライを打たれ一瞬にして【日本一間近】からイヤな雰囲気が漂い始めます。

しかしながら小林宏之は以降をキッチリ抑え延長戦に突入。

10回ウラも危険な展開となりましたが、森野選手が初回のプレーで足を痛めたことで早々に交代になっていたことが、マリンにとっては有り難かったです。2アウト1・2塁から代打の平田選手をキッチリ討ち取り望みを繋ぎます。

そして感動の12回の攻防。4イニング目に入った浅尾投手が先頭の今江を四球で歩かしてしまいます。

そして勝ち越しの起点となったのは、恐らくプロ(1軍)初打席だったと推測するピッチャー伊藤が、浅尾投手から1発で完璧に送りを成功させたこと。

6戦目ではありませんが、野手でも良い投手+プレッシャーで、あれだけ決められなかった送りバントを超一流の浅尾投手から投手伊藤が一発でキメたことは非常にデカかったと思います。

続く里崎はショートゴロでランナーそのままで2アウトに。

ひつこいですが、今江がランナーで残ってたことが、この試合のヒーロー岡田の一撃に繋がったと思います。

そこそこ足の速い今江であったことで、かなり前に外野手が守ってました。

そして岡田の一撃は高い打球が右中間へ!!!

正直、打球には伸びは感じず、どちらかと言うとフェンスに近づくにつれて失速する打球ではありましたが、打球方向とドラゴンズの今江生還阻止シフトが重なり、値千金のタイムリー3ベースで、昨日まで全く得点の入らなかった延長戦で貴重な1点を挙げてくれました。

『アト3人』伊藤のピッチングに想いを託しました。

結果から考察するに、レギュラーシーズンの最終戦で『クローザー』を経験させておいたことが、この場面で活きたと思います。

そんな浮き足立ったことも無く『伊藤らしく』ピッチング出来ていたと思います。

そして井端選手を三球三振。それも最後は見逃しで曲者を仕留めることが出来たことも大きかったですね。

最後の打球は、やっぱりと言いますか、今年のマリーンズを全てにおいて引っ張ってくれた西岡の元へのゴロを捌き1塁へ送球し試合終了。

至上最大の下克上の完結。そして前回のエントリーのタイトル。

究極の歓喜の時へ

思えば(思わなくても)この瞬間への始まりは08年年末だったと思います。

そして昨年は全てにおいて腹立たしいことの繰り返しや、世紀の大事件。

そんなイヤなことがあまりにも大きかったからこそ築けた【和】

チームに関わる、選手・監督・裏方さん・フロント。そしてファン。

全てのマリーンズを愛する人々が同じ方向を向けた結果が『日本一』というカタチになったと思います。

しがない1ファンが言うのも何なんですが・・・

選手・監督・コーチ・裏方さんには本当に感謝しています。

フロントにも感謝しています。

ずっとマリーンズをオリオンズ時代から保有してくれているLOTTEにも感謝しています。

ファンの皆様にも感謝です。

年に数回しか行けない現地観戦ではありますし、外野席での観戦は昨年までの何がしの、年々エスカレートする異様な雰囲気がワタシにとっては思わしいものでは無く、基本内野席観戦ですが、今季終盤にブログ師匠のktさんとご一緒させて頂いた外野席観戦。

昨年までとは明らかに違う【和】の雰囲気。

これも今季の最高の結果を呼び込んだチカラだったと思います。

『野球は筋書きのないドラマ』と良く言いますが、今季のポストシーズンのマリーンズの歩んだ道は【ストーリーを想像することを出来ないドラマ】だったとワタシは思ってます。

アト1つ。日韓シリーズが残ってます。

今季1番試合数をこなしたマリーンズ。

今度はNPB全球団の代表として韓国チャンピオンを倒してほしいと思います。

本当にワタシが産まれて物心ついた時から『ロッテファン』であったことを誇りに思います。

そして、そう導いてくれた父にも感謝しております。

返信です

うめきち さん

昨日は呑みすぎてませんか?

>我が家でも優勝の翌日のスポーツ紙はすべて「買い」でした。

ワタシは大阪のスポーツ新聞&千葉の妹にも東京(千葉)方面のスポーツ新聞確保お願いしました。(笑)

それと特別版が何冊か【千葉中心に】発刊されるヤツも手配しましたよ。(笑)

ホンマにあのドラゴンズによう勝てたなって感じですね。

一瞬の集中力・結束力【和】で勝ったって感じですね。

週末は現地観戦ですか?イイですね。

今季の最終戦も【勝利】で飾って欲しいですね。