正月明けから連日報じられていました小林宏之の移籍先が阪神タイガースに内定したとのことです。
ロッテからフリーエージェント(FA)宣言していた小林宏之投手(32)が20日、大阪府内で阪神と初めて交渉し、入団することで合意した。希望していた米大リーグ移籍は断念した。近日中に正式契約を結ぶ。
抑え投手につなぐセットアッパーとしての活躍が期待される小林宏は「熱心に誘ってくれて、熱意が伝わってきた。しっかり(藤川)球児につなぎたい」と抱負を語った。米球界への移籍については「(未練は)ない。阪神のために頑張ろうという気持ちだけ」。交渉に同席した真弓明信監督は「一発を浴びることが少ない安定感のある投手。心強い」と話した。
小林宏は昨年11月、国外球団への移籍が可能なFA権を行使して大リーグ挑戦を表明。一方で、米移籍はメジャー契約に限るという意向を示していた。ロッテでは2005年から先発で3年続けて2桁勝利を挙げ、抑えに転向した昨季は3勝3敗29セーブ、防御率2.21。チームの日本一にも貢献した。
【1/20 時事通信より】
昨日のエントリーでも最後に触れはしてましたが、早いコト決まって良かったと思います。
阪神さんとしては、懸案だった藤川投手の前のイニングを任せることの出来る投手が獲得出来たと喜んでる様ですね。
宏之自身【メジャー】を夢見て宣言したFA。
残念ながらその夢を叶えること今回は出来ず、またFA宣言も退路を絶たれた中での宣言だったことも考えると、この時期まで今年のチームが決まらなかったながらも、ここまで大きな期待をかけてくれるチームがあったことホントーに良かったと考えています。
マリーンズとしては宏之が抜けたコトは正直なトコ痛手ではありますが、宏之の抜けた穴というか空いたポジションを伊藤義弘・内竜也の二人がメインとなってレベルの高い【ストッパー争い】をしてほしいと思います。
ワタシ的には経験値で伊藤がリードです。
ここ2年程はシーズン中に怪我での登録抹消がありますが、ルーキーイヤー以降、投げれる状態にあれば、常時1軍でコンスタントに登板しているってのがワタシ的なポイントが高いです。
そして【ストッパー】としての経験。
昨季はレギュラーシーズンで1回のみですが、最終戦の『打たれたら今季が終わり』って試合での経験は、マリーンズ投手陣の中で見れば大きな経験値だったと判断してます。
そして日本シリーズの最後を締めたのも伊藤。
登板機会は僅か2試合でしたが、経験したことは大きなメリットと判断しております。
『あっちむいてホイッ』だったコントロールも年々まとまってきてるのにも期待が高まります。
昨年シーズン最後から日本シリーズ終了まで目覚しい活躍をした内の【インパクト】を見逃すコト出来ませんが、毎年どこかのタイミングで故障原因で離脱するクセが気掛かり。
1・2軍通じ、シーズンまともに過ごしたことがナイってトコは見逃してはいけないポイントと判断してます。
内については【ストッパー】よりも【シーズン通じて、常時投げられるカラダであるか】ってのが先だと判断してます。
彼も昨季、大きな貴重な経験したのも事実なので、その経験を今季に活かしてほしいと思います。
ワタシ自身の変化なのか?ナンなのか?
昨年オフから小林宏之、西岡剛と常時1軍の主力選手がチームを去っているのですが、さほど悲観視してないんですよね。
FA制度が始まって時間が経ったせいなのか?
ヘンに割り切ってる感じがしてます。
宏之の穴は、明確な候補がいるので『さほど』ってのは理由があるからアレですが、西岡の穴は明確な『候補』が【期待】の枠を超えないのに、そう大きくは悲観してないです。
ここはシーズン始まってから感じてくるのかな?
まぁ、抜けた穴は大きいですが、他の選手はプロなんですから『チャンスや』と思って頑張ってくれると思ってます。
また、そんな集団じゃないとダメですよね?
今回は宏之エントリーなんで、宏之に対しての言葉で締めます。
『阪神ファンってか、大阪人の気質として、今までのマリーンズファンみたいに、不甲斐ない結果が続いても、気長に「ドンマイ×2」ゆーてるれる環境ではないことだけはシッカリ肝に銘じておくこと!!!』
今季の活躍を期待しております。