大阪からマリーンズを応援し、地元でセレッソを応援するおっさんのブログ

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《マリーンズ》息詰まる一戦

昨日は帰宅も早く、4回オモテから観戦。

途中8回の攻防は観戦してません。

延長12回引き分け。試合終了は21時50分前だったと思いますが、時間経過を感じさせない、野球ファンにはたまらない一戦。

でしたが、マリーンズファンのワタシとしては、そんな一戦だったからこそ9回ウラのチャンスをモノにし勝利しておきたかった。

そのチャンスを潰した後も、どんなカタチでも良いから勝利しておきたかったって一戦でありました。

この試合の見所は、成瀬、田中まーくんの大投手戦。

田中まーくんvsマリーンズ打線は、まーくんの完璧なピッチングを前に『全く打てる気がしない』程のデキ。

この試合においては打線がどうこうを遥かに超越する、田中まーくんの、俗に言う【神ピッチ】の領域だったと判断してます。

一方の成瀬ですが、状態は70~80%って感じだったでしょうか?

そこそこコントロールに苦しんでいた感を受けましたが、その状態であっても【出来ること】をシッカリした上でのピッチング。

昨年は特に辛口評価し続けた成瀬でしたが、昨年までなら恐らく自分の思い通りに行かないことで自分自身にカリカリしてたと思いますが、この日のピッチングはそうではなく、悪いなりに丁寧なピッチングをしてたと思います。

よって文句の付け所はなく、今季の成長を改めて感じたピッチングでした。

結果だけを捉えると、昨年同様に『一発に泣いた』って感じですが、ワタシ的には結果として【同点被弾】ですが、『内容が昨年の被弾とゼンゼン違う』って解釈してます。

このHR至った9回ウラを振り返ってみますが、被弾原因はこの回先頭の松井稼頭央選手相手のピッチングだったと思ってます。

ラストイニングでもあり1-0ってスコアで冷静な中にも気合十分な入りだったと思いますが、あまりにも思い通りにコントロールでき、完璧に近い様なプラン通りのピッチング且つ討ち取った打球ではあるが、飛んだコースが悪かったので『もしや』って打球を井口のファインプレーで仕留めたことで、次の山﨑選手に対し『プラン通り』を忠実に実行し過ぎた結果だったかな?と判断してます。

基本2ストライクまでは、配球読んでフルスイングする山﨑選手に、初球セオリー通りのアウト・ローのストレート。

コースは良かったですが、【山﨑選手の特徴】よりも【バッテリー間のプラン】が先走った様にストライクを投げてしまったことで、読み通りのフルスイングでバックスクリーンに運ばれ完封目前で同点弾って感じだったですかね?

正直、これは結果論です。見てるワタシも【アウト・ローのストレートから】って考えてましたから。

被弾した後に【ストライクやなく、ボール一個外側狙うって配球やったなぁ】とワタシも後悔しましたから・・・。

やっぱり『エースへの道』は険しいですね。

残念ではありましたが、この経験を今後に活かしてくれればイイと思ってます。

全体的には状態は完璧ではない中で、あのピッチング、メンタルであれだけのピッチング出来たことはマル。

残る【エース】に必要なコトは『自身に勝ちがつくこと』ですね。

そんな意味でも、9回ウラにサヨナラ劇を観たかったですね。

延長戦に登場の投手のコトもちょっとダケ。

延長戦での登板ってコトもあり、薮田⇒カルロス・ロサ⇒内の順での登板となりました。

ちょっと間隔の空いた薮田は、やっぱり経験値が違うなぁ~と感じました。

現在のストッパーってコトでは『あえて』な印象が強くはありますが、登板数ってコトから見ると、中継ぎではどうしても登板数が多くなります。

そうなると、やっぱり年齢から来るものと考えますが、連投⇒登板過多⇒夏場になるにつれて安定を欠くシーズン(07年・10年)が続いています。

今の位置なら起用も限定的になるってのは薮田にとってはプラスなのかな?なんても考えてます。

カルロス・ロサですが、この日のピッチングを観る限りでは、今のセットアップのポジションで精一杯かな?と思いました。

ちょっとこの様な得点・試合経過的に競った展開での起用は【賭け】な雰囲気は否めません。

最後に登場の内はイチバン良いボールを投げてましたね。

もう若手というよりも年齢・年数的には【中堅】に差し掛かってます。

最後の聖澤選手を三振に獲ったストレートは抜け球ではありましたが、キレの良い2種類のスライダー。恐らくインコースを意識してるがあまりにテが出たと推測しますが、3種のキレの良いボールを使い分けれるってコトでは【時期ストッパー】としては魅力一杯であります。

ひつこいですが、内のイチバンの敵は怪我。

今季も怪我で出遅れた事実は見過ごすことワタシは出来ません。

本当に【ストッパー】に名乗りを上げるなら、まずは今季最後まで1軍に残ること。

現在チームでは成瀬が【エースになる為】の成長を感じさせ、それに負けじと唐川が【追いかける努力】をしている姿勢を感じます。

それと同様に内には【怪我しない。旨く付き合う努力】をしてもらい、達成した上で競争してほしいと願っております。

なんで、こんな展開ではこの順番での起用は妥当と思いますし、今後の勝ちゲームの順番も、内⇒カルロス・ロサ⇒薮田の順番でエエとワタシは思いました。

打線の方は、田中まーくんのデキを観れば『ノーヒット・ノーランされなく良かったな』ってのが感想。

7回1アウト、2ストライクまで追い込まれた中、高めに抜けた?いや狙い通りのトコロに投げれなかった【たった1球】を荻野貴司が良く仕留めたなって思ってます。

そのアトの盗塁から井口のHITでホーム突入も残念ながらアウトに。

ここは打球もそうですが、良いブロックをして真っ直ぐホームに侵入させなかった嶋捕手のプレーを褒めるべきでしょうね。

息詰まる投手戦に好プレーを付き物。アカンかなぁと思った矢先のテギュンの右中間を破るタイムリー2ベースHITで先制!!!

テギュン、ナイスバッティングというよりも、打席に入る姿勢がこの1本を生んだと思ってます。

この打席ではそれが出来ましたが・・・12回の打席はちょっと残念。

初球は同じ様な姿勢でありましたが、キッチリ見分けたのは良かったですが・・・2球目はハナっから『テを出さない』雰囲気を見事に突かれて、外側高めのスライダーを見逃してストライク・・・。

このボールに反応出来るよーにならないと、まだまだ復調の道は遠いですかね?

あのボールに反応出来てくれば、相手も組み立てし難くなり、四球や失投も増えてくると思いますが、どっかでカンタンに『ストライクどーぞ』な瞬間が見えるのは【4番】としての迫力に欠けるとこです。

今はサブローが登録抹消であえてスタメン4番なイメージですが、サブローが復帰すれば打順は落ちるでしょうね。

福浦もまだ守備出来ないみたいな感じも起用から受けますし、テギュンのケツを叩く・蹴り上げるって意味では神戸に頑張って頂きたいものですね。

この試合引き分け。こんな試合を結果的に獲れることで上位に入れるか入れないかって感じかな?

そんな意味でも、マリンはまだまだでしょうかね?

今日は唐川。ローテアタマの試合を獲れなかったので、今日は唐川に頑張ってもらい、打線は・・・今日の相手先発は塩見投手ですね。

【相手投手育成打線】は封印して『イヤな印象を与える』攻撃を期待したいですね。

それと日曜日。このまま行くと恐らく俊介かと・・・。

今季勝ててない日曜日ってコトもあり、今日はゼッタイ獲っておきたいです!!!