J1第19節 2017年 7月29日 @吹田スタジアム
吹田スタ初の大阪ダービーマッチ。
当日は家族で夜祭行く計画(嫁が勝手に決めた)でしたが
出発直前に勇気を出して
ワシ「あのぉ~家居ていいですか・・・」
嫁 「なんで?」
ワシ「今日はダービーマッチなのでLIVEでサッカー観たいので・・・」
嫁 「にーちゃんは?お祭り行くの?ほなとーちゃんは留守番ね」
と僅かながらの攻防ありながらも、自宅待機を承認頂きキックオフを待ったガンバ戦でしたが・・・
結果は久しぶりの敗戦。。。
試合終了直後の感想は
『積み上げてきたことの差。やっぱり、まだ、ウカれたらアカンわ』
これが率直な感想でございます。
ワタシの考えるこの試合の一番大きな差というのは、ビックマッチに対する【場馴れ】【過去からの結果】
Jリーグでビッグクラブとして地位を築いたガンバさんと、J1居ても中位~降格圏争い。ないしJ2降格を繰り返しているクラブとの差。
セレッソは連戦であったこともありはしますが、ビッククラブはほぼ毎年の様に、そーゆー日程を経験しているが、セレッソはそーゆー日程で試合が続くことはほぼ皆無。
今回についてはガンバさんはしっかり休めている、セレッソは連戦だったってコトもありはしますが、逆のパターンであっても、ガンバさんの壁を超えること、今はまだ厳しいと感じております。
コンディション云々よりも、セレッソサイドには少し『気の緩み』はあったんやないかな?
前半戦はガンバさんにボール持たれる時間は長かったですが、試合をコントロールしていたのはセレッソだったとワタシは見ております。
後半開始6分で待望の得点を健勇がゲットしますが、得点時間が早かったのと、まだ勢いがあったので、これまで采配が面白い様に決まったユン采配に、僅かなズレが生じてしまった気がします。
この『僅かなズレ』というのは、まだ守るには時間的に早過ぎるってのと、ユン監督も現役時代に経験した【大阪ダービー】
ダービーの重要性というのを選手として経験していたことが、少し試合に入り過ぎてしまい、【先】を想定し準備することが疎かになってしまったのかな?とも感じます。
それはコータ・Mの交代時期。
後半開始すぐから、相当体力的に厳しそーであったコータ・M。
慌ててクニの準備を始めましたが・・・
右サイド切り裂かれる方が一瞬早く、サイドで陸がどっちにも飛び込めない状態になり、フリーでクロスを上げられ、ガンバさん新加入のファン・ウィジョ選手にドンピシャでヘッドを決められ同点に。。。
この失点で、セレッソ全体がなにかガクッと落ちた気が画面から感じましたね。
なんかボール追いかけることもままならず、細かなミスを繰り返してた矢先に・・・
コーナーキックからの2失点目の起点は蛍のトラップミス奪われてから攻撃受け、その攻撃がCKになったんとちゃうかったかな?
そんで3失点目もソウザがバウンド合わし損ねたボールを奪われ、カウンター食らって奪われた失点。
セレッソ全体がガス欠状態に陥り、体もアタマも機能してないよーな雰囲気。
この暑さは相当厳しかったことを裏付けするかの如く、とうとうヨニッチまで交代カードを発動。
これ以上の失点はなかったですが、得点奪いに行く体力・気力も出せないまま、終了のホイッスルを聞いてしまいました。。。
ワタシの雑感としては『やっぱりガンバさんはブレない』かな?
追撃の同点ゴールを奪った、ファン・ウィジョ選手。開幕から前線に核が収まり切れないとみると、絶対に補強でその穴を確実に埋めてくるフロント力。
そんで最後のカウンターで3失点目を喫したアデミウソン選手。
ガンバさんベンチにはいつの時代にも【確固たるジョーカー】が存在し、試合終盤のシンドイ時間に流れを作れる選手をどの年も、どの時代にも配置している所にも『フロントの方針』が見えた様にワタシは感じております。
ユン体制で快進撃を続けたセレッソですが、快進撃のキッカケは、2節目の浦和戦で格の違いを魅せ付けられたこと。
そんで今回のダービーでは『常勝を使命とするビッククラブ』と『J1⇔J2エレベータークラブ』の差を魅せ付けられた気がしております。
この敗戦で下を向いたらアカンと思います。また色々と気付かせて貰った一戦やと前を向きましょう!!!
これまでのダービーでほぼ皆無やった、順位的にセレッソが上で挑んだダービーでしたが、【クラブの自力】はガンバさんが遥かに上。
そーゆーコトの認識がやや薄れた中での対戦やったんやないかな?
それとワタシ個人として一番大きかったなんですが、
「何がなんでもガンバに勝利!!!」みたいな感覚ではなかったこと。
今までのダービーでは「何がなんでも」って気持ちが10段階の9~10ありましたが、今回のダービーではMAXで8くらいにしかなってなかったかな?
これまでのセレッソって中位から降格圏を彷徨っていたので、なんてゆーかな?『意味・意義のある勝負』というと【大阪ダービー】しか無かった気がします。
それに輪をかけ、カップ戦もさっさと敗戦するし、J1残留が第一目標になるので天皇杯もテキトーにJFLに負けたりしたりとか・・・
そんなことしかしてなかったから、相手がガンバさんとなると、ヘンに熱上がってたのかも知れないかな?と。
それと昔はワタシの仕事的にもパナさんには理不尽ばっかで責められ続けてましたが、仕事の関わり無くなったことも相まって『ガンバだけには(怒)』って気持ちも無くなってしまったのかも知れません。
ずっとJ1・カップ・天皇杯、かなりの頻度でACL制覇を念頭に置いているガンバ大阪と
選手は揃っているが、歴史の大半をエレベーターで過ごしているセレッソ大阪
こーゆー差が凝縮された一戦だったとワタシは思います。
ここに追いつくには、選手だけやなく、フロントももっと成長せんとあきません。
この一戦は今後の糧とすべきです。
そんでリーグ戦はまだまだ続きます。
この敗戦を引きずるよーなゲームをまずは次節でせんこと。
ほぼ固定メンバーでここまで来てることもあり、スタメン選手の疲労感が少々心配であります。
この雰囲気を変えれる選手が欲しいところですが・・・
スタメンとSUBの実力差が大きいんですよね?
こーなってくると、キヨが居ないのは大きいなぁ~
こっからの戦力整備はユン監督の仕事ってよりもフロントの仕事。
コンディションを整えるのは監督・コーチですが、適正に戦力を整備するのはフロントの仕事。
丸岡・清原をレンタルとはいえリリースしたということは、枠は空いているハズ。
贅沢使用になっている外国人枠のリカルド・サントスを含みでどう整備するか?
いろんな意味で今後にも注目しております!!!