2017年10月15日
J1 第29節 @ベストアメニティースタジアム
この日は出勤日。5月に新規部署への配属となり、立ち上げ当初は閑古鳥でしたが、夏場を境に軌道に乗り出し
それと同時にやれ休日ナシシフトが10月1日から始まったと思いきや、その週の半ばからは24時間稼働開始だのとあり
緊急シフト組み換えで対応するも、頭数だけ合した感じで、メンツ眺めると…『この日ヤバっ』ってのが存在し。。。
結局、そーゆートコの穴埋めはシフト組んだ自身の責任なので、自分でフォロー。
それでこの試合日がその『この日ヤバっ』ってシフトでしたので、泣く泣く出勤。
試合はLIVE(音無し)でちょこちょこ確認。試合結果知ってて再度観戦したものの・・・
やっぱ熱が入らず試合がアタマに入って来ません。
なら更新いーんじゃないの?ではありますが、ゆーても勝ち試合の更新スルーするワケにはいかないので
カンタンながら雑感を。
試合全体としては終始押されてた試合でしたね。
前線で動き回るイバルボ選手に、そのイバルボ選手の動きにリンクさせた小野裕二選手。
後半開始早々のヘッドはちょうど視聴してたタイミングでして「やられた・・・」と思いました。
上にあげた2人よりも一番やっかいだったと思ったのがSB吉田豊選手。
SB吉田豊と書いてしまうと・・・昔ホークスに同姓同名の左投手が居ましたよね?
あっココはJリーグのトコやから、知ってる方は少数かな?
吉田選手に相当手こずりましたよね?
バンバンとパス入れられるは、サイドからのクロスをブロックされるはと。
イイSBだと思います。観戦に来てた代表監督さんよ。こーゆー選手を呼べよなっ。
今季3年ぶりか?の開幕からのJ1観戦やけど、日本人SBで吉田選手が一番インパクトが強いで。
終始劣勢だったセレッソですが、この試合は山村がまたまた故障発生による長期離脱が決定し、健勇とのコンビが誰になるかに注目しておりましたが、
ルヴァンの起用もあってか?曜一朗がFWに入り、左SHには「おかえりキヨ」の清武弘嗣が入ります。
今季については、試合終盤の『ジョーカーでどうですか?』としていたキヨですが、山村が居なくなったんで、そんなことも言ってられなくなり、
それを加味すると、この布陣が現有戦力でのベストチョイスなのかとワタシは考えます。
CBですが木本がレギュラー掴んだかな?まさかヤマがこれだけベンチってのはシーズン当初には予想出来なかった。
手薄なCB陣ですが開幕当初はルヴァン組の木本が・・・です。
しかし皮肉なモンですね。ヤマがレギュラー奪取したのはモニさんの欠場から。
そして今、レギュラー奪われたのは自身の怪我。
『休むな』はムリなハナシですが、ある意味これもプロ。
こーゆーチャンスを活かした木本も立派やし、ぼぉーっとしてるとすぐにヤマと交代される。
そーなるとヨニッチとて安泰でもなくなる。良いサイクルだと思います。
全体的に試合を眺めていて感じたのは、あれだけ攻められながらも失点したのはペナルティエリア内で陸のジャンピングキックで吉田選手の背中を蹴ってしまったことによるPKでの1失点のみ。
それ以外にも危ないシーンは多数ありましたがずっと集中して走れていた印象。
季節も涼しくなり走りやすく集中しやすくなったのかな?
一番の勝因は気候なのかな?とワタシは感じております。
それと、この試合は最後に吉田選手だけやないですけど、最後で引っ掛けられるシーン多かったですけど、カウンターに入った時にパスが横にズレたり、走り出してる選手がブレーキかけてズレたパスを回収したりってシーンが少なかったかな?
特に2点目の基点なんかがソレ。ヨニッチのパスが駆け上がってる陸のスピードにタイミングバッチリのパス。
あーゆーパス繋ぎがこれまでの試合では微塵も見られなかったですが、この試合はソコも違った印象でしたね。
個別事案として、最初に触れるのは、柿谷曜一朗。
選手としてひとつの殻を破るためには左SHでの一本立ちは必要ですが、この試合通じて眺めてた印象としては
『曜一朗はやっぱ真ん中のゴールに近いエリアでプレーしてナンボの選手やなぁ~』と。
オフサイドには掛かってましたが、相手DFの裏取る意識とスピードは【水を得た魚】やないですけど躍動感がありました。
一本惜しいシュートがありましたが、抜け出しのタイミングはまさに「曜一朗のリズム」
あの抜け出しと足技。あれでこそ曜一朗ですよ!!!
クルピ以降の監督は全員といって良い位、曜一朗をサイドで起用しますが、誰もそこで使い切れていない印象。
ユン監督とて同じ感じがします。
ワタシ評としては、曜がサイドに入ると、ここにボール入るとスピードが出ないんですよね?
足元の技術が高すぎるからなのか?いっぺん収めてから動き出す分、よく言えば『タメを作れる』ですが悪くいうと『ブレーキかける』って印象。
シーズン序盤の快進撃が始まった時からはマルとのコンビで崩しが出来てましたが、失速すると同時にマルとの連携も相手に読まれ、且つ曜一朗にボールが入るとスッと2枚でブロックされて動けない・ボール出せない状況になってしまう。
これがJ2なら『個人技』で破ることは出来ますが、ここはJ1。そんなカンタンにさせて貰えません。
そこに輪をかけてチームの失点が増えだしたことでマルが思いっきり上がってこれなくなってるし、上がるとカウンターのシーンではマルが駆け上がった後ろのエリアを使われるしでリズムが相当よろしくありません。
そこリセットする意味でも曜一朗は山村が戻ってくるまでは真ん中・健勇の後ろがいいんじゃないかな?
次に益々存在がチームだけでなく、代表入りを熱望する声、これまでの振る舞いから疑問視・否定的な論調が乱れ飛び、絡みまくる杉本健勇。
この試合は集中して【前向いて】プレー出来てましたね。
失点即の追加点。あれは健勇の『個人技の塊』の様なシュート&ゴールでありましたが、集中してるとあーゆープレーが出来ちゃいます。
試合開始早々にもあんなシーンがありましたが、あの場面って相手DF4枚と勝負してましたよね?
シュートは外してましたが、なんて言いますか?怒りをブチ捲けるんでなく、少し笑みが残る感じで空見上げて「あぁー」ってしてたシーンみて『今日の健勇は精神的に「ゆとり」があるな』って。
あーゆー感じで感情のON・OFFが出来てる時の健勇は無双です。
ただ、ここをカンタンに乱されて自滅することが・・・特に夏の吹田でのダービーマッチ以降増えてましたから。。。
これも気候が涼しくなり、夏場よっかは冷静にプレー出来るかな?
得点王とか狙える位置にはおりますが、そーゆー邪念で気持ち乱して自滅するのも杉本健勇。
常々のインタビューでクチにする『チームが勝つことが1番大事』ってコトバ。
この気持ち忘れずにプレーすれば、みんなと協力してプレーすることが一番大事。
ホンマこの気持ちを忘れんといて欲しいです。
最後になりますが、コータ.Mと陸の連携。
スタッツでは左サイドからの攻撃が多いですが、効果的な攻撃が出来てるのは右サイドのコータ.Mと陸のコンビ。
アシストクロス上げてるのはコータ.Mですが、2点目となったプロセスはまさにこの『右サイドコンビ』あってこそ。
陸のドリブルで吉田選手を中央に引っ張り、ギリギリのタイミングでコータ.Mにパスを出し、コータ.Mからの『優しい・正確なクロス』が外でフリーのキヨの元へ!!!
落ち着いてキヨがヘッドで押し込んだゴールですが、崩しがめっちゃ良かったです。
最近のセレッソは右サイドが機能しないと得点奪えないですからね?
それとここの流れですが、ヨニッチから陸へ渡ったパスも陸のスプリントスピードに合わせたパスも良かった。
調子下降時のセレッソはこのパスが受けが止まったり、ブレーキ踏んでバックしたりでしたが、この試合は結構な頻度で受け手が「前に推進しながら」受けるパスが多かったんじゃないかな?
このプレーの頻度がこれから上がってくればイイですね。
久しぶりの勝利はうれしいですね。
またこっからもリーグ戦の間に天皇杯とルヴァンが絡んで来ます。
そこをどう乗り越えるか?
気候が涼しいから寒くなるので、またユンサッカーが復活するのかな?と。
そんな淡い期待をしながら、以後の試合を楽しみにしております!!!