J1第26節 @エディオンスタジアム広島
昨日早朝の記事では「取りこぼし」なんての散見しましたがハッキリ言って完敗。
広島さんの徹底した戦術にキッチリとハメられたら印象ですね。
勝算があったとすれば、立ち上がりのまだ相手のディフェンスが固まりきっていなかった時間の得点が必要であった印象。
攻めてはいたが決定的なシュートはほぼなく、基本ツメの段階はシッカリと守られていたかな?
空気が明らかに『おかしい』雰囲気になったのは、35分頃の健勇の『決まった』と思われたシュートをホンマ見事に高橋選手が引っ掛けてCKにした場面。
あれ以降、健勇がプレーのひとつひとつでイライラし出したコトが代表的でしたが、全体が浮き足立つよーな感じになってましたね。
そうそう、ここは健勇だけやくソウザもイライラしておりました。
攻めてはいたけどキメ手に欠く時間が続けど雰囲気は『どんまい×2』な感じ。
あーゆー雰囲気になると。。。危なくなるのがサッカーってスポーツなんだと改めて感じました。
後半開始からも攻めてはいたが、チャンスらしいチャンスは陸が抜け出してミート出来なかったシュートくらいかな?
広島さん側からアクションは起こさずにセレッソボールの際は、中央・両サイドともに人数かけてブロックし、ボール奪うとカウンター。
前半はカウンターを受けても冷静に対処していましたが、後半になり徐々に劣勢になる時間が増え、アンデルソン・ロペス選手からパトリック選手に危ないスルーパス(判定はオフサイド)通されてからエラくバタバタし始め、広島さんがカウンターのギアをもう一段上げる明確なサインを送る様なフェリペ・シルバ選手の投入。
そして投入数分でその作戦がドンピシャのカウンターからシルバ選手のスルーパスがゴール前のパトリック選手に渡り、パス出ししたシルバ選手がゴール前に顔を出し、誰もつけずにシュート発射でGKジンヒョンも不意を突かれ一歩も動けずにゴールを奪われます…
シーズン序盤ではCKからのヨニッチってカタチで追撃出来ておりましたが、今では相手に研究され尽くし、今では「次の一手」が打てずに手詰まりになってしまう。
失点後にベンチメンバーを改めて確認し「ダレ使うよ?」と想像しましたが、どの選手もスタメン選手の備えてるもの、カンタンに申しますと、
パス
ドリブル
シュート
の内1つでも超える「攻撃的な特色」がなく、『シンドイなぁ~』ってのがファイナルアンサー。。。
こーゆー展開になると、今のセレッソではかなり厳しい。
前々回のエントリーでも上げた【ジョーカー】の存在がセレッソにはいない。
今節のroslinさんエントリーも取り上げていたBプラン。
これは今季に限ったコトやなく、セレッソの文化ですね。
スタメン布陣で勝利を狙いに行くカタチは、監督どうこうやなく昔っからこんなスタイルですね。
劣勢や膠着した場面で「空気を変える」選手を据えるという部分。
昔で言う『14番らしい』選手がいたコトってあるのかな?
今までの歴史の中で交代カードで試合を決める役割を担った選手って?
ワタシ記憶にないんですよね?
恐らくですが、今季の編成においてこーゆーとこまでアタマが回って無かった印象かな?
だからFWも「献身的な前線からの守備をいとわない」とされる澤上にリカなんでしょうね?
勝ってる展開の澤上投入なら『前線からの守備』ってコトではアリですが、こーゆー展開で投入しても…
期待は出来へんですよね…
リカにおいてわベンチにも入れん。清水戦でしたっけ?後半交代カードで投入されたのって?
アノ采配ですが、ワタシの推測ではユン監督が『ジョーカー適正』計った投入やったと見てます。
でも機能しなかったので、スタメンFWに故障者発生した場合はベンチに入れるが、そうやなかったらベンチ外。
そんな立ち位置になったのだと推測しております。
今後残りの試合相手を眺めても、向こうから仕掛けてくるチームって、神戸さんとマリノスさん?ダケかな?
アトのチームは恐らくですが今回の広島さんっぽく来ると想定します。
そー考えると、ワタシは清武弘嗣も復帰が待ち遠しいんですよね。
ジョーカーとしての。
それかキヨがスタメン復帰とした場合、誰をスタメンから外す?と考えると、ワタシはコータ.Mやなく
あえて曜一朗やなぁ~と。
相当乱暴な見解なことは承知しています。左サイドがダメってことやなく、途中出場で雰囲気変えれる選手って誰?って考えると、ここはキヨ<曜一朗なのかな?っと。。。
ピッチに入るダケで空気を変えれる選手。一発のプレーで流れを持ってこれる選手。
後手な戦術かもですが、これまでの様に前半でリードして、後半の早い時間で山村をディフェンスラインに吸収するプランどーりに進められる試合ってそう多くはないとワタシは予想しております。
そう思うと、清武弘嗣という強力なカードが戦列復帰した際には、メンツのディフォルメは必要なのかとも感じます。
かなり相手の研究が進み、健勇の大覚醒で全体的な攻撃のバランスってかアイデアが躍進始めた時期みたいな【慎重さ】が薄くなってる気がします。
この前の節のFC東京さんは、戦術が迷走されていたので、右も左も中央もスキに使えましたが、今節の広島さんは徹底して引いて守り、特にサイドのケア、特に左サイドのケアは強かったですよね?
曜一朗とマルのコンビネーションは皆目させて貰えてなかったです。
そうなると中央×2で細かいパスやトリッキーなスルーやヒールパス織り交ぜてましたが・・・
うまく意思疎通が図れないことしばしで、どんどんイライラが募ってたよーにワタシには見えました。
こーゆートコももう一度見直す必要がありますね。
さぁここでユン監督がどんな選択をするのか?
そんな意味では優秀な監督なので、なにか策を講じてくるとワタシは見ております。
リーグ戦は残り8節。そんでルヴァンのまたまたダービーも控えており、そうそう天皇杯も始まる。
中々慌ただしい年末までの第4クォーター(そんな言い方、サッカーではせんか???)
とにかくこのままズルズルとジリ貧にならないことを願っております。