大阪からマリーンズを応援し、地元でセレッソを応援するおっさんのブログ

NPBはMarines、JリーグはCerezoを応援する、おっさんのブログ。娯楽もちょこちょこ書いてみます

《セレッソ》煽りのない大阪ダービー

2020年11月03日(祝) at ヤンマースタジアム長居

J1 第26節

セレッソ大阪 1 - 1 ガンバ大阪

 

 

10/31開催の25節は先に消化済のセレッソ

休養十分です。

 

スタメンに松田陸が復帰し、

ボランチの藤田・デサバトが並び、

topには豊川が座る

今現在のベストメンバー。

 

ガンバさんは、先に飲酒運転云々のお方が抜け

カタカナ表記はパトリック選手のみ。

ガンバさんにしてはちと不思議な印象。

 

ゲームの方は、一言で【楽しい】ゲーム。

ヤンマーの入場者数も2万まで増え、

アウェーサポの入場も【可】となったけど

声をあげての応援は【NG】

時折起きる唸るプレーへの「おぉ」はご愛敬。

 

声があると、【クラブ愛】を語るにおき

必要のない行き過ぎた表現が

どうしても口汚くなってしまうのが

大阪ダービー

ちとあの空気感にゲンナリしてるワタシ。

 

今回は【声】がない分、ホンマの意味での

『魂のぶつけ合い・ぶつかり合い』が

ピッチから十百聞に伝わる、

ベストマッチやったとワタシ感じてます。

 

このゲームの視聴ですが、、、

当日は通常出勤日でありましたが、

世間は祝日。

こんな日の出勤は、ちと緩むこともあり。。。

なにげに周りの目を盗み、気配を消し

LIVEで視聴してたりなんかして。。。

でも、チカラ入りましたね(笑)

 

坂元にボールが入り、ガンバ陣地に侵入すると

パッと3枚で挟み込む徹底ぶり。

セレッソ陣地ではSHが突っつく程度ですが

ガンバ陣地に入るとパッと挟み奪ってカウンターが

ガンバさんのプランであること解りましたね。

 

反対サイドにキヨには井手口選手が就いてたのかな?

キヨがテクニックで交わすシーンありーの、

井手口選手が強さ魅せるシーンありーの。

この二人、それぞれのチームに復帰する前は

海外でプレーしてた二人。

Jリーグでは無双ですが、海外では・・・

海外のレベルよりも語学で大きく躓いたかな?

猫も杓子も海外×2と煽るけど、サッカーだけしてたら

えーっちゅうモンやないんやな?と改めて感じました。

 

先制したのはガンバ大阪

 

ダービーであれするか?

それともダービーの空気があのプレーを呼び込んだ?

パトリック選手の胸トラップと爪先リフティングの

コンビネーション・・・スゴ過ぎ。。。

マティいなしてラストパス。

リプレーみたらデサバトに当たってコース変わってた

にせよ、奪われずにラストパス出したのが凄い。

そこに井手口選手が走り込みズドーン。

ジンヒョン、ノーチャンスでしたね。。。

あれは見事過ぎました。。。

 

しかし×2、あっちゅー間にセレッソが追撃!!!

このゲーム、シュート狙える位置で受けた

セットプレーは、ずっとあんなフワっとした

浮き球入れてしてましたね。

壁の上を弧を描いて通過するボールに

木本が追い付きシュート放つもバーに激突。。。

しかしそのルーズボールに豊川が!!!

ゴール狙いに行く熱量なんかなぁ~

精一杯カラダ捻ってヘッドで押し込み

追いつきます!!!

 

さぁ、まだまだゲームは分からないぞ!!!

 

こっからも時間の過ぎるのが早かった。

 

ガンバ宇佐美んが見事にウラ抜けして

『ヤラれたぁ』ってシーンは

守護神ジンヒョンが鬼セーブでシュート阻んだり、

 

後半は、豊川の交代カードでサクラの8番

柿谷曜一朗を投入。

キヨ・曜一朗に奥埜の絡みは面白いが

シュートまで中々持ち込めず。。。

陸から曜一朗へのスルーパスも唸りましたね。

ガンバ三浦選手のナイス判断でシュート撃てなかった

ですが、凄いイイプレー。

 

そんで繋ぎのトコ、ガンバの福田選手のパスカット。

少々危険なシーンもあったにせよ

坂元に『させまい』って熱量が凄かった。

 

他にも色々あったですが、

 

退屈な時間が一切なく、アツい展開が

試合終了のホイッスルが鳴るまで

ずっと続いていた印象。

 

【手に汗握る】って、こーゆーコトなんでしょうね?

残念ながらドローゲームになりましたが

楽しいゲームでありました。

 

セレッソが勝ち切れなかった要因。

ひとつ挙げるとするならば!!!

『デサバトと藤田のシュートって枠飛ばんな』

これに尽きますかね?

このゲームに限ったコトやなく・・・

サバトのシュートって、、、

相手DFにブロックされるか、

枠の遥か上空を超えて行くか。。。

とにかくGKが仕事するシュート撃ってる記憶

ワタシ皆無です。

そんで藤田のシュートも見事に枠を外します。

これもこのゲームに限ったことやなく。。。

 

厳しいゲームが続く因子。ボランチの攻撃時の

貢献度がちと低いかな???

相手からボール奪う、キープする。

までは完璧ですが、、、

パスミスにドリブルのタッチミスに

枠に飛ばないシュート。。。

これホンマに苦しくしてます。

 

大阪ダービー』ながら、メンツ眺めてても

なんか不思議な感じしましたね。

 

もう10年近く前になるのかな?

セレッソ期限付き移籍してた倉田秋

ガンバさんの10番としてプレー。

円熟味を増した存在感醸してますね。

 

倉田秋セレッソ在籍時、一緒にプレーしたメンツ

キヨにマルにジンヒョンに。

曜一朗は徳島ヴォルティス移籍中で

倉田秋と曜一朗はセレッソで一緒にプレー

してないんですね?

 

セレッソの豊川に瑛ちゃんに

ガンバさんの矢島選手に一森選手。

セレッソがJ2時代のファジアーノ岡山の主力。

そらこの当時のファジアーノさん、強かったハズやわ。

 

試合実況中に宇佐美選手のインタビューにて

「ユース時代から【セレッソには絶対負けるな】

と叩きこまれてます」ってコメントの紹介。

ガンバさんはホンマに徹底してますもんね。

 

そんな意味で【ユースからの生え抜き】

って目で眺めると、、、

セレッソは曜一朗にマル、そんで瀬古歩夢。

マルと歩夢でほぼ10年空いてますね。

一方のガンバさんは、

未だにイケメン健在なツネ様監督筆頭に

秋くんに、菅沼・井手口・宇佐美各選手に

SUBにも川崎・塚元両選手が。

この10年の両クラブの育成。

セレッソは南野タキという最高傑作

輩出して以来、

セレッソの育成は低迷してますね。

ちと大熊GMなった辺りから、

育成がややぼやけたか?

 

ダービーを意識してプレーするセレッソのメンツ

ですが、よう考えると『生え抜きちゃうんよね?』

やけどクラブ愛はシッカリと伝わってました。

 

 

最後に、

戦前の煽り少なく、ゲームの舞台でも声援なかった

大阪ダービーでありましたが、

今後もこーいったダービーであって欲しいなと。

 

興行として盛り上げなければいけない側面

プロスポーツなのであって当然なんですが、

 

サポーターの悪乗りが過ぎること、

ワタシ思わしくない。ってずっと思ってます。

 

特にガンバサポさんですね。

口汚く罵ったり、子供っぽいシカトしたり。

 

 

それはですね、このダービー前に行われた

大阪市を廃止する是非を問う住民投票

いわゆる『大阪都構想是非を問う住民投票

ってヤツの公示から投票日まで。

大阪市内の雰囲気は、やっぱりおかしかったです。

 

ワタシは大阪市民でないですが、

会社所在地・本社は大阪市

まだコロナ対策で社用車で通勤してますが

帰宅ルートにあるフツー規模の駅前では

それぞれの支持者が、

主要ターミナル駅では各支持政党の大物が、

賛成・反対の根拠よりも、

お互いの悪口を常にやりやってる空気感。

 

あれってどう考えても異常です。

 

それは大阪ダービーにも言えること。

ピッチ外の不必要な煽りに

流されてるサポーター、多いんじゃないかな?

 

今回はコロナ禍でスタンドからの声援はNG

しかしピッチからヒシヒシとビシビシと伝わった

【プライドのぶつかり合い】

 

ヒジョーに楽しく、見応えがありました。

 

今後もこのスタンスでお願いしたいモンですね。