大阪からマリーンズを応援し、地元でセレッソを応援するおっさんのブログ

NPBはMarines、JリーグはCerezoを応援する、おっさんのブログ。娯楽もちょこちょこ書いてみます

《セレッソ》開幕早々の降格圏内、一旦は脱したかな?

2019年 3月30日 @ユアテックスタジアム仙台

J1 第5節

セレッソ大阪 2 - 0 ベガルタ仙台

 

代表ウィークを挟み、1週間空いたJリーグ。

この2週間でロティーナサッカーを

染み込ませたか?

そんでお相手は、今季開幕スタートを

セレッソ同様にズッコケている感プンプンの

ベガルタ仙台さん。

ベガルタさんとセレッソは昇格・降格争いを

同じ時期に幾度となく繰り返す旧知のお相手。

このゲームですが「良い試合」よりも

最低限『勝つ試合』が求められる1戦。

「内容は良かった」でも【勝てなければ】

今以上に悪い雰囲気になり、方針・方向性に

疑念が生じ、その疑念から

ユース出身組 vs 移籍加入組の軋轢で

空中分解起こすこと何度となく繰り返してる

セレッソ故に凄く×2大事な1戦。

この試合をドローなり敗戦すると

開幕早々降格に当確ランプが灯ってしまう

可能性大。

なので勝利を求められる1戦だと

位置付けハラを括っての観戦でした!!!

HTにマリーンズ戦挟みながら・・・

 

スタメンですが、前節筋肉痛めて途中交代

したデサバドんトコに古巣対決となる

奥埜が入り、DF3枚の右は片山が継続。

今のスタイルなら片山なんでしょうね?

 

仙台さんのスタメンも昨年からガラッと。

主力の流出やらで、采配に焦りがあるのか?

ワタシ的に蜂須賀選手をベンチスタートに

しくれたコトは有難かった。

セレッソの関口クニはベンチ外でした。

 

ざっと試合を振り返りますが、

この数試合、キックオフして5分以内に

一度は得点を予感させ

る良い攻撃が発動しますが

この試合もご多分に漏れず、

高い位置でボールを奪いフィニッシュまで。

でも・・・ここから・・・

徐々に相手の主導権を握られます。

今季セレッソの【後ろからビルドアップ】

CBラインでのボール回しにチャージ

かけられ、焦った様に捌くボールは

出し手と受け手の呼吸や距離感が合わずに

カットされ、シュートまで持っていかれる

展開を14分~21分の約7分間に

3つもやってしまう怠慢。

怠慢はやや的外れな表現かもですが、

この3つ、相手も焦りがあった様で

ジンヒョンの正面突いたり

ミートし切れなかったりで

事なきを得ていましたが、

ひとつでも決められていたら・・・

違った展開になっていたと推測します。

 

ベガルタさんにペース握られ、

しょーもないミスを凌いだりして

いましたが、セレッソ同様に

ベガルタさんも厳しい状況のチーム。

試合終了後、冷静に振り返ると、

今季やっと流れの中からの2得点。

 

先制点の流れこそ

『今季セレッソがやりたいサッカー』

だったのかな?と。

 

相手が蹴り出したルーズボール

一旦木本が回収し、一瞬攻撃開始と

攻め上がりますが自重し、

バックラインで

木本⇒ヨニッチ⇒奥埜とノーリスクの

パス交換から、センターサークル付近の

ソウザに渡し片山へ

 

片山⇒曜一朗⇒陸のボール回し。

1週目はゆっくりとボールを失わない様に

そんで2週目に入った時点で

陸が前線へ動き出し、ボールは

曜一朗⇒片山⇒曜一朗とギヤを一段upした

パス回しから、曜一朗も陸と意思疎通が

シッカリと取れていたんでしょうね?

相手DFの裏のスペース。

曜一朗がダイレクトで陸の攻め上がりの

スピードも加味した様なループパスに

ドンピシャのタイミングで陸が合わせ

陸からのグランダークロスも

都倉の要求するスペースに

都倉のタイミングで供給し

インサイドで合わせ見事に

ゴーーーーール

 

改めて展開を見直しましたが、

まさに今季のロティーナがしたい

サッカーが凝縮された様なゴール!!!

『おみごと!!!』の一言ですね。

 

 

その後の展開については、

どちらかというとベガルタさんの

ペースやったかな?

そんで先に動いたのはベガルタさん

 セレッソにとって?

いやワタシにとって非常に厄介な

蜂須賀選手を投入して来ます。

そんでセレッソも交代カードを!!!

曜一朗out ⇒ 亜土夢in

 

この時の態度を皆さんはどう感じましたか?

ワタシには昨年同様にふて腐れた様に。。。

プロである以上、負けん気は必要。

ただ、彼も気付けば30手前の選手。

且つ昨年の騒動etc

かつプライベートでは父親に。

もっと感じることない?

もう少し大人にならないと。。。

 

と多少ストレス感じる交代ではありましたが

そのストレスを田中亜土夢が!!!

交代選手からスタメンを脅かす選手に

ステージアップしたかな?

海外経験した選手がほとんど言葉にする

『得点してナンボ』

を見事に魅せてくれました。

 

2点目の基点って亜土夢なんですね?

相手DFのボール回し時の

ボールホルダーにチャージかけて

焦ってパス出しした冨田選手には

そのひとつ前から奥埜選手がマークしており

冨田選手にボール入れた時点で奪い合いに

そのボールを奥埜がキヨに掻き出し

カウンター発動!!!

そんでキヨらしい

『ここに走り込んでキメてくださぁ~い』

と言わんばかりの【優しいパス】

亜土夢が相手GKの動き判断し

ファーサイドにズドーンとゴール!!!

 

この得点、セレッソにとっては大きく、

またベガルタさんにとっては

非常に重い失点・・・

 

この直後からですね、試合開始前から

降り続く雪がピッチ上にも積もり出したのが

画面からも確認される様になり

白基調のボールから蛍光オレンジに変更。

 

トピックスはこの程度で、

特に盛り上がることもなく、

また、膠着した時間が続き、

ファールを受け立ち上がらない

ソウザに対し、ベガルタサポから飛んだ

ブーイングに、ソウザが素振りでアピールし

またそれに呼応したコールリーダー部隊が

画面にポンされた時点で・・・

明らかにピッチのソウザに対し

全身で挑発する姿に中指立ててる映像が映り

後日、該当者2名のサポーターが

7試合の出入り禁止が発表されるという

ベガルタサポーターさんがイライラする

展開のまま試合終了。

 

セレッソが勝利しました。

 

状態が上向かないチーム同士の対戦。

結果は、セレッソに軍配。

このゲームを獲ったからと言って

諸手上げて喜ぶようなコトはなく

最初の降格関所をクリアした印象だけで

まだまだ道程は長いです。

 

今季は昨年の超過密日程ではなく

フツーのシーズンですので、

どんだけの準備をするかです。

 

攻撃の部分ですが、都倉がTOPに入り

やっとカタチが作れるようになったかな?

前線でシンプルにボールを収め

チャンスの場面ではシンプルに前を向く。

こーゆー判りやすいプレースタイル。

こーゆー姿勢って凄く大事やと。

 

そんでチームの方針ですね。

最後の交代カードでinした山下達也

陸との交代やったのでCBに入るのは

分かってましたが、純粋に3バックで

試合を終えるのかと思いきや!!!

右サイドからの攻撃時はそれまでと

同じ様に山下もオーバーラップして

山下・片山・亜土夢のトライアングルを

形成します。

正直、こーゆープレーが得意でないので

現在のスタメンが片山なんだと考えますが

チーム方針に則り、苦手なコトもやる姿勢、

これは嬉しかったですね。

 

次節はFridaynightーJ

等々力で川崎フロンターレとの一戦です。

フロンターレといえば【山村和也】ですが

ベンチ入りすらしてないですね。。。

 

まだまだ茨の道が続くセレッソ

 

とにかく、一戦×2を大切にシンプルに。

 

そう願うばかりです。