2020年10月17日(土) at ヤンマースタジアム長居
Ｊ１ 第２３節
どんだけチンチンにヒネられるか？
とワタシ勝手に予想していたこのゲーム。
終わってみれば４－１快勝！！！
振り返ってみます！！！
この日もＮＰＢとブッキングしてましたが、
マリーンズは早々に雨天中止が決定し
このゲームに集中。
セレッソのスタメンは、前節と代わったのが
藤田がベンチで木本が入り、
前節の木本のポジションに瀬古歩夢が入ります。
そんでもってゲームスタート！！！
マリノスさんスタメン、
Ｗジュニオールにエリキ選手に
前田大然選手までを前線に並べる布陣。
『どんだけＣＢのウラ取られることやら・・・』
と不安イッパイでありましたが・・・
マリノスさんの面々も夏場の連戦に
このゲームはセレッソ同様に中２日
且つ前節は吹田でガンバさんとゲームして
今日は長居でセレッソと。
移動も重なってですかね？
とにかく出足が悪かったといいますか？
スプリントするトコは
①セレッソＣＢからＧＫジンヒョンに入るボール
の２点に絞っていた感ありましたね。
フリーでボールホルダーを追いかけ倒すのは
前田大然選手のオジゴトやったみたいですが、、、
スプリントは速いですが、それ以外の部分、
フタの仕方に足元のテクニックが
明らかにセレッソのメンツよりも劣っており
そう脅威にはなってなかったですかね？
【自分達のサッカー】を優先しており
セレッソのされてイヤなコト
ほとんどしてこなかった印象。
前線の３枚が攻撃オンリーでほぼ守備しないので
相手ＳＢの前のスペースはほぼフリー。
キヨ・マルのサイドは喜田選手に松原健選手
坂元・瑛ちゃんのサイドは扇原タカにティーラトン選手。
喜田選手のアグレッシブな寄せは多少危険なニオイ。
怪我させられる感ありましたが、
キヨにマルのテクが上回ってましたし、
反対側サイドといえば、
瑛ちゃんがマティの脇のケアの比重が高く
そう前に出てきませんでしたが、
相変わらずのディフェンス出来ない扇原タカに
ティーラトン選手では坂元から自由を奪うこと
そう出来ず、久しぶりにセレッソの両サイドが
『スキなよーに』プレイできたんではないかな？
セレッソが先制したシーン。
坂元とティーラトン選手のマッチアップ。
切り返しを警戒し飛び込めないので
坂元のリズムで放り込んだクロス！！！
ブルーノの頭上を越えるも、後ろにポジション
取ってた奥埜にドンピシャ。
奥埜の先制ヘッド！！！
それも久しぶりに前半の早い時間帯の得点！！！
この試合は少し違う予感がしました。
サイドが自由になったといっても、
マリノスさんのＣＢ２枚が強く、
寸でのトコでは喜田選手も絡みって感じで
中々追加点は奪えませんが、
まぁサッカーってこんなモンかと。
湘南戦みたいな閉塞感はありませんでした。
しかしながら現在の右ＳＢ瑛ちゃんの布陣。
ポジショニングが陸とは違う分、
パス回しの時、マティなりデサバトが
思うところに『瑛ちゃんがいない』
みたいなで、ボールがタッチライン割る
シーン増えると徐々にマリノスさんが
ペースを取り戻した印象。。。
３０分過ぎから前半終了まで
セレッソが劣勢に立ってしまいますが、、、
首の皮１枚・・・のシーンあり、
どう見てもオフサイドやけど
綺麗に抜け出されたシーンもあり、
エリキ選手が要所で仕事を始めます。
ですが失点することなく前半が終了します。
そんで勝負決めた後半ですね。
６６分の一連の流れからの奥埜のシュート。
あれは守ってる側はキモチ折れますね・・・
ピッチ中央付近でキヨがボール回収し
逆サイドのスペースに攻撃参加した
瑛ちゃんにボールを回し、
このゲーム、このスペースでボール奪うと
ほぼノーマークだったんですよね？
ボール受けた瑛ちゃんから、
裏抜けしエリア侵入したキヨにループパス。
で、キヨのヘッドの折り返し、アレ多少
本人のイメージと違うボールになったですが
詰めてた豊川もバウンド合わすこと出来ず
その外側にいた奥埜がタッチラインギリギリで
ボールを持ち！！！誰もが
『奥埜は中央のターゲットを探してる』と
確信したキモチの隙を見事に突き、
ＧＫの脇の隙間にシュートをズドーンの
【インテリジェンスの漂いまくる】
知的なゴールが見事に決まり、
セレッソが２点目をゲットします！！！
ワタシ、最初、ナニが起きたか？理解できなかった。
リプレイみて『なるへそね』と。
あれは引っ掛かったマリノスＤＦ陣、キモチ折れますよ。
恐らく味方セレッソの面々も【ダマされた】と。
そんな奥埜の知的なゴールでありました。
こっからは２点リードのセレッソと
２点ビハインドのＦマリノスさんと。
マリノスさんは前掛になってきますし、
セレッソはあえてムリせずボールを後ろで
回しながらの展開に。
３点目となった豊川の芸術的ゴール！！！
この流れも、起点は坂元と藤田？が
相手挟んで奪ったボールを落ち着かせるのに
瑛ちゃんに下げたボール。
ここで瑛ちゃんが
【地味なロティーナサッカーの申し子】
っぷりと、
かつてセレッソとＪ２で鎬を削った
【ファジアーノ岡山ホットライン】が
ここで復活！！！
受けたボールをワンタッチで
前線で相手ＤＦのウラ抜けする豊川にフィード
豊川のトラップ・落とし・シュート全ての
イメージが全部一致したんやないかな？
見事なループシュートが、
ファーのサイドネットを揺らす追加点！！！
これはホンマに出来過ぎなゴール！！！
あのロティーナも満面の笑みを浮かべるゴール。
そうＬＩＶＥで拝見することないと思われる
豊川の芸術的なループシュートで３点目を奪います。
これでほぼ勝負アリでしたね。
そんでダメのダメ押しの４点目もまた豊川。
キヨが持ち上がり、左に張ってた奥埜にパス。
奥埜が豊川の抜け出しに合わせた見事なパス。
そのパスにピタリと合わせた豊川、
さすがに１点決めてることもあり、
最初に寄せて来たＣＢ畠中選手をヒラリと交わし
ＧＫ梶川選手の動き読み切り冷静にゴールに
流し込み４点目をゲット！！！
さぁ、今日はクリーンシートで終わろうぜ！！！
だったんですがねぇ～
ちと油断があったかな？
後半ロスタイムのマリノスさんＣＫ。
ショートコーナーを選択し
瀬古歩夢の後ろのファーでフリーになってた
コータ・Ｍにドンピシャのアーリークロスから
ヘッドで決められてしまいます。。。
失点したのはイヤな感じですが、
決めたのはコータ・Ｍ。。。
『コータ・Ｍ、マリノスのユニ似合ってないで。
ウチのピンクの方が断然似合ってるで！！！』
うーん、、、なんともフクザツ。。。
扇原タカは戻ってこんでえーけど、
コータ・Ｍはいつ戻ってきても歓迎するわ。
フツーにワタシの勝手な主観です。ハイ。
最後の最後で失点するも、
久しぶりにセレッソの快勝で
このゲームが終わりました。
追いかける、挟むってトコが
湘南さん含めて以前のクラブは強かったですが
マリノスさんが自クラブの闘い方に
拘ってくれたことが勝因だったかな？
前回の対戦でスキなよーにウラを獲られた
Ｗジュニオール＆エリキ選手。
やはり疲労があるんでしょうね？
前ほど全部出来ないし、してなかった印象。
こんだけ日程詰め詰めで、あのサッカー
ずっとはムリですわね。。。
次節はアウェー埼玉で浦和レッズさんと。
ワタシ的なポイントは、興梠さんを
どのポジションで起用して来るか？
前回の対戦みたく、１．５列目で
１列目の外国人を遣うみたいな
役割やとよろしいが、
ＴＯＰに入られるとめっちゃ厄介。
基本、レッズさんは戦術なく
【個のチカラ】だけでサッカーしてはるので
選手間のインスピレーションがズレてると
要求し合いの怒鳴り合いでバラけてくれますが、
リズムに乗ってイメージ噛み合うと
めっちゃ怖い攻撃してきます。
冷静にセレッソのサッカーして
相手をハメて混乱させたいモンですね。
優勝云々の大それた話題は念頭に置かず
１戦×２、勝ちを積み重ねていくこと。
このゲーム、やっと交代カードとして
出場の豊川がハマりましたが、
２の手、３の手が必要なワケで。
ロティーナがＦＷとして活かしたい
西川潤とか、
元々、交代出場で輝き魅せた
高木とっしーも低空飛行続けてるし、
この辺りも機能して欲しいですね。
最後の余談は、陸故障離脱前に
ベンチ外が２節ほどあったマルですが、
あれ故障でもなんでもなく、
純粋に瑛ちゃんにレギュラー奪われたんですね。
陸の故障離脱でスタメン復帰してますが
危機感はあるみたいな。。。
ただ現ロティーナ体制では、
『戦術理解度』と『戦術実行力』が伴わないと
出場はままならないワケでして、、、
今は【地味なロティーナサッカーの申し子】
片山瑛ちゃんの序列が上みたいです。
この勝利は嬉しいですが、
何かが解消したワケではありません。
１戦１戦、シッカリと闘って欲しいですね。
