大阪からマリーンズを応援し、地元でセレッソを応援するおっさんのブログ

NPBはMarines、JリーグはCerezoを応援する、おっさんのブログ。娯楽もちょこちょこ書いてみます

《少年スポーツ》これは物凄く難しいよ

ウチは子供が3人いて、上から

にぃにぃ 中2 中学野球部

ねぇねぇ 小6 ダンス

おとーと 小3 空手

をやっています。

 

今の悩みはおとーとくん。

週1の空手だけでは自由な時間が多い上

末っ子ということもあり【わがままさん】

『もっと【辛抱】する経験させなアカン』

ってのがカミさんと共通する話題。

 

『にぃにぃ行ってたサッカークラブに入れるか?』

と苦渋の選択を検討するも

カミさん「あの週末追い回される生活はイヤ」と

いうのと、クラブ運営に対しての不信感。

今は相当経営が逼迫してる様で、相当手厚くなってる

との噂ですが、にぃにぃ年代は経営イケイケん時に

良い才能が揃わず、クラブが生徒に不満抱えてたんで

邪険に扱われた記憶が強く拒否反応が先に出ます。

 

しかしながらにぃにぃもこのクラブに通っていた

【メリット】もないワケでなく、

ここでサッカーしてたから、

泊りがけの遠征や合宿といった経験も出来、

こーゆー経験をおとーとくんにさせたいという

想いがあり、身近でそーゆー経験出来るトコとなると

このサッカークラブになる。

ジレンマですね。。。

 

なんてハナシはちょくちょくしており

先週末もちと掘り下げてハナシしており

昨日の仕事帰りの電車内でYahoo!眺めてたら

こんな記事がありまして

news.yahoo.co.jp

 

ねぇねぇは上手いコト手を抜くとこは抜き

シッカリ追い込むタイミングは追い込み

発表前の衣装選定やアクセサリーにメイク

って部分を精一杯楽しみながら

【キライにならないバランス感】を

保ちながらダンスを継続中。

今年初旬にオファー頂いたチームの活動が

断続的に今も継続しており、

先日は某所でプロのカメラマンに動画撮ってもらい

今後のオンライン大会や先生のプロモーションで

使用するとかいう本格的な映像。

仕上がったの視聴しましたが、自撮り映像とは

全く違い、それは【プロ仕様】でした。

ハッキリいって、今、活動してるステージと

本人の努力具合はリンクしてないです。。。

けど【ダンスがキライにならない距離感】

保ちながら、ベースは楽しく、ステージ前は厳しく

バランス良く取り組んでいます。

 

 

「いつでもやめていいよ」

 

ってのは、にぃにぃの小学生サッカー時代。

 

今は中学の野球部で野球未経験者ながら

代打の一番手ないし、レギュラー外野手が

学校で問題行動起こし、

ペナルティで出場停止を課されている際は

スタメン出場させて貰える

トコまで成長しているみたいです。

本人曰く、ここまで辿り着けた理由のひとつは

『サッカー時代のベンチの過ごし方』

ってのがなんとなく理解出来てたので

【試合に出るために】ってコトの

アタマの整理が他の子よりも出来てるかな?

と本人は考察していました。

 

やっと無観客試合も明け、2試合ほど応援に

カミさんと一緒に行きましたが、

ベンチにいる彼の姿は、サッカー時代の様に

ピッチも観ず、退屈感満載の態度では一切なく

ベンチでもシッカリと試合に参加しており

『自身の意思で取り組んでいる姿』に

親としての喜びや、サッカーさせてた時の反省やら

色んな想いが折り重なった状態で観戦していると、

代打起用され、残念ながらヒットは撃てなかったですが

シッカリと2塁ランナーを進めるバッティングをし

ベンチに戻った際、監督・コーチやメンバーに

称えられ照れている姿見て、感涙してしまいました。

 

そんなにぃにぃと昨晩メシを食いながら

この記事を読んだハナシをし、

『にぃにぃはぶっちゃけ【いつ頃】から

「サッカー辞めたい」と思いながらしてた?』

と問いかけると、

「3年生の途中。時期は忘れたけど」

「監督・コーチが怒るコト多くなってから」

「〇〇(同学年では旨かった子)が僕を

馬鹿にすること多くなった頃」

だとか。

確かに、2年生の時に月イチであったリーグ戦では

ケッコウ得点しており、

ワタシもかなり錯覚したんですよね。。。

3年生になりサッカーのフェーズが上がってして

クラブも勝つための練習に変化し

旨く出来ないと指導の熱量から

怒鳴られる頻度が増え、

旨い子・フツーの子・ヘタな子の

層別が生じ

性格の悪い旨い子がヘタな子を

蔑むとか。

ウチの子の場合、

イヤイヤしてるのも相まって

リフティングがほとんど上達せず、

ヘディングを怖がったので、

指導者に怒鳴られる機会が多く

それを見て付け込む性格の悪い子がいたので

相当イヤだったみたいです。

が、その子は4年生進級と同時に突如退部。

それで少しはキモチは持ち直したが、

サッカーからはキモチが離れてるから

リフティングも上達せず

ヘディングも怖いまま

キモチが入らないので出場してもイマイチで

帰りの車中でワタシに怒鳴られる

の強烈な【負のサイクル】ながらも

6年生の卒団まで在籍。

 

『「辞めたい」って言ったことないよね?』

と投げかけると、カミさんが

「言ったら【おとーさんに怒られる】って

ケッコウな頻度でこぼしてたよ」って・・・

 

ワタシも【辞めたい】って雰囲気は

常に感じていましたが、

「いつでもやめていいよ」

これは言えなかったですね。

 

記憶を辿ると、何度かは「やめる」って話題に

触れたことはありました。

その際、常ににぃにぃに説いたのは、

『辞めて次、なにをするか?』

『なんとなく「やめたい」は聞かないよ」と。

 

ここはカミさんも同じ意見でした。

 

けどね、今になって感じるのですが

小学生あたりに

「いつでもやめていいよ」

って判断を委ねるのは難しいです。

 

辞めるにしても、続けるにしても、

結局は親が干渉する事象となるから。

 

ホンキでイヤなら、その習い事から

本人が逃げ出す行為に及ばないと

【子供の意志】にはならない様な。

 

それはワタシの幼少時にそんな経験が・・・

 

幼稚園の時からピアノの習わされ

それは水泳以上にイヤやった。。。

なんとなくやってた水泳ですが

小2の途中から選手コースに異動になり

猛烈なスパルタ練習に週末は試合でクタクタ。

そこに輪をかけて、近所の子とも遊びたい。

したくない水泳に、もっと意味分からんピアノ。

ワタシ、、、そういえば・・・

ピアノのレッスンをボイコットして

そそくさと水泳の練習開始2時間前に自宅出発。

スイミングスクールは商業施設の一角にあったので

おもちゃ屋や本屋で時間潰してた。みたいな。

久しぶりにその記憶を辿りましたが、

中々なコトしたんやな・・・と。

 

毎週、そんなコトしてたので、

水泳練習終えて帰宅したら

オカンにしこたまシバかれてするけど

また翌週は同じことして。。。

今度はオヤジにもシバかれて・・・

を繰り返していたら、やっと親が折れ

ピアノを辞めること出来た。みたいな。

 

 

小学生年代の習い事。

本人が「イヤ」であっても継続させることも

【我慢】を覚える意味では必要かと。

ウチのにぃにぃもサッカーは

「イヤな時もあったけど、楽しい時もあった」

「今はやってて良かったと思う」と。

サッカーは好きか嫌いか?

「スキではないけど、ヨドコウ桜スタジアムに

セレッソの応援には行ってみたい」とか(笑)

自身のプレーに関しては、体育の授業で昨年

ちょっとイイ想いをした様で周りから

野球部やのにサッカー出来る?

ジブン、〇〇(小学校ん時の所属クラブ)の

17やんな?やっぱり。そうやで。

なんてコトもあったらしく、

その時は嬉しかったとか。

 

ジブンも小学生の時に習ってた水泳は

今のジブンの財産ですね。

おかしな我慢と反骨心。

これは覚えましたね。水泳で。(笑)

高校時代にバレーボールもかじりましたが

ここでは【一生の親友】が多数出来たこと。

これもジブンの財産です。

今はコロナ禍で合うこと出来ませんが

未だにみんな繋がっています。

ちなみにジブンは、、、

『水泳もバレーボールも一切興味ありません』

ジブンの意思でしてないから、こんなもん(笑)

 

 

親が常に自問自答すべきコトは

『親のエゴで続けさせないこと』かな?

自身が水泳やってた時も、あからさまに

『親のエゴ』でやってた子ってのは

存在していましたね。

ウチはどうだんかな?

水泳よっか勉強させたくて仕方ない

両親でしたね(笑)

オヤジはすでにあっちの世界に行き

オカンは同居してますが、

未だに教育の関心高く、

【年寄のエゴ】で孫を塾に入れたくて

仕方ないみたいです(笑)

この前のこの話題でちょっと揉め

『大人のエゴで放り込む塾ほどムダなモンない』

とオカンに言い放ったら、エラい怒ってました。

そーいえば・・・ワタシ高校入学してすぐにも

行きたくもない塾に「大学進学するために」って

放り込まれ、、、

2ヶ月は行ったけど、ちょうど引っ越し重なって

ニュータウンとかいうクソ田舎から

繁華街近くに越してからは、、、

塾サボってゲーセン入り浸り。

結局バレでしたですが、、、

そんなコトもあったですね。。。

うーん、こう振り返るとワタシは

『イヤの一線超えるとボイコットする』

そんなヒトですね。はい・・・・

 

そんで直近のにぃにぃサッカーの周りの方ですが

『お宅のお子さん、そこまでのレベルないですよ』

って子を、中学進学すると、学校の部活でなく

クラブチームに『親のエゴ』で入団させるも・・・

個人スキルの差が明白で、なにも出来ずに

淀んでしまい、またそれに親がストレス覚え

家族間トラブルに・・・

そこのお家は子供さんが6年生になってすぐに

ご両親が離婚され

お父様がエラくエゴの強い方で

小学校卒業前もクラブチーム入れること熱望するお父様と

学校部活で十分とされるお母様の間でトラブルとなり

子供さんの親権どうこうまで発展・・・

結局はクラブチームは退団し、

今は中学の部活で元のチームメイトと一緒に

サッカーを楽しんでいるとか。

で、もうひとつのスピンオフは・・・

3・4・5年でサッカークラブを辞めた子が

中学進学と同時に学校のサッカー部に入部し

サッカーを楽しんでいるとか。

途中で辞めた子を含め、中学でサッカーしてないの

ウチのにぃにぃと、5年生終りに辞めた子の二人。

うん、あのサッカークラブはやっぱ問題あったね(笑)

 

未だに少年サッカーの指導とか

保護者の接し方って話題があると

気になって読み入ってしまいます。

 

どの保護者にとっても我が子は

『スーパースターの原石』

なんですが、本当に子供が楽しめているのか?

勿論、勝負が賭かるとそんなユルいこと

言ってる場合じゃないことも十分理解しています。

 

ただ、サッカーは『習い事』なので

【楽しむ】ことは現実的には難しいです。

 

オチが中々見つからないですが、

子供さんが嫌々サッカーしてるならその理由、

競技に対する嫌気なのか?

チームに対する嫌気なのか?

それとも単純にしんどいコトからの逃避なのか?

そこを見極めた上で一緒に考えながら

あるべき直近の未来をイメージすることかな?

 

後日談なので、エエ恰好はいくらでも

出来ますから(笑)

 

 

親が注意すべきは、

子供も力量・熱量を超えないコト。

 

じゃないと冷静に判断できませんから。

 

もし、保護者さんの熱量が上回っており

子供さんを追い込んでる様なことに

気付かれたんであれば、

保護者が一度アタマを冷やすこと。

 

それを進言いたします!!!

《セレッソ》嘉人のセレモニーと曜一朗のバイシクルと

2021年11月27日(土) @ヨドコウ桜スタジアム

J1 第37節

セレッソ大阪 2 ー 1 名古屋グランパス

 

2節続けて観戦する側は、どんな心構えで観戦すべきか?

非常に難しいゲーム。

スタメンに大久保嘉人が入り、

SUBメンもナニを狙いとしてるのか?

不明なメンツと。

 

二言目には「セレッソファミリー」の小菊氏も

ココしか知らない弱みかな?

個人的には「セレッソファミリー」連呼するの

控えて欲しいです。

 

ゲームの方は、まだ上位進出を狙う

名古屋グランパスさん。いつもの【堅守速攻】より

やや前掛かりだった印象。

 

そんな相手だとパスが通るセレッソ大阪

ですが最後が決まらない・・・

最後の最後は「守られていた」というよっか

セレッソが決めきれない』印象の方が強かった。

ルヴァンファイナルほどの【堅守】っぷり、

グランパスさんからは感じ取れなかったです。

 

そんで×2、先制点は「桜の申し子」が

そう言われた所以の様なインスピレーションで

組み立てた『曜一朗らしい』プレー


www.youtube.com

やっぱ『役者』ですね。柿谷曜一朗は。

自作自演のバイシクルで見事にゴールを奪います。

 

ただ『笑うしかない』ゴールでした。

 

が、、、、

 

曜一朗って、こんなゴール決めてする試合で勝利したのって?

J2時代のザスパクサツ戦だったか?

ヒールキックでゴール奪ったあの試合だけ?

かつて鹿島さんとのホーム最終戦でも

ゴール前でリフティング連発からゴール決めた試合も

結果敗戦してましたが・・・

 

今回もまた・・・

 

セレッソ・藤田のFK。その前の一般はファーの

クロスバー直撃でゴールならずでありましたが、

ここはニア狙いでまたまたクロスバー直撃ながら

このコース一杯のキックに反応してた

名古屋GKのランゲラック選手。

クロスバーに当たったボールの跳ね返りが

横っ飛びしたランゲラック選手の背中に当たり

そのままゴールイン。

藤田のFKのコースも見事でしたが、

ランゲラック選手が旨過ぎて自滅したゴールで同点。

 

そんで決勝点は87分。

右CK。それまで左のマルが蹴ってましたが

この1コ前からかな?キヨにチェンジ。

キヨのクロスが見事にグランパスDF陣の間に

ポジショニングしてた西尾にピンポイント。

やっぱプロって凄いなぁと感じたの。

寄せられたら難しいけど、選手と選手の間なら

見事に合わせてしまいますね。

あれはなんぼランゲラック選手が名GKゆーても

ノーチャンス。

西尾のゴールで勝ち越します。

 

時間も時間なので、あとは時間潰すだけ。

ですが、なんか中途半端な感じでしたね。

 

結局ゲームは2-1でセレッソ勝利。

グランパスさんの上位進出の芽を摘みます。

 

ゲームの感想は、

相手が前掛かりだとリズム作れますね。

坂元が久しぶりにちゃんとゲームに絡んでた。

それと奥埜ですね。渋いイイ仕事します。

CB陣はそんな評価するプレーする時間が

そうなかった感じかな?

なんだかんだで今シーズンのセレッソ大阪

松田陸のチーム】

そんな印象を改めて感じるゲームでしたかね。

 

で、このゲームに挑むにおいて、

セレッソ大阪の小菊監督は

『ナニをテーマと掲げて挑んだのか?』

純粋に【大久保嘉人引退興行】だったのか?

少なからず、来季も続投であったなら

ベンチメンバー、もう少しなんとならんかったか?

ひたすらベンチ外のチアゴですが

パっとしない進藤がずっとSUB

喜田陽がベンチ外で為田がSUB

でも両方起用しない。

ベンチ入りさせた意図はいかに?

それと来季を見据える上で急務と感じる

【左SB】

マルの劣化が著しい。

キックミスに判断ミス。物凄い多い。

これ踏まえ来季どう見据えてるのか?

セレッソファミリー」

はこれで納得するんか知らんけど、

ワタシはこんな目的のない公式戦を

ダラダラと過ごせるほど

このクラブには余裕はないと感じています。

 

これはひとえに「セレッソしか知らない」

小菊の甘さ。それを容認するセレッソ大阪って

クラブを取り巻く環境。

この雰囲気が変わらない限り、

来季は確実に降格圏ですね。

 

 

このゲームが今シーズン・ホーム最終戦

キヨの挨拶はなんとなく響いたかな?

ナニ言ってたか忘れたけど。

フロントは論外ですが、選手は応援し続ける。

って想いが改めて強くなったかな。

 

嘉人の引退セレモニー。

さすがにご家族が登場し、

奥様が号泣してるの見ると

いくらクラブに批判的なワタシでも

ウルっと来ましたね。

 

セレッソ大阪への復帰には未だにフロントに

不満がイッパイであります。

これに味シメて、乾の香川にで

何匹もドジョウすくってやろうって魂胆なら。

 

ワタシは大久保嘉人ってサッカー選手ってよっか

ひとりのニンゲンとして、尊敬するかな?

今年においては。

この移籍で単身大阪に来るべしが、

小学3年生のお子さん連れての来阪。

ウチの次男も小学3年生ですが、

おとーとくんと二人暮らしなんてのは

『想像もしたくありません』

かわいいことと生活支えるのは別問題。

それをやりこなしたことはホント凄いなと。

 

しかし、サッカー選手の移籍としては

評価は一切いたしません。

 

 

Jリーグも残り1節。

アウェーで清水エスパルスさんとです。

エスパルスさんはまだ降格の目があります。

湘南さんに徳島さんが勝利し、

清水さんが負けてしまうと

清水さんが降格。

清水さんと徳島さん、

勝ち点差は3ですが、得失点差が1点差

徳島さん勝って清水さんが負けると

得失点差がひっくり返り、

清水さんが降格します。

 

こーゆー必死の相手にちゃんと勝利すること。

多少余力を残しながら。

くらいでないとダメなんです。

勝負とはそんなモンです。

 

そーゆー姿を魅せることが出来るか?

 

天皇杯狙いで、清水さんのラフプレー嫌って

おかしな布陣で挑むようならハナシにならん。

 

そんなアホなことしそうで怖いのが

小菊体制ですから。。。。

《セレッソ》「小菊さんだから大丈夫」の違和感(再編集)

先日のvs川崎フロンターレ戦後のアップでも

かなり触れましたが、

ワタシ個人が覚える【強烈な違和感】

『根拠』の部分を書きたいなと。

 

率直な感想は、

クルピがダメ過ぎてしたんで

アトは誰がやっても、フツーの近代サッカーの

モダンを実践するヒトなら、誰でも良く映る。

 

小菊さんって人選は、セレッソ大阪的にも

指導者ってカテゴリーでクラブで育った人材。

プロ経験なくJ1リーグの監督就任って話題性も

相まって面白い人材・人選だと。

 

そんで目先の現実を眺めると、

ユンさん⇒ロティーナと繋いだ4年間、

セレッソの歴史を紐解いても

輝かしい時であったかと。

そこのテイストを十分に熟知している意味で

シーズン途中の監督交代としては

最適な人材だったと思います。

 

けどこの人材を監督として登用し

来季以降も!!!という話題に対し、

楽観的に諸手上げて喜んでいるような雰囲気。

それはサポだけじゃなく、現場の選手も。

 

この夏にセレッソに復帰した乾貴士

復帰を選択した一因に「小菊アニキ」の存在が

影響しているとのコト。

 

 

ワタシがずっと懸念しているのがこの

「小菊アニキ」って位置づけ。

「小菊アニキだから大丈夫」みたいなの。

根拠なく【大丈夫】としてしまう様な雰囲気。

 

これですね、ワタシ過去に経験あるんです。

千葉ロッテマリーンズの監督交代劇で。

 

1996年の江尻監督就任決定から

春季キャンプ終りまでの雰囲気と、

今のセレッソ大阪の雰囲気が

凄く被るんです。

 

マリーンズの経緯でありますが、

前年度の監督はボビーバレンタインが

始めてNPBで指揮を執ったシーズン。

出足遅れて、毎度の最下位フラグが立ちながら

シーズン途中から猛追し

最終的には「がんばろう神戸」を合言葉に

奮闘したオリックス・ブルーウェーブについで

2位でシーズン終了するも・・・

当時GMの広岡達郎氏とボビーの権力争いが

表面化し、結果ボビーが退任し、

このシーズン、ヘッドコーチで

チームを支えた江尻氏が翌年の監督に。

 

この江尻監督の就任が決まった途端に

「前年の猛追は江尻さんが選手のメンタルケアを

積極的に行い、信頼得たから」

「本当はボビーと選手は溝があったが

江尻さんがそこを旨くカバーした」

「だから来季は江尻体制で優勝を狙う」

なんてことがさも『優勝争いありき』で

報じられ、キャンプが始まり

選手のインタビューを拾っても、

「今季は優勝、だって監督が江尻さんだから」

みたいな声が沢山ありましたが、結局は・・・

ずっと安定のBクラスで5位フィニッシュ。

体調不良もあってですがたった1年で退任。。。

 

そんな経過をファン目線で見ているダケに

今のセレッソが「小菊アニキ」で

諸手上げて歓喜してる。はオーバーですが

『これで来季は上位争い!!!』って

雰囲気は凄くキケンだと。

 

 

しろーとながらにJリーグを眺めている感想。

メンタルケア系の監督は

1シーズン善戦しても善戦止まり。

良くてACL出場圏内止まり。

それで翌年はACLとリーグの並行で

チームはズタボロ。。。みたいな。

 

小菊さんはその辺を踏まえてか?

就任以降、積極的にターンオーバーした様に

毎試合メンバー替えて挑んでいますが・・・

途中就任てトコを差引しても、、、

上位との対戦では完膚なきまで叩かれて敗戦。

なんも爪痕残せずに敗戦してあたり。

 

メンタルケア系監督の限界なんかなと。

 

そこに輪をかけての

セレッソファミリー』って掛け声の

暖かさと甘さの加減。

今は確実に【甘さ】が凌駕してるかな・・・

 

ここに厳しさとかプロ的なドライな面とか。

 

外様はズバっと行きますが、

生え抜きにはユルユル。

 

ワタシの今の小菊監督評価としては

フォルラン獲得してガタガタしたシーズンの

途中ちょっと監督してたペッツァイオリと同等。

そんなイメージ。

 

今の雰囲気からワタシはとても×2

「来季は大丈夫」

なんて微塵も思えず

むしろ

『この根拠のない楽観視した雰囲気は

【降格】を呼び込む』と予想しています。

 

どーもJリーグの残り2節は捨て

天皇杯に照準を絞った感じですね。

 

相手さんがどんな位置づけで

対戦してくれるかですが、

すでにJリーグ終了後のゲーム。

今季シッカリと戦術を刷り込み

メンタルだけでプレーしてた選手を粛清し

論理的にゲームを組み立てることしてる

浦和レッズさんに、今のセレッソ大阪

勝てる因子、ワタシは見えないですね。

 

Jリーグの残り2節

 

ホーム最終のグランパス戦、

まだ上位進出を狙う位置のグランパスさんと

消化試合モードのセレッソ大阪

ルヴァン決勝戦みたいなゲームになるのかな?

 

そんで最終戦エスパルス戦。

シーズン序盤の予想では

ティーナ戦術の集大成での対戦で

森島・梶野のアホさ加減を魅せつけてくれると

予想も期待もしていましたが・・・

まさかのロティーナ解任劇。。。

ワタシの感想は、ロティーナよりも

ティーナのサッカーを体現できる素材が

全く足りていなかった。

片山瑛ちゃんだけではダメだった。。。

今週末37節終えての順位次第かな?

まだ降格争いしてるのか、脱してるのか?

降格争いしてたならチーム間の温度差デカい

ゲームになるやろし、

残留が決まっていたらユルユルのゲーム?

 

 

ともかくセレッソ大阪に必要なのは

【厳しく・冷静な視線】

 

森島社長の進退を含めて

企業としてのあるべき姿。

 

いつまでも【お友達】であることを

『美徳』と錯覚した視点。

もう脱却しないといけませんね。