一昨日のTV【プロ野球戦力外通告~首を宣告された男たち~】を観て、プロの厳しさと同時に、昨今の社会事情(経済事情かな?)を考えると、いくら自分がサラリーマンと言えど『他人事じゃないかも・・・』みないな気もしました。
まずは的場。
ホークス時代の印象は、05年のプレーオフ第1戦、7回の同点タイムリー。
あのタイムリー打たれた直後は『展開持っていかれたぁ』と思いましたが、直後の牽制アウトで、またマリンに流れが来たってプレーの印象が深いです。
解雇通告後、YAHOOドームの見える自宅での生活って、どんな心境だったのか?
2歳のお子さんと、来年出産予定の奥様。
自分も2歳の長男と先々月の長女が産まれたこともあり、ホントーに【他人事】って気分にはなれなかったです。
元々打撃に課題があった的場のトライアウト参加時は、あいにくの雨で室内でのトライアウト。
セールスポイントの守備がアピールし難い環境でのテストでしたが、終了後『悔いはない』と言ってはいましたが、自分には無念を顔が語っていた様に思えました。
そしてマリンから突然のテスト打診。いきなり『明日来い』
忙しげに出発する姿。結果は知っているとは云え、こうも突然に決まったことだと言うことを知りました。
テストの映像では的場だけでなく、他の選手も見れましたが、解ったのはズレータのみでしたが・・・1球で判断するのはアレですが・・・ちょっと厳しそーな気がしました。
的場のスローイング良かったです。練習とはいえ、小さなテークバックから2塁へストライク送球。
そしてリード面でも、初対面の投手に初対面の打者相手に旨くリードしてたと思います。
入団は決まりましたが、田中雅・金澤との第二捕手争い。
【経験】では1歩も2歩の的場がリードしてると思います。
そこに田中雅や金澤がどう競り合い・追い越すかに注目すると同時に、的場には2人にとっての【高い山】になってほしいと願っています。
続くは山田秋親ですが、ホークス時代の【投手】としての印象は『中継ぎ投手でした?』って程度です。
それよりも、ホークス入団前後に週刊誌をにぎわせたコトの方が印象にあるかな?
浦和でのテストでは【変化球】を旨くアピールしてたとのコト。
今のNPBでは、ただ速いだけの速球では通用しないコトを良く理解しているなぁと思いました。
このタイプのピッチャーは変化球中心に旨くストレートを見せ球に使うか?が生命線だと思うので、良いアピールだったと思います。
それと精神面。本人の言葉にもありましたが、やっぱりプロをナメてたみたいです。
挫折して気付いたことを今後の財産として1軍の中継ぎ争いに加わってほしーと思いました。
最後は入団が噂されている今岡選手。
トライアウトでの【右打ち】を見る上では、マリンに居ない『代打の切り札』ってコトには魅力を感じましたが・・・
車移動中のやりとりを聞いていると・・・なにか・・・『どっか獲ってくれるやろぉ』みたいな雰囲気を言葉の端々に、私は感じてしまいました。
なんて言うんでしょうか?今までの年俸しかり、奥様自身も事業で成功してる方ってのは、関西ローカルではそれなりに有名なコトなので、私のウガッた解釈かも知れませんが、ちょっと気楽に構えすぎてる気がしましたね。
春のキャンプでテストってコトですが、西村マリーンズの練習は今までと違い、そんな甘くないとみてます。
その練習についてこれない様では、安易に【合格】は出して欲しくない。
そんな気分です。