J2 第42節(最終節) at キンチョウスタジアム
自動昇格・優勝を目標とした’16シーズンが終了。
結果4位でのフィニッシュで今週末からのPO出場となりました。
ゲームの方ですが、試合前から4バックの報道があり『この期に及んで・・・相変わらず・・・』と思いましたが、結局は田中裕介も故障してるようで、3バック組むにもCBのアタマ数が足らんので4バックしか組めなかったってのが本位だったとワタシは推測しております。
展開的には前半の清武選手のFKがセレッソにとっては幸いにもコーナーポスト叩いてくれたのが大きかったですね。
前半はミス×2の連続でボール奪われ守備ばっかりしてた印象でありました。
後半はやっと昔の『セレッソ』っぽい少ないボールタッチで繋いでいく攻撃が展開されておりました。
これは大熊の戦術ではなく【柿谷曜一朗】が戻ってきたことで、攻撃のスイッチの入れドコの意思疎通が出来た様に思えます。
蛍なんかボール持ったらかなりの確率で曜一朗にパス入れてましたモンね。
(けっこう危ないカットされて反撃にもあってましたが・・・)
まぁ久しぶりに後半は面白いセレッソのサッカーを魅せてくれたとワタシは判断しております。
アトは得点ですね?今季のチーム得点リーダーの健勇ですが、後半の交代カードでinする選手の兼ね合いで一定時間帯にTOPに入ることありますが、健勇は左サイドの選手ですね?
なんでも出来る選手ですが、ユース時代とかの若い時期から健勇を知る対戦相手がクチにする『カラダを触られることを嫌がる』のでボディコンタクトの多いTOPは不適格ですね。
この試合の1点をGetしたのも田代inしてから左サイドに戻ってから。
曜一朗の落としからアウトサイドでキメたゴールなんかを見ると、やっぱ『モノがちゃうねんな』って思いました。
今季最終戦は白星でシメ、今週末からのPO1stステージはキンチョウで京都サンガさんとの対戦となりました。
中々今季通じての印象ではPO勝ち抜けでJ1昇格なんて、おこがましいにもほどがあります。
ただコノ試合の後半を見てると僅かに期待というか、この攻撃を続けるのなら『勝ってほしい』って気持ちも僅かに湧いてきております。
今季のエントリーで何度となく書いておりますが、チームとしての積み上げが全くされないままシーズン終了。
この試合はNHKで観戦してましたが、解説のお二人、特に関塚さんはシーズン途中までジェフ千葉で監督されてたんで、対戦チームの監督としてスカウティングした考察やと判断しておりますが『セレッソの守備は「どこで奪うのか?」「どこでスイッチを入れるのか?」がずっと整理されてないので、選手の動き出しがバラバラである』と言っておられました。
こればっかりは今更改善することではないでしょうから?強力FW陣を有するサンガさんに太刀打ちするのはかなりシンドイと考えてます。
西京極での試合みたくノーガードの打ち合いみたいな展開ならって感じですかね?
フクザツな心境のままプレイオフへ突入です・・・
試合終了後のセレモニーにて曜一朗が『このブーイングを歓声に変える』と発言していましたが・・・
いくら曜一朗のスピーチであっても、こればっかりは譲れないですね。。。
宮本と大熊がクラブを去らない限りは。
こーゆーことを選手に言わせるフロントってどーなん?
上司(幹部)の尻拭いを部下がする組織って・・・
末期やと思います。。。