J1 第9節 @ヤンマースタジアム
今週はミッドウィークにルヴァンカップがあり、4-4と今季のセレッソらしくない打ち合いでドローに。
リーグ戦の前2節連続で追いつかれるドローゲームを続けており、この試合は追いつきはせど「らしくない」試合やったことで、メンツが異なるとはいえどうかな?と予想していた試合でしたが見事に勝利しました。
スタメンですが、右サイドには当初予想されていたクニではなく、ルヴァンでスタメン出場した清武を起用。
ふむふむ、試合終盤に押し込まれるシーンが多くなったことで、攻守のバランス取れるクニをジョーカーに置き、キヨとのセットで交代するんやなぁ~と予想しておりました。
スタメンの変更はクニ⇒キヨのみで、他のメンツはそのままです。
試合ですが、クニ⇒キヨと変わったことで展開的には『攻撃的』な試合運び。
リズム良くボールを進めながらゴールを奪いに行きます!!!
しかし・・・フィニッシュのトコが・・・まぁこれはフロンターレ・ディフェンス陣も固かったですし、GKチョン・ソンジョン選手の度重なるファインセーブでゴールを奪うことが出来ません。
昨今のJのGKはジンヒョンを起点とした『韓流ブーム』の真っ最中。
どんだけ韓国にはイイGKが居るんですか!!!凄すぎます。
日本も前っからGK育成と御旗は掲げますがなんかイマイチな雰囲気が充満しています。
ここの差はかなり大きいですね。
と、言いながらも、こーやってフィニッシュの決まらない試合ってのはコロッとひっくり返されることがサッカーではよく起こる事象。
徐々にですがフロンターレが押し気味になる展開になり、ペナルティーエリア内でヘッドで突っ込んだ小林悠選手にジャンプキックでクリアしようとしたヨニッチの足が高く上がりPKを献上してしまいます。。。
TV(PCか?)前で「なんでやねんっ」と画面にアピールしてしまいましたが、審判さんはよく見ておられる。スローVTR確認したら「しゃーないな」とジャッチ。
一瞬のプレーを的確に判断される審判さん、ミスジャッチで文句つけられることほとんどですが、とりあえず今回のエントリーでは『審判って凄い』とこ伝えておきます。
前半終了間際のPK。勿論失点を覚悟し、ここ最近の展開を考えると『マズでな・・・』と思いながらジンヒョンのスーパーセーブに望みを託していると・・・
悠選手のキックしたボールがクロスバーをかすめゴールゲットならず!!!
これはホンマ助かりました(´▽`) ホッ
後半開始からは攻守が入れ替わる時間帯が続きながら進んでいきます。
そんで徐々にセレッソの悪癖というべきか?中央が開き出し、パスを通されたり、ガラ空きになった真ん中からミドルシュート打たれたりと少々イヤな雰囲気が漂い始めます。
が、対応早かったですね、多分ソウザをちょっと中央寄りにポジションさせたのか、奪えないにしてもパスを引っ掛けれる様になって来ます。
セレッソの攻撃の展開では左サイドから曜一朗がカットインしたり、マルからクロスを供給しますが中々シュートまで持ち込めません。
試合通じて感じたことですが、健勇が一番前で潰れ役ってゆーんですか?よう相手DF引き付けて空中戦ってシーンが多くなりましたね。
昨年までなら、非常に『カラダを触られる』とこ嫌ってイラつくのを突いてくるチームが多かったのにね。
ボール触れる・触られへんはありますが、あーゆーボディコンタクトが続く試合しててもイヤがるそぶりを見せへんなったんわ成長ですよね。
得点以外のトコでいっちゃん前で献身的にプレーしてる姿は頼もしくなりつつあります。
手放しで喜ぶとおかしなコトしだすので今はまだこの程度にしておきます(笑)
セレッソはフロンターレ途中出場のハイネル選手のスピードに対応が遅れていた陸に代え田中ユースケを投入し、右サイドはディフェンス重視にシフト。
そんなこんなしてると、セレッソに待望の先制点が!!!
蛍?陸やったっけ?からキヨにワンタッチでつないだボールをキヨが相手の間をやさしく通すワンタッチパスから山村がシュート体制に入りシュート一閃!!!
GKから一番遠いサイドネットを揺らす力強いシュートが突き刺さりセレッソが先制!!!
で、肝心のシュート決めた山村は少々はにかむダケで喜びを爆発させません???
謙虚ってかなんていうか、不思議な雰囲気の持ち主の山村くんです。
セレッソが1点先制したことで、基本ブロックのスタイルに変更。
FWとして先制点を挙げた山村がシレっと3バックのラインに入ります。
もうここまで来るとセレッソにとってはフツーのシステム。
2月の練習試合でみたのと一緒。未だに山村がFWってコトは実況で挟んできますが、違和感は皆無になってきました。
ユン監督の戦術眼はあらためて凄い。まぁ高さのあるFWが健勇に?な外国人の2枚しかないってのも背景にあるのでしょうが「居るメンツ」でスパっとさせてしまうユン監督の適正見抜く能力と、山村の器用なトコロ。
ここからは山村が得点すると勝率100%の今季とヤンマーイベントゲームでの圧倒的な低勝率もセレッソルネッサンスとの戦い。
最近の課題となっている『逃げ切り』のパターンに入ります。
そんで2枚目の交代はマルに代えて水沼コータを投入。
ここで水沼投入は驚きであり、また交代も丸橋。ゆーすけが左に入り水沼は右サイドのSBってかWBのポジションに入ります。
この試合のディフェンスですが、やっぱりゴール前までは運ばれるし、CKの守備もありましたが、全員が集中してましたね。慌てるシーンもなく、TV前でもそう危険な雰囲気もなかったかな?
ヤバっと思ったのは田坂選手にシュート撃たれたシーンかな?ハイネル選手の近くをボールが抜けて田坂選手に渡ったのでハイネル選手のオフサイドで事なき得ましたが、このシーンはヤバかったです。
セレッソ交代最後のカードはソウザout⇒大地がin
どーも今週の練習中に痛めてたみたいなソウザですが、こーゆー展開でoutしたのは、ちょっと記憶がないですね?
まぁ昨年のおっ〇んはヘロヘロなってても最後まで起用しましたが、ユン監督はスパッとカードを斬ります。
この交代は攻守のインパクトはワタシは感じませんでしたが大地も短い時間で確実にプレー続けないと先が見えないので今はジワッと堅実なプレーを期待します。
1-0での逃げ切りにソワソワしておりましたが、なんとセレッソが追加点を奪います。
後半終了直前にセレッソがこれまで奪えなかったカウンターで追加点。
ジンヒョンのゴールキックを前線で健勇がやや怪しいトラップで競り勝ちボールはキヨへ!
キヨのドリブルから逆サイドから上がってきた曜一朗へパス。
GKと曜一朗の1対1!!!ちょっと曜一朗焦ったか?シュートはGK正面のシュートでしたがGKが弾いたボールがふわっと舞い上がり、ヘッドでクリアしようとしたCBの頭上を越え落下点にキヨが飛び込みライダーキックっぽいシュート発射!!!がゴールネットを揺らしほぼ勝負アリの2点目をゲットします!!!
ゴール決まった直後にキヨが喜びながら曜一朗に駆け寄り、笑顔で手を広げて待つ曜一朗との抱擁はちょっとカンドーしましたね。
お互いに海外から『逃げ帰った』と揶揄されることの多かった二人やったからこそ感じるモノがあったのかな?
少なからずワタシはパッとそのことがアタマに浮かんだのでほんのちょっとでありましたがウルっときかけました。
結局この試合、水曜日スタメンから終了までプレーしてたキヨをこの試合も最後まで使いましたね?
そんでこの時間帯にも最後まで走っておりました。
もうコンディションは整ったとみるのか、ハードな起用後にどれだけコンディションが変わるのか?の見極めもあっての中3日のフル出場なのかな?
ユン監督がムリ使いしたってよりも、ずっとやナイので休んでた分【この位は】時としてやってもらわんとアカンですよね?
ここでコンディションをガッっと崩すとこっちもガクッとしてしまいますが・・・
ちょっと今週のコンディションのニュースには注意したいなぁ~と思います。
そんなこんなで2-0で試合終了。
前2節続きでイヤなドローゲームをしたセレッソがフロンターレを破り、勝ち点3をゲットです!!!
ユン・ジョンファン セレッソですが、試合ごとに進化してますね。
今季体制になり試合序盤からボランチ含みで前に出てくる試合したのは初めてやないかな?
クニ⇒キヨに代わったこともあるでしょうが、開幕からずっとサイドライン付近に張り付いてた曜一朗がガンガンペナルティーエリアに侵入するプレーが出てくると嬉しいですね。
勝ち点も気付けば首位と3点差ですか?PO昇格のセレッソがビックリします。
でも、ワタシを含めまだ浮かれたらゼッタイにあきません。
目先の目標は残留最低ラインとなるであろう勝ち点40が第一目標。
こーゆー試合で勝利しウカれて、翌年ドン底に叩き落されたこと何度あったか・・・
まだ×2調子こいたらあきません。
そんでこの試合前には大阪サッカー少年のビックイベントであるカップ戦の開会式もあり、カテ5は満員でしたね。
昨年は現地観戦し、おにーちゃんサッカークラブの先輩も観戦してましたが、しょーもない試合した記憶であります。
今回はイイ試合で勝利しましたが・・・
小学生集めてなんで試合開始が19時なん?試合終了直後のカテ5スカスカでしたやん。
そら遠方から参加した小学生は月曜日も学校あるので21時までは居れんですよね?
そんなこともあり、ワタシもウチのおにーちゃんの翌日の学校が気になったので、この試合の現地観戦見合わせました。
もうちょっと開始時間考えてほしかったなぁ~と思う一戦でありました。
・・・余談・・・
ボールパーソンを選手が突いたとこについて少々
ピッチの選手がアツくなるのは良いが理性はゼッタイに失ったらアカンってのと、
Jの試合は多数のボランティアスタッフの協力があるからこそ成り立ってるってこと。
そーゆーコトを当該選手は認識しながら試合出場しているのか?
当該選手だけでなく、Jリーガー全員が。
今一度、各クラブがこーゆー背景がある上で試合開催が成り立っていることを再教育する必要があるとワタシは考えております。
当該選手は処分決定まで謹慎ってコトらしいですが、謹慎期間中はホーム開催のサポートスタッフとして働いてみたらいいんですよ。どれだけの人に支えられてるか認識した方がいい。
単純に謹慎だけさせてたら復帰決まった時に「これからはプレーでお返ししたい」みたいなピントがズレまくったコメント出すのがオチ。
サッカー選手としてではなく、人として返せることで行動し彼自身が今までと違う何かを感じて欲しいと思います。
ここからはワタシの憶測ですが、Jリーガーになる程の選手なので、子供の頃からどーゆー指導を受けて現在に至っているのか?
特に小学生世代の指導者って「勝ち負けカンケーない」とクチを揃えていうものの実際は強いクラブには人が集まり、勝てないクラブには人が集まり難いってのが実態で、勝つにことにおいて必要な【抜けた逸材】を追い求め、大小あるにせよ【抜けた存在】には端々の指導面で「ユルくなる」風習がないかな?と。
先週末におにーちゃんのサッカーの試合観戦に行ったのですが、この日は他クラブ主催のカップ戦だったので6チームほど参加してましたが、監督が最初っから最後まで怒鳴ってるチームの『ちょっと抜けた子』って周りに監督口調で文句つけてる子供って多いなぁ~と感じました。
ワタシ、ウチの子がそーゆー口調で周りに発言しようモンなら絶対に許さんですが、どこのチームの口汚く怒鳴りつける指導者って、そーゆーコトには一切発言しないんですよね?
そーゆー風習も、こーゆー愚行を働く背景にはあるんじゃないかな?とふと思い
当該選手を幼少時に指導した指導者はどーゆー心境であの愚行のニュースを見ていたか?
なにか興味がありますね。。。