大阪からマリーンズを応援し、地元でセレッソを応援するおっさんのブログ

NPBはMarines、JリーグはCerezoを応援する、おっさんのブログ。娯楽もちょこちょこ書いてみます

《セレッソ》カンソーの薄い開幕戦

2021年 2月27日

J1 開幕戦 @ヤンマースタジアム長居

セレッソ大阪 2 - 0 柏レイソル

 

昨年オフからこの開幕まで、

森島社長を始めとするフロントの大迷走

ホント、今季はどうしようか?悩みましたが

『選手は応援しよう』と心に決め迎えた開幕戦

 

でも、心境的にはやっぱ晴れないモノを

抱えているのは事実でして、

どこか気持ちが入らず、眺めていた印象が。。。

 

開幕のスタメンですが、

CBに西尾の大抜擢!!!

ゆーても木本にマティをリリースしてしまい

新外国人DFは未だに入国出来ず

ダングレーを急遽獲得したが間に合わず。。。

大抜擢というよりも『やってもらうしかない』

そんな起用ですね。

ボランチんとこは新加入の原川と奥埜が入り

藤田がベンチスタート。

両翼のメンツは昨年と一緒の

右に坂元と陸、左にキヨとマルの鉄板。

瑛ちゃんをリリースしたのでSBはこれしかない。

そんで2TOPですよ、2TOP

豊川に物議を醸した大久保嘉人がスタメン。

嘉人のスタメンの意図は如何に?

 

相手のCBに山ちゃんの名前がありません?

アキレス腱の状態がよくないのかな?

SUBに染谷が入ってましたね。

 

 

そんなこんなのキックオフ直前まで、、、

柏ベンチで談笑するネルシーニョとクルピ

一体なんなんでしょうか???

 

 

うん、キックオフ直後ですね。

ボランチ・CB・GKの連携

ほとんどフィットしておらず

【いきなり失点】のニホイしかしない立ち上がり。

 

ここはいかにも開幕戦らしいのは

セレッソレイソルさんも一緒かな?

 

セレッソはメンツが変わっている

程度ですが、、、

レイソルさんは『失ったモノがデカ過ぎる』

そうです。オルンガ選手です。

オルンガ選手おったら・・・

前半10分でハットトリックされてた?

そんくらい連携してなかったけど

レイソルさんの最後の精度に救われました。

 

このバタバタした時間に

失点免れたセレッソ

得点出来なかったレイソル

メンタル面で少しずつ差が生じ始めたかな?と。

 

【アグレッシブ】といえば聞こえがいいが

このゲームのレイソルさんのプレス

あれは『ダーティープレイ』だと

ワタシは感じました。

余りにもアフターチャージが多い。

一歩目の出遅れ、予測のズレ、

得点奪えなかったストレスが

呉屋選手あたりのチャージ眺めてると顕著やったかな。

あんな危ないファールを【アグレッシブ】なんて

呼んじゃいけない。

 

そのアトはですね、なんかセレッソの方が

落ち着いた感じでしたね。

そん中でも見える【昨年との違い】

昨年は【整える】のにどんどんボールを

下げましたが、

クルピは基本「下げずに横」ですね。

まぁここは指揮官が変わったってトコが

顕著に観て取れました。

 

ビルドアップの部分での違いが。

昨年は一旦GKまで下げ、

1列づつボールを前に運んでいましたが、

今年はCBの歩夢なりボランチの原川の

ロングフィードの精度】を十分に

遣っていくつもりの様で、

歩夢に原川がどんどん相手CBライン裏

めがけてボールを放り込み、

そのウラのスペースを狙う戦術。

そんでメンツが豊川に嘉人。

これは狙いがハッキリしてるなと。

しろーと目にですが、ここは嘉人が上手いなと。

豊川よりも嘉人の方がアタマを使って

プレイしてる印象受けました。

 

ただですね。単純に放り込むロングフィード

カンタンに弾き返されるばっかりで

両翼が凄くヒマそうな時間が流れます。。。

 

そんな中で飲水タイム後から

ちょっとずつセレッソの時間になり

前半30分のCK

ゴール前のグダっとした流れから

ボールがゴールマウスに吸い込まれはするも、、、

今季より導入のVAR・・・

あれの採用基準、VAR監視するヒトと

主審間だけでやりとりするから・・・

ピッチの選手もスタンドのサポも

映像配信で観戦してる視聴者も

【みんなムシして】

コトが進むから・・・

あれホンマに良くないわ。

結局ココのゴールですが、最初のモヤっとした感、

マルのハンドで得点取り消しでイエロー提示。

 

判定的には映像確認し【正しい】判定でありますが、

他の2ゴール後の『モヤっ』とした時間。

ヘンな空気の流れる時間。

あれは検討の余地ありますね。

それこそNPBみたく、リプレー申告と回数を

決めてする方がゼッタイにイイですね。

なんでもNPBを否定するのでなく

ここは素直に【見習う姿勢】

Jリーグは示すべきでないかな?

あの何とも言えない間延びした時間は

はずっと馴れないと感じます。

 

ワタシ、このゲームを決めたのは

ココじゃなかったかと。

 

前半35分のレイソル上島選手の

DOGSOでの一発レッド。

ここは嘉人の老獪なプレイに

J1初出場の上島選手がハメられましたね。

 

まだお互いカタチがお互い定まらない開幕戦。

ここで生じた

セレッソの数的優位とレイソルの数的不利

その直後にレイソルさんはFWの呉屋選手を下げ

DFの染谷をINします。

何年振り?の染谷の凱旋でありましたが、、、

セレッソに在籍した時と同様でしたね。染谷は。

J1でレギュラー張るには足りていない。

ただレイソルさんもCBの枚数は減らしたくない。

でもこの数的優位が発生したことで

セレッソの両翼が一気に活性化した印象。

 

そんで先制点はセレッソに。

 

右サイドを陸がオーバーラップし

サイドからクロスを上げ

ゴール前の嘉人が肩で合わせゴール!!!

 

セレッソが先制します。

 

ワタシ、嘉人のセレッソ復帰は歓迎してないので

感想が非常に薄いです。

 

客観的に考察すると、

このゴールのポジション取り以前からですが

ゴールに近いトコに常に居るあたりは

さすがやなと。

一生懸命さは豊川の方がひしひしと感じますが

嘉人の方が無駄が少なく高い位置でポジション取る。

これは豊川は一緒にゲーム出場して勉強するとこですね。

 

そこアトの展開ですが、、、

セレッソが上手くゲームを運んだ?

数的優位を優位なままで進めていましたね。

J1初出場となった西尾の上半身。

あれでホントに19歳?ごっついカラダしてましたね。

試合の入りはヤバかったですが、時間が経つにつれ

上手いコト修正し、且つ、ゆーても数的優位ですよ。

これも相まって無難にプレイしていました。

 

後半もお互いが大味な展開だったですね。

何回も書いてしまいますが、

監督交代したセレッソよりも

大エースを失ったレイソルさんの方が

戦力を落としていましたね。

江坂選手とか瀬川選手とか、途中で戦術的理由で

OUTした呉屋選手とか

「いい選手」であるけれど『怖い選手』では・・・

クリスティアーノ選手もコンディション的に

開幕に合わせてた気配はなく、、、

ゆーても【オルンガ選手】が抜けたことで

戦術を根底から変えないといけない印象。

 

観てる側からしたら、強烈な【個】を持った

FWを獲得し、ガンガン得点してくれたら

そら凄く楽しくはありますし、

そーユーコトを望んでしまいますが、、、

 

このゲーム眺めてて切に感じましたね。

『あーゆーサッカーは主役が抜けると

一気に崩壊するリスク抱えてるな』と。

 

そんな意味では、、、

ティーナとお別れし、

意味不明にクルピを連れて来たセレッソ

ですが、このゲームを眺めていると

守備のトコは帰陣を速くして

ブロック作るカタチなんかは

これまでを踏襲してるのかな?と。

メンツ的にはこのゲーム

FWの嘉人とボランチの原川、

J1初出場の西尾以外は全員

昨年からの既存戦力。

 

そんでゆーてもこのゲームは

数的優位の時間が長かったので

ちょっと参考にはならないかな?

 

終盤のゴール前のごちゃごちゃで

最終的に坂元がねじ込んだのは

ワタシ的に坂元は昨年からのメンツで

お気に入り選手が得点したって意味で

嬉しかったですが、それ以上の感動は

なかったですね。。。

チームの今後を占うと、

『今後もしばらくはこんな交代なるんやな』

と踏んだのが、

大久保嘉人は60分までが目安、

以降は加藤陸次樹をポストにし

ロングフィードから攻め上がる枚数増やして

『誰かが』ゴール獲る

みたいな戦術かな?と。

 

危なげなく2-0で開幕戦を獲りました。

 

 

まだちょっと気持ちの持って行き方が

個人的に難しいです。。。ハイ・・・

 

このゲーム後にYouTubeの西川大介chで

森島社長の弁明インタビューを眺めましたが、

このゲーム観てる感じでは

守備面については、クルピに対して

クラブがなんか制約つけて監督就任時に

合意させてる感を受けましたね。

開幕戦の守備の仕方と森島社長のハナシが

リンクしてた様に思えました。

 

ゆーてもすぐに次節が来ます。

ACL絡みでいきなり11節。

他クラブは4月末開催ゲームの前倒し

相手は川崎フロンターレ

アウェー等々力で

3月3日ひな祭りの日に開催です。

 

まだ開幕したばかりでアレですが、

レイソルさんは改善進まんと、

セレッソと同様に降格圏内でしのぎ削りそう。

J1初昇格の同期であるレイソルさん。

上る下がるで地味に縁のあるクラブです。

 

そんで次節は開幕戦も「らしい」ゲームした

王者・川崎フロンターレ

ここでセレッソの戦術をあざ笑う様に

大量失点なんかしたら、、、

そんな可能性を大いに秘めているのが

今季のセレッソ大阪

 

まぁ今はまだ『生暖かく』

眺めるスタンスを継続するつもりです。