大阪からマリーンズを応援し、地元でセレッソを応援するおっさんのブログ

NPBはMarines、JリーグはCerezoを応援する、おっさんのブログ。娯楽もちょこちょこ書いてみます

《マリーンズ》何気に開幕連勝でカード勝ち越しました

まさかと言ってはアレなんですが、開幕カード勝ち越し。

投打がガッツリ噛み合った、マリンファンにとって『こんな試合が今季沢山観れたらいいな』って試合だったと思います。

スコア

マリーンズ 13 - 2 ライオンズ

まずは唐川。毎年(昨年も)開幕直後は良かった唐川。

今日もナイスピッチでした。が・・・

今日の様にノーヒット・無死四球で長いイニング行けた時は、こんなピッチングは容易なのかもしれません。

しかし課題はセットポジション。途端に制球・球威が落ちてきます。

それと左打者への対応。セットになっても右打者は取れますが、左打者が来るとアップアップしますね。

8回裏に栗山選手に打たれた感じなんかは、その最たる例。

今後の試合で左打者をズラッと並べて来られた時の対応は今のウチから考えておかんとアカンと感じました。

先に『良くないこと』『心配事』を書き連ねましたが、相対的には非常にまとまっており、序盤の味方が得点した直後のイニングもアッサリ片付けてくれたり、打線の良いリズムを作っていたのは◎(2重マル)でした。

得点差があったにせよ、しっかりと完投もしてくれたことも、大いに評価したいです。

打線の方は『とにかく良くハマった』そんな印象です。

先制の2回。大松・サブローの連続HITで無死1・2塁の場面でバッター福浦。個人的には【送りバント】を強く望みましたが、結果は強行で、それがピタッとハマり、早々に先制してくれました。

【結果オーライ】な感も無くはないですが、福浦のタイムリーコメントを聞く上では『バントかな?と思ったけど、打たせてくれたことを意気に感じた』とTVのベンチレポートを聞くと、監督と選手がサインの中で会話出来てる感じが良いなぁと感じながらも、かなり評価が難しい先制タイムリーでした。

次の打席のメモリアル100号HRは非常に価値のある一撃でしたね。

岸投手のチェンジアップに【ドンピシャ】って感じには思わないですが、あーゆータイミングで捉えた打球ってかなりイイ感じで飛んでくれる一打。アノHRはチームに余裕を与える値千金の一打でありました。

目立ったのは福浦ですが、地味ながらも荻野貴の働きは外すワケには行きません。

初回の打席は死球でしたが、インコースのカーブに恐らく『当たりに行った死球』だったと私は判断してます。

ただガムシャラなワケではなく【計算ずく】であーゆーコトが出来る選手ってのは、ちょっと思い当たりません。

2打席目のセンター前タイムリーもバット折りながら、良い方向に運んでくれました。

6回のショートフライの方向は文句ナシ。もう少し伸びてくれればって感じでしたけど『納得出来る』打球でありました。

こっからの打席は各球団ともかなり研究してると思います。そこをどう掻い潜るか?ですが、彼には選手として『アタマの良さ』を感じますので、『アタマの良い野球』を見せてくれること大いに期待します。

他にも途中出場の塀内がタイムリー打ったり、サブローがライトスタンドへHR打ったり、いいとこづくめでしたが、悪かった点も・・・。

まずは西岡。犠牲フライありーの、8回には3ベース(G.G選手の打球の追い方マズかったのに助けられた)ありましたが、個人的には【打球】は非常に気にいらないです。

納得出来たのは6回のエンドランのセカンドゴロだけですね。

3回の犠牲フライは展開としては【最低の仕事】って点では評価ですが、前後のカタチが不満なだけに評価半減ですね。

足のある選手なので『もっと転がす打球』を期待ゆーか要望したい。

まだなにか『自分に酔ってる』感が否めず、もっと【空気を読める大人の野球】が出来ること強く望みます。

そして、9回最後の打者となった早坂。開幕スタメンをルーキー荻野に奪われ、且つ僅か3試合で大きく水を開けられた感がある中での代打起用。【内容】に期待しましたが・・・

何球も悠然と見送り、結果はレフトへ力なく打ち上げたフライ。

一体ベンチで彼は何を見ていたのか?

彼も『根本的な発想を変えないとプロ野球選手で居れなくなる日も近い』そんな印象を受けます。

ライバルの活躍を見てるダケに、今までと違ったモノ見せてくれる・見せてほしいと願っていたダケに失望が大きかった打席でした。

最後になりますが、今岡も今季初打席で初HIT。体制やや崩れながらもバットの芯に当てる技術は高く、球足の速い打球が三遊間を破りました。

そして一塁到達するや『ボール・ボール』とナニを言ってるのか?と思いきや、そのHITを打ったボールが欲しかったみたいです。

その後、ホーム生還にベンチで的場に自慢げにパ・リーグ初HITのボールを見せびらかす姿はまさに『野球少年』

彼とてさまざまな栄光を掴んだ選手とは云え、やっぱり苦しかったんでしょうね?

あーゆー姿には心打たれるモノがあり、今後は競った展開で『マリンの代打の神様』として活躍してくれるコト期待します。

変則日程のカンケーで3日お休みで金曜からホームでファイターズ戦。

開幕・2戦目とらしさが無かったファイターズですが、3戦目は早々にらしさを見せ、初回に先発が怪我で途中降板しても【らしさ爆発】で快勝しています。

この3連戦は、とにかく『マリンの方向性』をシッカリと観て行きたい。

お得意さんとか言う薄っぺらい言葉ではなく『今季のマリンが野球の質・方向性でファイターズにどれだけ対峙出来るのか?』

結果もですが【内容】に大きくこだわりたいと思います。