大阪からマリーンズを応援し、地元でセレッソを応援するおっさんのブログ

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《マリーンズ》編成部、この状況を説明して頂きたいです

2017年 4月20日 @ZOZOマリン

千葉ロッテマリーンズ 0 - 4 福岡ソフトバンクホークス

9回オモテ2アウト満塁からの今宮選手の一打。打球はセンター前の打球に岡田がチャージをかけイチバチのスライディングキャッチを試みるも、打球は無情に岡田のグラブをかすめ、ボールは転々とフェンス方向へ。。。

このチーム状況をなんとかしようとする想いが伝わる岡田のトライを責めることは出来ません。

しかし、チーム状況が悪い時って得てしてこんなものなんですね。

リプレー映像見ると、キャッチ出来る体制なのに岡田がスライディングしたタイミングで一気に打球がレフト方向へスライド。

あの体制であれだけ一気にボールが切れていくとそらムリですよね。。。

TV前で「仕方ナイ」を言い聞かしながら呆然と画面を眺めておりましたが、その後のBS解説の宮本慎也氏のコメントが印象的でしたね。

非常にコトバを選びながら、ワタシなりに要約すると『岡田ほどの守備力の高い選手がトライしてキャッチ出来なかったことは仕方がない。ただ、ただですよ。岡田自身の表情から一瞬「仕方ない」ってモノが見えたのは残念。仕方なくても「なぜ獲れなかったんだ」という口惜しさが出る前に「仕方ない」が先に来たのは残念ですね』って解説。

確かにおっしゃる通りなんだと思います。ワタシも岡田と同じ想いで見てました。

「岡田があっこまでギャンブルで突っ込んで獲れないものは仕方ない」って。

しかしこれではダメなんですよね。でも今でも「仕方ない」と思っているのが【弱者のメンタリティ】なんだと思います。

そして今のチーム状況から【一瞬の誤差】が思わしくない方向に向いてしまうもの現状を表していると感じております。

この試合先発のドラ1佐々木千隼。ピッチングは良かったと思います。高めに抜けないのがイイですね。

その反面、やはり投手としてはまだ【粗削り】な部分も垣間見える登板でもあったと見ます。

それはランナー出塁させてからのセットポジション。投げることに対しては問題なさそうですが、牽制だとかクイックだとかはまだまだこれからですね。

ギータ選手の盗塁成功は盗塁のプロセスにおける総合的な結果がセーフであっただけで置いときますが、本多選手に許した盗塁はワタシ目線では正直ひどい許し方でした。

投手と走者の駆け引きが完全に『草野球レベル』の実力差を感じずにはいられない本多選手のスタート。

完全に千隼の警戒切れてるというかなんというか、ものの見事な本多選手の【余裕シャクシャク】の盗塁スタート。

これは・・・ナンかワタシが草野球でピッチャーしてる際に、野球未経験者のワタシ投手が野球経験豊富な方がランナーでいる際にカンタンにやられる盗塁と同じニホイのする盗塁でありました。

偉そうにこんなコト書いてますが『牽制』って難しいのは百も承知しております。しかし投手は打者と勝負するだけではダメなんです。

しかし千隼の「修正力ってか【対応力】は高いな」の感じたのはこの直後から。

このヘンを補うためにセットの時間を延ばすことで相手がスタートを切り難くします。

しかし投げ急がずに落ち着いたマウンド捌きは【大人】な雰囲気を感じました。

率直な感想ですが、都立高⇒桜美林大学と進み、大学で開花した素材。

投球で加速的に成長した分、投げる以外の部分での積み上げがまだまだなのかと。。。

こーゆー投げる以外の部分はこれからプロで磨いていく部分。総合的に判断して、まだまだ『伸びしろ』の沢山ある素材なんやなぁ~と判断するので、チームは上手に伸ばしていってやって欲しいと思います。

ただなぁ~英二コーチはどうか知りませんが、雅ヤンは『幕張の防波堤』ゆわれたけど、昔の抑え投手。

ランナー無視で打者オンリーでピッチングしてたんで牽制指導は期待できへん。

牽制指導やったらファームの晋呉コーチやな。晋呉はフツーの球種しかなかったけど、シュートと牽制で活躍した投手。

晋呉コーチ、よろしくお願いいたします。

好投の千隼を見殺しにしたのは打線。まぁ元々期待はしておりませんがね。。。

でもこの試合で千隼を崩したのは相手打線ではなく味方の守備。

パラデスのレフト\(^o^)/で得点を許します。

左打者中村晃選手のレフト方向への打球。左打者のレフト方向への打球は基本大きく切れていきます。

そこをパラデスが予測しながら守れていたのか?って守備。

これまた草野球レベルの守備を発揮してしまいます。。。

やっぱ外国人外野手の守備って雑なんよなぁ~。たまにメジャーの試合をチラ見するけども、足が速い・肩が強い外野手ばっかりやけど『守備ウマッ』って思うのは、日本の宝であるイチロー選手の守備くらいなんですよね。

獲得時から守備は望めないとはありましたが、やっぱりなって印象です。

元々DH起用メイン、いやDHのみの起用想定のパラデスを守りに就けないといけないトコロが現状のしんどさ。

福浦・井口使うにも今はアジャは絶対に外したらアカン選手。だからDHは空けなアカンとこに外野手が・・・

角中離脱に清田は浦和生活。。。ポジション空いてるし、あえてならココやろ・・・ってコトでレフトに就けたと思うんですよね?

この試合終了後に伊東監督がとうとうパラデスの浦和行をコメントした様ですが。。。

『監督、よう我慢しましたね』っていうのがワタシの感想です。

パラデスにダフィーの起用ですが、ワタシも開幕当初から『これは使えん』って印象があり、先週半ばか?末?までは『なぜ使う?』と思っておりましたが・・・

よくチームを眺めていると、昨日の試合後に監督もコメントした様に「イキのいいのも居ない」ってのが実態で、『なぜ使う?』ではなく【使わざろう得ない】ってのが現状のマリーンズなんやと考察します。

SNS類のカキコ拝見してても、「平沢使え」「脇本上げろ」「肘井上げろ」etcを拝見しますが、ぶっちゃけみんな【起用出来る状態じゃナイ】ってのがワタシの意見です。

一番期待度の高い平沢ですが、まだ1軍のスピードには対応出来ておらず、バット振ったら打ち上げてアウトになってる印象。

さすがにドラ1だけあってバットコントロールは並外れたモノ持ってるんでしょうね?振ると当たるんですよ。

でも、今はそこが弊害になってる感じがします。と言うのも今週の親子ゲームでファーム戦にスタメン出場してましたが、あの程度の投手にでも抑えられてるのを見ると打撃を崩してる印象が強く、今は無理に起用し続けると余計に深みにハマってしまいそうで、伊東監督も起用が難しいと見ております。

これは加藤も同様かも知れません。加藤は平沢みたいな【技】の部分の才能は感じませんが【身体能力の高さ】は感じます。

実際に昨年までのファームではTOPクラスのプレー出来ますが、1軍上がると・・・ってなるのは『対応力』ってトコがまだまだ1軍レベルに到達していないと感じます。だから加藤も完全に打撃が崩れてる状態やと見ており、先日の親子ゲームも平沢同様スタメン出場しておりましたが、平沢よりもヒドい状態でありました。

期待度だけで『ファームの若手を上げろ!!!』なんて意見がありますが、親子ゲームのスタメンみても1軍選手と2軍でくすぶってる元1軍ばっかりで組むオーダー。ワタシのお初お目見えが捕手の寺嶋でしたが、出場はファーストと、かなりガッカリしてしまいました。。。

ちなみにテスト入団の柴田がスタメン9番で出場してましたが・・・ファームでアレでは昇格はナイですね。。。

総じてファームも状態が思わしくないのだと推測します。

試合終盤に脇本とか三家とか出場してましたが、まだまだ1軍では厳しそーな雰囲気しかなく、『厳しいな・・・』て感想しかありあせんでした。。。

だからパラデスがファーム行っても、昇格は左打者が薄いベンチ事情を考えると根元ないし高濱かな?って。

しかし「起爆剤」ではなくあくまで『入れ替え』だけでそう多くは期待出来ないと見ております。

ちょうど10年前に比べると、内・外野の選手のアタマ数は増えたと思います。

現有戦力で『行ける』と見た【フロント編成部】はナニを根拠に『これでヨシ』としたのか?

打撃コーチの人選も含め、現状の惨事の根幹は【編成部】の仕事。

マネーゲームデスパイネの契約延長断念は仕方ナイと判断します。

マネーゲームなので「ないソデは振れない」これは理解します。

しかし断念もかなり早い時期やったと思うが、それ以前から「不成立となった場合」の想定、不成立以降ナニをしてたのか?

そもそもパラデスにダフィーは何を根拠に契約したのか?

外国人は水物なのは承知してますが「もしも」を想定した活動はしていたのか?

例えばメジャーキャンプ視察してロースター漏れそうでNPBで使えそうな選手の調査とか?

これは代理人情報におんぶにダッコやなく、編成部のスタッフが『ナマで』確認する調査はしてたのか?

野手のアタマ数は居ますが、まだまだ成長過程の選手ばかりなのは事実。

ここも「もしも」を想定した上での編成が出来ていたのか?

奨吾に8番与えたのは『期待』やったと思いますが、期待はあくまでも「期待」で根拠が乏しい。

これが現在、故障で離脱しているならまだしも、完全に1軍で対応出来ずに2軍でくすぶってる印象。

この部分についても「もしも」の想定が出来ていたか?

昨年のドラフトでも内野手の指名を見送り『居なかった』ってコメント見た気がしますが、

純粋に人材が『居なかった』のか?ある程度完成されてないとウチでは育成出来ないので『居ないことにした』のか?

今江はまさかの1位漏れにあやかった指名やった様ですが、当時の西岡を1位に持ってきたのはスカウトの眼力やったと思います。

その【眼力】は一体どこへ行ったのでしょうか?

コーチ人事にしてもそう、

伊東監督自身がそう人脈のある方でない監督。清水・立花コーチ連れてくるのが精一杯なのは解ってること。

で、それ以外のコーチは『編成部主体』で編成したはず。

昨年シーズン終了後の立花コーチの契約終了したのはヨシとしても、後任に山下据えたのは?ワタシは【編成部の怠慢】やと思います。

まともに精査せんと、現役引退後ずっとチームに携わってる「誰か」を漠然と据えた印象しかありません。

グランドレベルでも改善すべきことは多々あると思いますよ。

でもね、最初に人材揃えるのは【編成部】

監督は要望出しても、受け入れるか否かは【編成部】が決めることなんですよね。

潤沢に資金があればスキなよーに出来るでしょうが、そうはいかないのは承知しております。

問題としたいのはお金の使い方。

集客のためのファンサービスも勿論必要やと思いますが、ファンにユニフォーム配ったり、イベントゲームかなんか知らんけどコロコロとユニフォーム替える資金があるんやったらねぇ~って。

こんなダメ試合続けてても、伊東監督はちゃんと実態汲んだ上でコメントしてますよ。

どこかの監督みたく『自分の責任』ってコトバだけで済ますようなコトはしていない。

マスコミ各位、早急に編成部の幹部連中に現状をどう見ているのか?編成部の見誤りがどこにあったのかのコメント取って頂けませんか?

編成部の見解をお聞きしたい。

そんな気分でいっぱいです。