大阪からマリーンズを応援し、地元でセレッソを応援するおっさんのブログ

NPBはMarines、JリーグはCerezoを応援する、おっさんのブログ。娯楽もちょこちょこ書いてみます

《セレッソ》ただ、あるべき正しい方向へ進むことを願う with 乾貴士復帰

2021年 8月27日(土)

J1 第27節 @パナソニックスタジアム吹田

セレッソ大阪 1 - 0 ガンバ大阪

 

今季はずっと【疑念】だけで眺めていた

セレッソ大阪

 

この週、水曜日の試合後のクルピ辞任発言に

翌日の双方合意のクルピ退任。

森島寛晃の社長らしくない立ち振る舞いに

こんな大きな人事が生じているのに

存在を表さない梶野智本部長。

 

『この会社は腐りきってる』ことに

苛立ちしかなかった先週。

 

監督が小菊昭雄に交代した初戦が

大阪ダービー』というタイミング。

今回ほど『大阪ダービー』ってことを

自然と意識しないというかなんというか?

今季全く【無戦術】でシーズンの半分以上を

過ごしてきたセレッソ大阪が、

監督交代で、どんなヴィジョンを示すのか?

ゆーても中2日なので、

過度の変化を期待、いや予想ですね、

するのもおかしなハナシですし、

とにかく、今季初めて

『邪念なく、冷静に』観戦したゲームだったかも?

 

※視聴翌日日曜日の早朝から。

 オンタイムはマリーンズが佐々木朗希クンの先発

 だったので、そっちを視聴。

 セレッソの試合結果は全て寸断した上での視聴です。

 

 

試合前日の監督インタビューにて

「ハードワークをしない選手は使わない」と

公言した小菊監督。

スタメンは2トップにタガートに加藤陸次樹

2列目が左キヨ、右坂元タツ

ボランチは原川、藤田

DFは左から、マル・瀬古歩夢・西尾・松田陸

GKは鉄板のキム・ジンヒョン

ベンチメンバーですが、久々?の鳥海に西川潤

大久保嘉人もソレに当たるかな?

 

なんと・・・チアゴに奥埜がベンチ外???

小菊さんがターンオーバーしたのか?

アゴは梶野やなくクルピマターで獲得した

選手やったよーな記憶なので・・・

それともスタッフ1名のコロナ陽性の発表あったので

濃厚接触者としてベンチを外れたのか?

次節、とゆーか、9/1ルヴァンカップvsガンバ戦には

また名を連ねてくれるか?

 

 

期待というかなんというか、これまでの大きな×2な

疑念を振り払って欲しいと淡く願いながら

ゲームが始まります。

 

 

試合開始早々の入りは凄くイイ感じ。

これまでと違って、各選手が迷いなく・かつ冷静に

試合を組み立てている印象。

これはセレッソが冷静だったのか?

前節から9枚替えしたガンバさんのターンオーバーで

微妙に噛み合っていない隙を旨く突けていたのか?

とにかくイイ感じ。

 

だったのに、いきなり『水を刺される』よーな

トラブル発生・・・

 

開始10分でキヨが相手チアゴ選手と絡み合って

転倒した際に、足首引っ張ったですかね?

いきなりの負傷退場・・・

 

『イイ感じやったのに・・・見放されてるなぁ』

 

とネガティブな思考にいきなり陥りしましたが、、、

 

交代でinしたのが、高木とっしーでなく山田寛人。

この辺りが『小菊監督らしい』起用なのかな?

 

短期間ながらも【決め事】が周知されていたのかな?

キヨと山田寛人では、プレースタイルのなんも違いますが

チームが一切破綻しない。

キヨがいる時はキヨがいる様に、

山田寛人なら山田寛人がいる様に、

ちゃんとチームとして機能している。

凄く地味なコトですが、ワタシ、ワクワクしましたね。

 

『森島よ【ワクワク】ゆーのは、こーゆーことやぞ』と。

 

最後のトコはね、中々旨くはいかないですが、

これも【近代サッカー】です。

どこのチームもゴール前はシッカリ固め、

ミドルレンジからシュート撃っても、中々GKまで

ボールが届かない。

ここをこじ開ける【個のチカラ】

これはどこのチームもそれが出来る選手を欲するが

そんなカンタンなことじゃない。

 

けど、今季のこれまでみたく、退屈な感じはなく

楽しくというか、集中して試合展開を眺めていました。

 

前半のセレッソが作った決定機、

相手DFから前に出たパスを陸次樹がカットし

旨いコト、トラップを成功させ、少ないタッチで

抜け出したタガートにナイスなスルーパス!!!

タガートもトップスピードで駆け上がり

相手に挟まれ斬る前にファーにシュート!!!

するもポストをかすめてタッチラインを割ります。。。

タガートもアトはキッカケかな?

あーゆーのが決まりすると、一気にノッてくる様な。

でも、あれが決まらずに、呼び声だけで消えていった

外国人FWは数知れず。

いやぁ~難しい仕事です。FWってポジションは。

 

で、ナイスパスカットからナイスタイミングで

パスをはたいた加藤陸次樹

そーいえば、昔こんなタイプのFWが

セレッソにいましたね?

小松塁】ってFWが。

ワタシ、なんか被りましたね。

小松塁も期待イッパイされたけど開花せず

移籍しちゃいましたが、陸次樹はどんなサクセス辿るか?

 

攻撃のハナシばっかになりましたが、守備の方も。

クルピん時みたく、意思疎通なくダラッと奪うことなく

あるエリアに入って来たら2枚でサッと挟むとか、

DFラインを高く保つ辺りとか、

全体的な印象として

ユン・ジョンファン』のスタイルがベースかな?

小菊スタイルは。

DFラインを綺麗に揃える辺りは『ロティーナ』かな?

前線のチアゴ・アウベス選手とレアンドロペレイラ選手を

確実に抑え込む徹底っぷり。

危ないシーンは1回だけでしたね?

FKでいいの1発蹴られましたが、

ほぼセーフティーで前半が終了します。

 

そんで後半早々ですね、セレッソの先制点。

後半の入りも完全にセレッソが制圧してる印象。

相手陣内に入り込み、スローイン取りながら

前進するのもユン・ジョンファンベース???

スローインからの流れでペナルティエリアに侵入。

相手に当たったボールをスローインから内に

斬り込んでいたマルの足元に落ち、

ちょうどマルの向いてる方向にスペースがあり

その先で待ち構えるのが松田陸

この試合通じても、ここだけやったんとちゃうかな?

ガンバさんがゴール前でスペース開けてしまったの。

あんだけ条件揃ったら、早々マルはパスミスしません。

そのとーりに陸の扱い易いパスを陸がミスせず

トラップし、利き足に落として右スミにズドーン!!!

 

陸のゴールでセレッソが先制します!!!

 

で、気を引き締めるのは、ゴール後5~10分。

フワッとした感覚で失点する機会の多い時間帯。

 

で、ここで藤田がまたパスミス?トラップミス?

ケッコウ藤田が中盤のピッチ中央の自陣で

やらかしよるんですよね・・・

ですが、西尾のカバーが良かったですね。

ミカタがミスしてもそれを他の選手が補って

ピンチの芽を摘む。

いやぁ~このゲームは選手間に意思疎通もあり

こうやって補い合う。

ホント観てて『ワクワク』しましたね。

 

セレッソ得点後、10分過ぎても

展開が落ち着いてるのを嫌い

ガンバさんがチアゴ・アウベス選手を下げて

山見選手をin

スピードで西尾のウラ突く作戦だったでしょうね。

さすがにスピードにキレの鋭い動きに翻弄され

かかりますが、最後のトコロはやらせない。

これも事前スカウティングがシッカリ浸透してたか?

 

そんでガンバさんは更に攻撃に厚みを増す交代。

ガンバさんの誇る「天才プレーヤー」の宇佐美選手に、

「joker中のjoker」パトリック選手を投入。

宇佐美選手のドリブルでの突破と、

ゴール前で散々ヤラれてるパトリック選手。

ホンマにイヤな最終カードを斬ってくるガンバさん。

この辺りの選手を常にベンチに置いている辺りも

ガンバさんの変わらないスタイル。

徹底してますね。チームづくりが。

で、もう1枚が井手口選手。

最近不用意なミスでボールロストする

藤田を狙っての起用やったんかな?

やっかいな3枚替えでガンバさん、勝負に出ます。

 

交代早々はちとセレッソディフェンスも混乱してた?

宇佐美選手に何度かドリブルでペース握られしましたが

5分もせんウチにセレッソのディフェンスが落ち着いた?

危ないトコを事前に抑えてたかな?

ちょっと相手が前掛かりになってくると、

坂元タツにボールが入り、ドリブルで勝負する展開が

増えてきます。

坂元タツも今季はどの試合も、前半はほぼボールに絡めない。

相手のマークがキツくて、まぁ自由にさせてもらえません。

凄い選手になっちゃったですね。

 

展開と前後してしまいましたが、

タガートoutでinするは西川潤

これまでワタシも凄い【色目】で彼のプレーを見てましたが、

この試合は活躍したとまでは言いませんが、

『ちゃんと周りと連動してて良かったよ』って

始めて思えましたね。

フツーに良かったと思います。

 

相手がバタバタ交代カードを斬ってくるが、

ジワっとその時を待つ小菊采配。

最後の『勝ち逃げパターン』にハメる交代

陸次樹・藤田に山田寛人outで

大久保嘉人・高木とっしーに喜田陽をin

 

開始早々にキヨoutで高木とっしー入れなかったの

これを待っていたのかな?

高木とっしーは後半途中出場で結果重ねた選手。

なので先発よりも、こーゆー起用が合ってるかも?

そんで大久保嘉人ですね。ミッションは

【相手DFラインのボールを追いかけまわせ】

セレッソゴールの遠い所にボールを置いておく為の起用。

そんで喜田陽ですね。この辺りが芽を出す必要急務。

昨年からですね。藤田の衰え。とにかくイージーミスする。

イージーミスする機会が凄い増えてる。

で、致命的なピンチ招く。

なのでここはスパッと交代した印象。

 

最後の時間の潰し方、良かったんじゃないかな。

どこもフツーにやることですが、

クルピにそれはイメージできなかった分、尚更。

大久保嘉人の使い方も。

さすがにあの年齢の選手にゴール量産求めるのは酷。

本人が志すことは否定しないが、現実は現実。

勝ち逃げ展開で、相手DF追っかけまわして

前線にボール出させず、万一ボールが奪えれば

少ない相手だと経験値でナニかする引き出しあるし、

テキトーに相手を挑発して曖昧に時間を潰すこともする?

(趣味の範囲で)

 

そんで松波ガンバにも策がなかったですね。

ガンバさんらしいオーソドックスなパターンあれど

オプションがなかった印象。

 

 

ダービーに勝ったというよりも、

監督交代初陣で、チームが混乱するドコか

これからの方向性を示し、全員がその方向に

向かっていた辺りがよかったですね。

 

どういうかな?

梶野に森島が一気に10年以上前に巻き戻した時間を

小菊監督と選手が、4年前までに

時間の針を戻してくれた印象。

 

これが一瞬の感覚でないことに期待したいです。

 

 

と、8/31になりエントリー作成していると、、、

news.yahoo.co.jp

乾貴士の10年ぶりのセレッソ大阪復帰が決定。

背番号【7】を準備して待っていたのに

乾が希望したのは『23』ってオチ。

 

このタイミングでキヨがイヤな途中交代したことで

この補強は『タイムリー』な補強になったけど

これはあくまで【結果論】

 

乾貴士には【セレッソ愛】を感じるので

『おかえり、乾貴士』と歓迎します。

実際にどんなプレーをしてくれるのか?

ワタシ、海外×2ゆーて世間はJリーグを軽視するけど

乾とて、スペインリーグで2部降格したクラブに

所属していた選手です。

その選手がカンタンにJリーグで通用するの?って。

 

そこはワタシ、特別視はしないですよ。