大阪からマリーンズを応援し、地元でセレッソを応援するおっさんのブログ

NPBはMarines、JリーグはCerezoを応援する、おっさんのブログ。娯楽もちょこちょこ書いてみます

《セレッソ》改めて、称賛するのは時期尚早

2021年10月30日(土) @埼玉スタジアム2002

ルヴァンカップ ファイナル

セレッソ大阪 0 ー 2 名古屋グランパスエイト

 

どさくさでファイナルまで駒を進めたセレッソ

なんの達成感もなく辿り着いてるので

4年前の様な高揚感は全くありません。

 

ミッドウィークの水曜日、天皇杯準々決勝で

マッチアップしたグランパスさん。

ゴールゲットはチアゴにタガート。

さぁこの辺りをルヴァンカップファイナルに

どう融合させてくるか?と考えましたが、、、

『ともにベンチ外』

このゲームのスタメン/SUBが

小菊監督のベストチョイスみたいです。

 

さぁゲームの方ですが!!!

予想通りの展開かな?ジックリとガードを固めて

ボール奪ったらカウンターのグランパスさん。

この戦術で来られると滅法弱いのがセレッソ

そらね、今季の積み上げのクォリティー

違いますわ。クォリティーが。

 

開始早々からは速い寄せとマテウス選手のスピードに

少々手を焼いてる感、あったものの

すぐに落ち着きを取り戻したというか、

グランパスさんがペースダウンしたと見るか?

セレッソがボールを握ったというか?

握らされたというか?

そんな展開でも気になったのが原川の

トラップミスにパスの蹴りそこない。

一体どうしたのだ???

 

大怪我には繋がらないですが、

攻撃がノックしてしまう。

こんな間を与えるとサッと帰陣して

守備体系を整えるグランパスさん。

 

攻めてる様に見えて攻めさせられてる。

だからシュートまで持ち込めない。

 

そんな感じで前半が終了します。

 

 

そんで後半はアタマから

山田寛人outでキヨin

キャプテンマークがジンヒョンから

キヨに渡されます。

 

山田寛人はやっぱ【役不足】感はあったかな?

山田寛人・加藤陸次樹とも

やっぱ経験とかスキルの差はあったですね。

完全に制圧されてた印象。

ここでキヨを入れ、前線でアクセントつけ

2列目の乾に坂元を絡めてどう切り崩すか!!!

 

ゆーてる間のCKから失点を許します。。。

 

苦手な後半入りのCK

 

『キヨが入ったからなんとかなる』

じゃないですが、【フワッ】としてたのは

事実かと。。。

 

これで一気に難しい展開になります。

 

このアトですが、セレッソ

加藤陸次樹out、大久保嘉人inさせたり

奥埜博亮out、豊川雄太inさせますが、、、

 

見せ場は陸のクロスかシュートに

大久保嘉人が飛び込んだとこくらい?

リプレイ映像でビックリしたですが、

陸がキックする前から、あのスペース狙って

動き始めてるとこ。

合いはしなかったですが、あの辺りの【嗅覚】

凄いなと。

 

そんで後半の小菊監督の読み違え。

「キヨを入れ、膠着した展開を脱却しよう」が

『見事にバランス崩しちゃった・・・』

キヨもトラップミス多かったですね。

解説のウッチーも言ってましたが、

「100%どんな展開でもミスしない選手が

ミスするとリズム作るのがしんどい」って。

まんまこのゲームの選手交代。

キヨinが裏目に出た印象。

 

そこに乾もカチャカチャしてるだけで

どーもリズムが作れないとこに

キヨもあんな感じだったのでグダグダに。

 

坂元も相手のマークが厳しくて、

昨年終盤から、ほぼなんもデキない。。。

 

起点になれるのは松田陸だけ。

で、その陸が前掛かりになったら

相手SBのクロちゃん、いや吉田豊

キッチリと利いてくる。

 

あきらかに手詰まってましたよね。。。

 

そんで最後はカウンターを決められます。。。

 

抜け出したシュビルツォク選手のシュート、

ジンヒョンがファインセーブしますが、、、

ルーズボールセレッソのメンツは回収出来ず

後ろから追っかけて来た稲垣選手がズドーン。

 

とどめの1発・・・

 

 

セレッソの1点は返そうと、攻撃にアツをかけますが、

今シーズンの【積上げたモノ】の差。

シッカリと刷り込まれ、今シーズンの集大成を迎えた

グランパスディフェンスに、

乾にキヨに嘉人に豊川と『昔の名前で出ています』の

【個のチカラ】に頼れどビクともせず、

試合終了のホイッスル・・・

 

順当に敗戦しました・・・

 

 

ファンながら、凄い冷たい書き下りしてますが、

試合序盤にラッキーパンチ入ってれば

展開違ったでしょうが、

チカラ比べて駆け引き勝負になったら

こんなモンでしょうね。

 

ある意味これで勝ちでもしたら、

名古屋グランパスさんに失礼やし、

ラッキーパンチでも勝てば【タイトル奪取】

これだけで今シーズンの準備から今日まで

失敗に失態を繰り返した

森島寛晃社長に

梶野智統括本部長の

無罪放免?情状酌量?になるのもアタマ来るんで

一生懸命に戦った、選手にスタッフには

タイヘン申し訳ありませんが、

『この結果で順当』だと判断いたします。

 

 

クルピのグダグダから小菊さんがセレッソ

積上げたものを、即興で具現化してること。

守備ん時の挟み込みとか帰陣時のポジション。

ここは大いに評価しています。

Jリーガー経験なくここまで辿り着いた努力。

バイトコーチからスタートし、

S級ライセンスも取得して、

15年ですか?コーチをずっと続けたってこと。

トップチームのコーチスキルなけりゃ契約終了し、

セレッソの下部組織ないし、提携してると思われる

下部カテゴリーのサッカーチームのコーチに転属

となるのもコーチ業界。

そこは大いに評価しますが、、、

課題は【未だに『兄貴分』として称賛されること】

監督は『アニキ』ではダメです。

 

そこが後半の選手交代にも見えたかな?

とベンチメンバーにも。

CKで得点奪うには?

進藤じゃなくチアゴだったんじゃないの?って。

 

ちと、そーゆートコが小菊さんは気になるかな?

 

 

今季で満了になるのが当然と思われる編成部ですが、

またここにきて

news.yahoo.co.jp

アホと違うか。

 

このゲーム眺めてても感じんのかね?

昔の名前で出ています』では勝てないこと。

そんな何人も【経験の還元】するために

チームにいらん。

 

ルヴァンの敗戦で改めて気付いたこと。

 

それを活かせるクラブになってくれること。

 

今のクラブを取り巻く空気感の危うさ。

『苦労人、選手のアニキ分の【小菊】だから

この先に明るい未来がある』みたいな

全く根拠のない展望。

 

アト少しでタイトル逃した2005年

翌年の2006年シーズン。

アノ時と同じ様な空気感。

 

そこにえーかげん気付けよな。