大阪からマリーンズを応援し、地元でセレッソを応援するおっさんのブログ

NPBはMarines、JリーグはCerezoを応援する、おっさんのブログ。娯楽もちょこちょこ書いてみます

《マリーンズ》(CS・Final3回戦)不用意・準備不足・方針の驕り

パ・リーグ クライマックスシリーズ

ファイナルステージ @京セラドーム大阪

3回戦 2021年11月12日(金)

マリーンズ 3 ー 3x バファローズ

※アグリーメントにより2勝している

 バファローズの勝ち越しにより

 引き分けで打ち切り

 

先発

マリーンズ  岩下 大輝

バファローズ 山﨑 颯一郎

 

敗戦から3日が過ぎましたが、

皆さまはどうお過ごしでしょうか?

 

正直ね、最初から『勝ち抜け』するイメージが

一切出来なかったCSファイナル。

チカラ負けないし貧打線が足を引っ張ての敗戦は

想像していましたが、最後の最後で

アレをされての敗戦。

アレの分析は後程シッカリ書きますが、

ワタシはこーゆー負け方が凄くショック。

これが紛れもない【現実】

色んな意味で根深いなと感じています。

 

1,2戦と無得点のマリーンズ。

このゲームはオーダーを大幅に更新。

打撃不調のマーティンにエチェの打順を下げ、

岡大海に山口航輝を外して

2番 和田康士朗

5番 角中勝也

の奇襲打線。

角中勝也は山﨑颯一郎投手との相性とのことですが

和田康士朗のスタメンは驚き。

正直なところ、打撃に関してはまだまだ1軍どころか

2軍でも相手投手によっては怪しい和田康士朗。

ワタシの主観ですが【根拠が見えない】【博打的】

な起用は好きでない。

『一度試してみては?』

根拠の無いこと試すのはベンチの無責任。

そんな思想なのでこの起用は???

和田康士朗はスキですよ。起用に根拠の無いのが

スキじゃないってハナシです。

 

和田康士朗の起用は先制に繋がったから

『結果的に』アタリだったんかな?

けど、定点のこのゲームだけに限ったハナシ。

他の打席の姿を見ると、1軍ではまだまだ。

もっと修業が必要ですね。

 

このゲームを任された先発の岩下大輝。

やっぱ岩下の捕手は柿沼でないとアカンのかな。

岩下が勝てなくなり始めたのって、

柿沼が戦線離脱してからでしょ?

シーズン終盤、美馬の大炎上後に登板に

『火に油』のピッチングした岩下ですが、

このゲームは違ったです。

2回ウラなんかも先頭のらおうに3ボールから入って

最後は三振で仕留めたりとか。

マウンドに仁王立ちしてた【良い時の岩下】

でしたが・・・

ツメなのか、マメなのかを気にして一旦ベンチ裏に下がり

治療して登板再開の初球・・・

10/12のココでのゲームのリピートみたく

不用意に入ってしまったフォークのすっぽ抜けを

宗クンにスコーーーン!!!

チームとして『同じ失敗』を繰り返します。。。

 

そんなことがあっても追いすがるマリーンズ。

7回オモテ、ヒットで出塁したマーティン。

続くエチェのレフトフライを

バファローズ・ラベロ選手が緩慢に打球処理してるの見て

【魂のセカンド・タッチアップ】

あれは震えましたね。魂感じたぁ~。

で、藤岡の凡打挟んで

代打の神様

佐藤都志也のタイムリー!!!

低めのボールにシッカリ対応しての。

いやぁ~この場面もシビれた。

来季はファーストorライトにコンバートやな。

 

で、8回オモテに勝ち越しの

キャプテン奨吾のソロHR!!!

 

 

そんで最後の9回ウラですね。

序曲はてぃ~を追い込みながらも

『因縁のシンカー』をまたも・・・

フェンスオーバーでなくシングルですが、、、

ちょっとイヤな予感。

安達選手はバント1球ファールしてから

ヒッティングに変更し、1・2塁。

 

ここでセオリー破られてあたふたする

マリーンズベンチ。

 

里崎さんもこの場面を指摘していましたが

【ベンチワーク】で完全に後手踏んだというか

動揺したトコ見せてしまったんが全て。

『ナニをバタバタしてるのか?』と。

 

けど、あの場面は誰が予測しても

送りバント』のシーン。

しかし中島監督は【プロ】でしたね。

里崎解説にもあったですが、

「あの場面でサインの確認なんかしちゃダメ」

「あっこであんな【間】を作ると、

相手は考えまとまってしまうので

時間を与えたらダメ」

そんで結論は、

【この1年間、ナニをしてたの?ってハナシ】

そーゆーコトなんだと思います。

 

100%【バント】と決めつけシフト敷いた

マリーンズのフォーメーションをぶち破る

小田選手のバスターが見事に決まり。。。

 

マリーンズのCSファイナル敗退が決定。

 

今季が終了しました。。。

 

 

ワタシ的に一番イヤな負け方。

【野球の質】で負けるのは

メンタルのダメージが大きいです。

 

あのバタバタして二度マウンドに集まったシーン。

あれが【今季のマリーンズ】を象徴してるのかと。

シーズン前にはいなかった野手が2名。

誰がサイン確認でバタバタし始めたか?ですが、

こーゆープレーってキャンプ中に骨子作って

1年間で熟成していくもんだと。

サッカーなんかもそうですが、

シーズン序盤は前年の貯金でスタートし

時間をかけて戦術を熟成していく。

そこはNPBのこんなプレーも一緒だなと。

 

そんな部分で行くとマリーンズは

シーズン途中に戦力を補うトレードや獲得を

積極的に行い、ピンポイントで当てること

称賛されていますが、

こーゆーコトを毎年することが当然であれば

里崎さんが言っていたような

「この一年、ナニをしてたの」

なんてこと言われない様なフォローアップ。

 

まさにこのシーンこそが

『今季の【光と影】を象徴した』シーンだったかと。

 

 

マリーンズの2021年シーズンが終了。

 

今季順位予想、ワタシ5位ないし最下位だったので

大健闘でありました。

 

まさか2年続けて【優勝】を意識するシーズンに

なることは予想できなかった。

でも【優勝】に届かなかった理由は

昨年同様に『不変』であったこと。

もうひとつ付け足せば、

シーズン終盤の大失速は

井口政権はずっと、

それ以前の伊東政権時からの課題。

 

またこの課題が全く改善の兆しなく

終えてしまった

2021年シーズン。

 

 

ファン、サポの皆様、

1年間、お疲れ様でした!!!