最近は録画を掻い摘んでの確認です
スコア
マリーンズ 8 - 7 ファイターズ (延長10回)
ひとえに『やっぱファイターズは強い』
アノ展開で追いついてくるところは、さすが試合巧者と思いますし、pointをシッカリ抑えれるチームです。
一方のマリンは先制し、直後に追いつかれ、リード奪われ、追いつき・追い越し、勝てる展開をジワジワと差を詰められ、結局追いつかれ
までは昨年も何度ともなくあった展開ですが、昨年までなら追い越され相手チームの歓喜の和を横目に・・・TVの電源OFFってのが訓令ではありましたが、この試合は違いました。
10回オモテの代打福浦。【1発】って意味では伏兵だったと思いますが、代打起用に答え、且つ打席での姿勢もスタメン時のジックリ待つスタイルから代打仕様の【一撃必殺】の甘い球を見逃さず、振り抜いた打球は広い札幌ドームのフェンスを越える勝ち越しHR!!!
試合場所もビジターであるにも係わらず、こーゆー勝ち方出来たことは『やっぱり今季のマリンは違う』という想いが、また一歩、確信に近づいた気すらしております。
試合内容をカンタンに振り返ると、そうですね?
まず唐川ですが、今季はどーもボールにキレが感じないでしょうか?
特に低めのストレート。スピードガン表示も130㎞前半ばっかりで、且つ見た目も『球速表示通り』って感じがします。
カーブを多めに使い、なんとか組み立てていましたが、結局捕まってしまいました。
ワタシ的には、持ち直せそーなネタも見つけられず、正直凄く心配です。
1・2年目と練習量抑えられながら、試合だけはビッシリ投げたツケなんでしょうか?
だからと言って、今季の練習量UPが原因なんて思いたくもないです。
なんとか浮上のキッカケを掴んでくれる事、期待します。
その一方で、『今季良くなったなぁ』と改めて感じたのが伊藤。
昨年までがウソのよーに、ストライクゾーン近辺の球数が増えました。
火消しに登場の場面はシッカリ抑え、回を跨いだ先頭は四球だせど、後続(1人だけですが)抑えたのは良かったです。
続いて登場は、ワタシが『使えない』と書き続けているマーフィー。
でも、期待の服部が2軍落ちし、昇格が古谷。昨年?一昨年?の印象【持ち味が見受けられない】印象が強く、投げてみないと何とも言えないし、川﨑も放出とマーフィーには【やってもらわんとイカン】に変わりました。
ここの登板というか【1球】が、マリンにとって『悲劇の始まり』だったですが・・・
この【1球】については、マーフィーがどうこうは、あえて言うなら3ボールにしてしまったって程度で、非常に微妙な判定ではありましたが、審判云々よりも、捕手的場のキャッチング技術が一番の要因かとワタシは判断します。
的場のキャッチングですが、野村克也さん風の言い回しをすると『捕手としての致命的な欠陥』があると私は判断します。
それは、低めの変化球をキャッチする際、尽くミットがオジギしてしまう。
これでは、中々低めの際どいトコはボール判定される確率が高いと思います。
それをカバーする目的か?どうかは知りませんが、早々にストライク/ボールの判断を的場個人がやってしまう。
これも審判は相対的に嫌う行為。
キャッチングはそうカンタンに修正出来るモンではないでしょうから、せめて際どいコースはシッカリ審判に見せてあげて、ストライク/ボールの判定は審判におまかせする。
判定に対し、頻繁に余計なしぐさを見せない。
要は、本人が投手フォローしてるつもりが、結果投手のアシひっぱてる感じしなくもないんで、このヘンは彼以外に頼れる人もいないんで、今日以降の試合では注意してほしいと思います。
最後に登場の小林宏之は、初めてこんな展開での登板でしたが、シッカリと投げてくれたと思います。
9回先頭の田中賢選手にはHIT打たれましたが、以降はそないに危ないシーンもなく、勝ち越し後のシッカリ危なげなく投げてくれたコトは嬉しい限りです。
それと、9回に出塁許した後のマウンド捌き。これもワタシが常々書いている『今の抑えはバッターオンリーだけではダメ』も実戦してくれました。
それは牽制。速い牽制でランナーをフリーにせず、バッターとも勝負と【2つの戦い】を上手くやってくれたと思います。
今後もこんなピッチング・マウンド捌きに大いに期待します。
打つ方は依然好調ながら、【細かい部分】ではまだまだだと思います。
今はHIT繋がるんで良いのですが、送る場面でバントするのは荻野貴ただ一人。ちょっとコレはどうか?と考えます。
荻野貴がバント失敗で3塁アウトとなりましたが、ここは荻野貴バントやなしに西岡にバントのサインは無かったのかな?
3番井口が好調なので、ランナー貯めたいってのも解りはしますが、『1点を確実に』と考えると、西岡に送りバントやってほしかったです。
アトは寸でのトコでマリンに向きましたね。
大松の5回の大松のタイムリーにしても、アト5㎝打球が低ければゲッツーだったと思いますが、大松のパワーが優りました。
続くサブローもレフト線へのタイムリー。甘い球をミスショットしなかったことは評価したいです。
守備面では、キム・テギュンちゃん・・・。送球を捌くのが、ハッキリ言ってヘタ過ぎます。
9回ウラの高橋選手の打球。荻野貴快足飛ばしナイスキャッチ。
田中賢選手はセカンド手前、急いで帰塁。荻野貴がファーストへノーバン送球。ちょっと逸れ気味ではあるが捕球出来る範囲の送球。
捕球出来ればゲッツー完成のファインプレー×2!!!
ですが、しろーとバリに見事に後逸。且つバックアップの的場もマズく、結局進塁を許す・・・。
なんかアノ、荻野貴の送球獲れなかったシーンは草野球でズブのしろーとがバリバリの野球経験者の投げたボールを見事に捕球出来ないシーンとなんら変わりありませんでした・・・。
かなり具合悪いですね・・・。
なんだかんだ書きましたが、ビジターでコノ試合獲れたことは、今後考えると大きかったと判断します。
理想は逃げ切りですが、『ファイターズはカンタンには勝たしてくれないよ』って教えてくれた試合だったと思います。
チームは好調であり、ちょっと調子コイてたトコもあったと思いますので、またふんどし締め直して戦ってほしーです。
今日は大嶺。たのんまっせ~。