ライオンズという長年に渡り、常にパ・リーグの上位で有り続けるチームの体質。
長い月日・年月に選手は変われど、そのメンタリティーを受け継ぐベンチ、そしてそんな環境で育ってきた選手。
ベンチ・選手とも、ブログ師匠であるkt0120さんの言葉を借りると『メンタリティーの差』を強く感じた一戦となってしまいました。
ってかワタシ的にも夢見続けて現実の不甲斐なさ、無策さを色濃く叩きつけられた3連戦となってしまいました。
『全て選手任せ』
この言葉しか思い浮かびません。
初回に2点先制はしましたが、2番清田が打席に入る前からTVの前で『送れ×2』って絶叫してました。
でもバントの構えすらさせず、初球ポッコォーンっとセンターに打ち上げた時点で『今日も負けやなぁ』を確信しました。
その後に井口がらしく引っ張って『ゲッツー・・・』と思いきやサード阿部選手が弾き、いやここは井口のパワーが勝ってコトにしときましょうか?
そして西岡の鬼気迫る走塁で3塁を陥れます。ここの走塁も走塁判断力の高い西岡あってこその走塁です。
そして4番福浦が高めの抜け球を旨く被せて右中間突破の『1塁ランナーがゆうゆう生還出来る2ベース』で2点先制。
でもね・・・『こんな点の獲り方した試合はアトでひっくり返される』って覚悟は出来てた初回ウラ。
片岡選手を歩かせて、ゆうゆう盗塁成功させて、且つここの1球もボール球で、バッターをも有利にさせて、センター前タイムリー献上。
クイックの出来ないペンが盗塁のスペシャリスト片岡選手を歩かせてしまったことで相手の術中ですよね。
アトは【時の流れに身を任せ】逆転されるのを不安に待つ心境で、おかわり君に被弾・・・。
ちょっと気を取り直して、2回オモテ大松出塁で続く竹原は・・・
アトが的場なんで難しい判断ではありますが、送りだったんじゃないか?と思えど、そんなそぶりも無く、3ボール1ストライクから強攻、それもショートゴロゲッツー・・・。
こんなことしてたらゼッタイに追いつくことすら出来ません。
先発のペンも確かにダメ×2ではありました。
でもね、立ち上がりの悪かった帆足投手を揺さぶることも無く、ただ選手任せで攻略出来るとベンチは思ってたのか?
それ以上に不出来の先発で。
早めの継投と言えば聞こえはいいが、ただの無策で試合進める上で『ピッチャー代えたら失点治まる』って感じのくだらん采配にしか見えなかったですね。ワタシには。
結論、今季のスローガン【和】とは『選手個々が己で考えろ』ってコトだったよーで、この期に及んでも全く何もしないってか『当てモン采配』は、昨年までの輸入品Baseballの継続だったみたいです。
ホント悲しいです。選手は一生懸命やってます。
ただ若手や試合経験少ない選手はアタマ使ってやってる様に見えないのも事実。
そんな選手がアタマ使って野球する様になるのはレギュラー陣が教えなアカンことなんか?
それを教えるのはコーチの役目じゃないのか?
『腰の前で強く叩け』『ボール球振らずにストライクを振りに行け』を教えるダケがコーチの役割なのか?
そして采配せずに、牌の据え変えダケをするのが監督の仕事なのか?
誤った、展開見失いそーになってるのを助言するのがヘッドコーチの仕事では無いのか?
『今季のマリンは野球が変わる』と大きな期待・希望を持っていたダケに、ただ裏切られた気分が強くなっております。
監督・コーチ総入れ替え。
こんなことしかアタマに浮かんできません。
かなり粗いエントリーになったことお許し下さい。
コメント頂きました方々へ
完全にアタマに血が上った状態で書いてしまったことで、全体観(シーズン開始から現在)で書けてないですね。
カキコミ頂きました方々のコメント読ませて頂いて気付いた点ですが、
①ここ数ヶ月が粗っぽいことやってるが、それまでは堅実な野球はしていた。
②新任監督でこの結果は及第点。
その2点はワタシ自身が完全に見失った中でエントリー作成してしまってます。
そして『バント』にこだわっていることですが、これはやはり今季のテーマである【1点を大事に獲りに行く野球】において、初回先頭が出塁すれば『2番は基本送り』は開幕当初、荻野貴司がいた頃はゼッタイにやってたことが、彼が離脱以降、徐々に機会が少なくなっていることには疑問を持ち続けています。
清田の出塁率のこと上げて下さった方の意見も一理だと考えますが、私は彼を2番で起用し続けるのであれば、彼の未来の為にも『基本バント』は徹底してほしいと思ってます。
このことは過去のエントリーでも書いています。
ただ2回の竹原の場面での『バント』は、ワタシ自身が意固地になり過ぎていることは認めます。
しかし・・・ゲッツーになるにしてもショートゴロやなく、せめてセカンドゴロであってほしかったです・・・。
今後については、確かに怪我人続出で理想とする様なオーダーは組めませんが、初心に戻り【1点を大事に獲りに行く野球】を結果どーであれ実践していかないと、このままズルズルと行ってしまいそーな気がして仕方ありません。
ワタシ的には、打て打ての結果オーライよりも、こつこつと1点を積上げ、時には打て打てで相手を消沈させる様な【キメの細かい、メリハリのついた野球】を実践してほしいと強く願っております。