本日、12時48分にマリーンズケータイサイトから、FA補償獲得選手の一報がありました。
FA移籍の人的補償について
本日、阪神タイガースにFA移籍した小林宏投手の人的補償として、高濱卓也選手(21)を獲得することを決定しましたのでお知らせいたします。
【3/1マリーンズ公式サイトより】
ずっと報じられていた高濱ですが、マリンの補強pointにピッタリと当て嵌まり、且つ今キャンプでは『成長株』と報じられていた選手の獲得は喜ばしい限りです。
伝え聞く情報では、セカンド・サード・ショートが守れるみたいですし、マリン野手陣は右打ちが多く、左打者の獲得は懸案事項であったと思いますので、この時期に良い補強が出来たと思います。
ただ、この選手を獲得しなければいけなくなった背景としては、各新聞記事では、西岡メジャー行き、今江の怪我と報じられており、確かにそれが大きい理由かも知れません。しかし、ワタシ的にはソレよりも【現状】を考えると、前々回のドラゴンズ戦後にupした記事にも書いた、根元なり神戸の『伸び悩み』が編成方針の二転三転に繋がった理由かと考えます。
根元は高濱同様に、セカンド・サード・ショートは守れますが、ことサード・ショートでは『肩』が弱すぎます。
且つ、この2試合のOP戦でもエラーが続く様に、守備面での不安、そしてひ弱なバッティング、旨くないバントとなると・・・。
それと神戸にしても、ウリのバッティングが向上してる気配を感じない。
この2戦のOP戦でもサッパリですし、このサッパリが現在良い気配を見せている塀内をファーストの控えから外せないことになっていると思ってます。
塀内のサード・ショートは非常に危なっかしいのは事実ですがね・・・。
このOP戦は好調ですが、ワタシ的には【ピンチバンター塀内】として、昨年の様な『ココ一番の場面で1発で送りを決めるバント』に今年も多いに期待しております。
そして荻野貴司のショートがいつまで続くのか?
ショートコンバートが成功・失敗に関わらず、『打線』として考えると外せない選手。
恐らく荻野貴司自身が出場可能な状態にあれば、開幕直後はショートでの出場となると思います。
ただ、どこで再コンバートとなるか?
過去のマリンを観ても、西村監督もサブローもシーズン途中で外野手に出戻ってることもあり、現在の荻野貴司の【送球難】を観ると、なまじナイハナシではナイとワタシは見ています。
そんな意味でも高濱の獲得は色んなビジョンを想定した場合に、『想定される懸念事項』を埋めてくれる選手と判断しております。
この時期に、これほどの逸材が獲得出来たのは、紛れも無く、小林宏之のタイガース移籍を決めた時期が遅かったこと。
中々あの時期からでは、何も始まっていないタイミングで高濱をプロテクトするという判断は困難だったと推測してます。
この時期の移籍は高濱自身にとって『受け入れがたい現実』だと思います。
色んな割り切れないことも多々有ると想像します。
でも、マリンに来て精一杯頑張って、レギュラー獲る位の活躍を期待しております。
そして小林宏之。
このキャンプ中から連日『新戦力』と報じられていた高濱が人的補償対象となってしまったことで、シーズン中の【活躍して当たり前】度が更に上がったと思います。
高濱も宏之もシーズン中の活躍を大いに期待したいと思います。
【3/2 返信です】
wizkei さん
タイガースファンの方からのコメント感謝しております。
会社のタイガースファンも貴方様と同じ様な感想を持っておられますね。
中には、同期のドラゴンズ堂上選手より高校時代から高い評価をしてたって方も居て、非常に残念がっていました。
高濱は現在のマリン野手に居ないタイプの選手なので、是非レギュラーを獲ってほしいと思ってます。
(じゃないと打線が投手の左右にカンケーなく、右バッターばっかになりそーです・・・)
ワタシは大阪人ですので、ヒジョーに危惧してるのが【小林宏之】
『働く』では足りず【活躍ありき】と、かなりハードルが高くってしまいましたね(苦笑)。
もし???『働く』程度であれば・・・かなりツッコミが厳しくなること予想してます。
もし?そうなった場合、生粋の関東人に耐えられるかどうか?
かつての片岡さんは関西人であってもキツかったらしいですから・・・。
宏之にも頑張ってもらいたいです。