大阪からマリーンズを応援し、地元でセレッソを応援するおっさんのブログ

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《マリーンズ》「異色の経歴」ってコトバ踊らされず騒がず静かに見守りたい

一昨日ですか?シートバッティングでチェン・グゥアンユウから

ホームラン打ったことで注目度がアップしている、

昨年末の育成ドラフト1位の和田康士朗外野手のコトです。

 

実際の映像は確認しておりませんが、記事に添付されている

写真を見る限りでは、あれだけセンの細いカラダで

フェンスオーバー出来るってのは育成といえどプロは違うなぁ

って思います。

 

そしてこのシートバッティングのホームランから

彼の「異色の経歴」も記事にする上では格好の題材でもあり

行数の多い記事となっています。

 

昨年末の育成ドラフトでマリーンズが彼を指名し、

経歴眺めて最初に感じたワタシの印象なんですが

『こーゆー「素材系」の選手を指名して、マリーンズで育てれるの?』

って。

和田くんの背負う背番号【122】を昨年つけていたのが菅原祥太。

彼も和田くんとは多少異なれど「異色の経歴」を持った選手。

でも、わずか1年で戦力外に。

菅原くんの触れ込みも「ホークス柳田級の素材の持ち主」って

和田くんと、よー似た触れ込みだったと記憶します。

 

なぜ?菅原くんが、たった1年で戦力外になったのか?

バットを強く振れる能力はあったが、プロのスピードについていけなかった

のが理由やったらしいです。

 

和田くんもあの華奢なカラダでフルスイングするアンバランスさと

「異色の経歴」は記事にするにはナイスな材料が揃ってると思います。

 

昨年は富山BCリーグでプレーしていたとのことなので、

ここは菅原くんとの【差】であろうと感じてはいますが、

 

プロの野手が『打つだけ』で育成から支配下になれる程、甘い世界やないと。。。

バットにボールが当たれば「飛ぶ」ということは、なんとなく理解できますが

ゆーてもキャンプ序盤のシートバッティング。

今季の井口監督方針で「ピッチャーはキャンプ初日からブルペン入り出来ること」

としてたとは云えど、まだ『調整段階』

スピードはどうやったか?ですが、ボールのキレについては、

まだまだこれから仕上げていく段階。

なんぼチェンが台湾代表やとゆーても、ずっと1軍にいる投手でもないですし。

 

例えば「打つ」方は一定のレベルにあったとしても、その次に来るのが

【守備力】であったり【走塁力】であったり。

和田くんがどの程度の守備力・走塁力を備えているのか?

中学卒業後は陸上部に所属していたらしく「足は速い」みたいですが

【盗塁が出来る】【走塁が出来る】と「足が速い」は全くの別物。

守備についても、

【一定の打球判断力を備えているか?】【判断遅れを脚力で補うのか?】は

大きな差だとワタシは考えています。

 

直近のマリーンズでの最たる例が、昨年シーズン途中に加入したロエル・サント

「走り打ち」って【話題性】が十分で「足が速い」と言われ、本人コメントからも

「守備も見てくれ」なんてのもあったと記憶をしますが、

実際のプレーを見てみると。。。

 なんぼ足が速くても、到底成功しそーに思えないスタートの悪さに

ベース前で大失速するスライディングにNPBではありえない盗塁でのヘッスラ。

「マリンの風」の影響もあったでしょうが、打球判断が遅いかつ目測誤る守備。

『これまで「潜在能力だけでプレーしてたのね・・・』感アリアリ。

こーゆー外野手ってNPBでは通用しないんですよね?

 

和田くんの【守備力】【走塁力】がどのレベルにあるのか判りませんが

まだまだ【話題性】の選手なのかな?と。

 

まずはカラダ作りと守備力・走塁力を【NPB仕様】に仕上げることかな?

その『ベース作り』でどれだけの【育成力】がマリーンズにあるのか?

 

これまでのマリーンズの育成力では甚だ疑問です。

 

体制が変わったといえど、チーム体制一新とチーム体質一新が

リンクするかは、ホンマ判りません。

 

また1、2年で戦力外にするよーであれば、編成部の無能でしょうね?

育てられなかったのは現場が悪い。としてるようなモンですから。

そこも含みで指名選手決めるのが編成部の仕事やと思ってます。

 

まずは支配契約ゲットすることですね。

和田くんについては、ワタシは騒がず静かに見守りたいです。