大阪からマリーンズを応援し、地元でセレッソを応援するおっさんのブログ

NPBはMarines、JリーグはCerezoを応援する、おっさんのブログ。娯楽もちょこちょこ書いてみます

《雑談》予期せぬ出来事

ちょっと落ち着いたので

この3週間以内にあったことを。

 

10/26(木)PM19:00過ぎた頃

カミさんから

「にぃにぃが野球部の練習中に

ケガして救急車で搬送された」

とLINEが。

その後すぐ

「顔面にボールが当たったらしい」

 

正直まだその時は

慌てはしたがまだ

軽く考えてたです。

 

LINEじゃなんなんで

カミさんに電話。

 

「病院決まり次第

部活の先生から電話あるので

ねぇねぇのスマホに電話して。」

とのことだったので

『病院決まったら、連絡取れる様

ねぇねぇ一緒に連れてって。

ママ運転中に電話でれんし』

とだけ伝え、急いで仕事を片付けに。

 

病院が決まり搬送されCT検査

脳には異常は確認されないが

顎に線が確認される。

今日は救急なので

ここまでしか診察できないので

明日改めてとのコトで帰宅。

 

帰宅したにぃにぃは…

顎先よりもエラに近い両側が

腫れ上がり

口の中はずっと出血してるようで

ずっとティッシュで吸っては捨て

の繰り返し。

もちろん口を開けることは困難

ながらナニが起きたのか?

 

【バッピやっててピッチャーライナーを

キャッチし損ねて右の頬で受けた】

【最初はビックリしたダケやったが

口の中から出血しはじめ

ヘンな感覚なったんで

これヤバいヤツやと認識した】とか。

バッピするもストライクが投げられず

焦りに焦り、やっとストライクが

行き出したと安堵した矢先・・・

ちょっと気が抜けていた様で

ピッチャーライナーの想定が

アタマから消えていたらしいです。

改めてピッチャーってポジションは

難しいポジションだなぁと。

 

食べ盛りの子がこの日は食事を

取ること出来ず且つ

食欲も湧かない様ですぐ就寝。

 

そんで翌日なって再診察

結果はやっぱり…

両顎の骨折(顎下骨折)

それも2か所・・・

ボールが直撃したのは頬じゃなく

顎先付近。

 

1週間後の

11/1(水)入院

11/2(木)手術。

 

入院までの間、風邪にインフルetc

なったらアカンので

学校休んで体調維持。

 

痛みよりも違和感が強く

そして食べ盛りの年代で

食事が思う様に摂れないのが

ツラい様・・・

 

親の立場として

顎下骨折とはなんぞや?

手術は全身麻酔

歯茎から侵入経路を確保して

骨折箇所にプレートを打ち込む

といった大手術。

手術の痛さの想像するだけで

カラダが震えるのと同時に

全身麻酔】のリスク。

万一あって戻ってこんかったら・・・

良くないこと考えてしまいます。

 

『なんでこんな事故に』

って想いに到達しなかったのは

にぃにぃが病院から帰宅してすぐに

会話が難しいながらにハナシしてると

「バッターの先輩、1ヶ月ほど前の試合で

相手とクロスプレーになった際

相手選手を怪我させてしまってすぐの

ワイのコレやから、先輩のメンタル

大丈夫かな?」と自身のコトよりも、

打者であった先輩の心配が先に立つ

メンタリティ。

この想いが凄くワタシの胸に刺さり

【ゼッタイにネガティブなことを

考えたらアカン】と心に誓いました。

 

学校の部活ながら、野球部員保護者各位

との接点が全くなく、

この高校に同じ中学から進学した生徒ゼロ

3学年追ってもどうも、

同じ中学出身の子はいない様。

なのでどことも接点なく

これはウチ側としては良かったが

打者の先輩保護者さんが

学校を通じて連絡を頂き

すぐにでも謝罪に訪れたいと。

逆の立場だったら同じかと。

 

お互いが一生懸命練習に

取り組んでいてのコト。

なので仕方ないです。

なので謝罪を受けるというのは

どうも違和感が。

なのでお会いするとこちらも

恐縮するのでお気持ちを

頂戴しておきます。

こちらこそすみません。

という心境。

どう表現したら良いのか?

お相手を恨むとか

過去を悔いるとか

そんな想いには一切なってないんです。

 

同居のオカンは

「タラ・レバ」連発し

「かわいそう」という表現を連発。

孫を想う気持ちも十分に理解するが

本人は全くそんな想いなく

起きたことを精一杯受け止め

運命に抗う様なこと考えず

恨み・悔いを一切持ってないのに

周囲がそんなコト想うのは違うので

『タラレバにかわいそうは禁止』

としたら・・・

定期的にオカンが通院し

ワタシも狭心症を患った後に

ずっと服用している薬の処方箋を

3ヶ月毎に取りに行く

近所の開業医に

先週末(11/11)通院したら

診察室入ったお医者さんの一声が

「息子さん、大変やったみたいやね」

「この前、お母さんが定期健診来た時

泣きながら診察室に入ってきて

お話してくれたよ」と・・・

どーもその時に

『タラレバ禁止』とワタシに諭された

ことまで喋ってるし。。。

 

ハナシが前後しましたが

そんな感じで事故から1週間が経ち

入院・手術。

まだ病院は面会に規制があり

手術日も付き添いは

未成年なので二人までOK

カミさんと付き添い。

けど病室への入室はNG

面会用の談話フロアで待機。

手術前にやっとにぃにぃに逢え

手術階まで同行するも

手術前室への付き添いは1名。

カミさんが付き添い術前確認説明受け

ワタシは前室の扉の前で

ドアが開いた時だけ見える

にぃにぃを眺めているのみ。

 

にぃにぃが手術室に入りしたので

カミさんと談話フロアで過ごします。

時間にして2.5時間程度かな?

長かった様な、短かった様な。

 

手術終えて病室に戻りしたら

執刀医の先生から諸連絡。

手術は無事に成功。

左右犬歯の下に亀裂があり

術前は歯茎と顎下の肉で保持されて

いただけの状態であったと。

亀裂が一直線であったので

嵌め込みが非常に綺麗に出来たので

プレート打ち込みも至って順調に。

術後1週間は、、、

上下歯茎に4箇所ずつ計8箇所に

打ち込んだネジにゴムを通し

噛み合わせの矯正を実施。

噛み合わせ矯正が順調なのを確認後

ゴムを外したリハビリを行い退院。

おおよそ2週間を計画。

骨が再結合するまでは

①おせんべいなどの固いモノ

②前歯で嚙み切る必要のある肉類

③アイスキャンデーのように

 前歯で保持して引っ張る動作

これ全部NGです。と・・・

 

そんなこんなしてたら看護士さんが

「先生とのお話終わりましたら

病室で息子さんに逢ってあげて下さい」と。

15分だけ面会許可が。

 

病室に入るとまだ、ドラマで見る様な

呼吸用の簡易マスクをはめた状態。

ワタシとカミさんに気付き

「あっ、おとーさん、おかーさん」

「えっ?手術終わったの?」

といったと同時に

「あっ顎がアツい、イタイ・・・」

「痛み止めちょーだい」

と日頃見せない我を見せます。

そら痛いです。痛いに決まってます。

ナニを声掛けしたかな?

『よう頑張った』

コレしか言えてない記憶。

 

15分なんてあっという間

看護士さんが「そろそろ・・・」と

お声が掛かり面会時間終了。

 

こっからの日々ですが

食べ盛りの子の3食が

『ずっと流動食』

お粥になったのは

退院の前日の夕食から

それまではずっと

スープにパックドリンク

これはキツい・・・

けど顎が動かせないので

これしかない。。。

連絡したら

「腹減ったー」

「肉食べたい」

「ラーメン食べたい」

ヘビーローテーション

一切ヘコむことなく

イライラすることもなく。

あっ、少し元気な感じなった折に

『そろそろ勉強しーや』と

カミさんが言った時は

顔を引きつらせて笑いながら

ヘコんでましたね(笑)

メンタルは順調そのもの。

物凄く精神力の強い子になったと。

感心し切りでしたね。

 

結局、入院から11日目で退院。

 

今週から学校への登校再開。

まだ運動制限が掛かってるので

体育授業は見学。

部活も参加不可。

学校が入院中に受けれてない授業の

フォローアップをしてくれると

放課後居残りで個別授業。

元々放課後は自習室開放してる

らしいですが、

そこに先生就いて頂いて

勉強させて頂いてる様です。

 

目先のハナシだと明日(11/17)

上下歯茎に打ち込んでいる

入院中に嚙み合わせ矯正するのに

ゴムを引っかけていたピン(ネジ)を

外しに昼から通院。

上下各4つ計8個。

歯茎に麻酔打ってから抜くらしく。。。

想像したダケでも

足の指をきゅーっと握ってしまいます。

 

本人曰くこの歯茎のピン

食事すると食べカスが引っ掛かり

舌で取る動作すると引っ掛かるので

邪魔だから早く取って欲しいとか。

その心情も理解する以上

『痛くないの?怖くないの?』と

 

それはあえて聞かないですが

いつの間にか

凄くメンタル強く且つ

ポジティブに物事を思考する様に

なったなと。

 

明日、歯茎のピン抜いて

骨の再結合が順調なら半年後

骨に打ち込んでいる

固定プレートを外す手術。

これは2泊3日らしいです。

 

まさか

の出来事でありますが改めて

硬式野球は心して取り組まないと』

NPBが好きで

野球に魅了されてるワタシですが

硬式は軟式とは違うなぁと。

 

にぃにぃですが

「運動可能になったら

野球部に復帰する」

気持ちマンマンです。

実際、グランドに立ったら

心境変わるかもしれないが

今は「早く復帰したい」とか。

 

もう立派なひとりの青年

親がもう、どうこう言う年代は過ぎた。

 

今は見守るだけですね。

 

思いがけない大事故でしたが

にぃにぃがひとりのニンゲン

として驚くほど成長してること

ハッキリと認識したことが

一番大きいことかも知れないです。

 

彼の成長を見守ること

凄く幸せを感じている

今日この頃です。