スコアテーブル上はシーソーゲーム。パッと覗いたネットニュースでも荻野の制球難を上げていますが、現場観戦していた私の感想では
『勝負できない守備力』が敗因だったと判断してます。
バファローズ 11× - 10 マリーンズ
ドーム前千代崎駅に到着は17時50分、そこから駅裏のコンビニで黄色いシュワシュワを調達し、外野席に到着した時には1回オモテの里崎が凡退した場面でした。
そこから席を探しますが、平日の外野3F席も中々席が無く、やっと見つけたのはバックスクリーン横位の席でした。
やや遠めではありましたが、投手の球筋なんかはバッチリ見えたので、良かったです。
で、まずは久保。全体的に球が抜けるわ・引っ掛かるわで全くピッチングになってなかったと私は見ます。
そしてリズムも悪いです。自分なりにキャッチャー返球から投球動作に入るまでの時間を計測し、他投手と比較しても、さほど間が長い感じもなかったですが、どうもリズムが悪い。なぜか?
個人的な推定では【キャッチャー返球からSETに入るまでのバタバタした一連の久保の動作】が原因してるのでは?って推測に達しました。
というのも、ボールを受けてから
①帽子を脱ぐ ②額の汗を拭う ③ロージンに手をやる
一見普通の動作ですが、他のピッチャーとの違いは・・・
【とにかくガサガサして落ち着きが無い】動きになってます。
仕事でもそうですが、一緒の作業をしていても『忙しい×2』と言いながら仕事やってる人の近くで作業すると【落ち着かない】感じがしませんか?どうもそれと似た雰囲気がグランドを包むことが、
『好投しても援護がなく勝てない』理由の一つでは?と・・・。
まぁそれと、やっぱり【緩急】ですかね?今のピッチングスタイルのままではシンドイですかね?
さぁ~って、今回エントリーのタイトルですが、この試合の敗因はコレって感じです。
コノ試合、バファローズにファインプレーはなかったですが、全て普通に捌いてましたが、マリンはミス満載でした・・・。
(記録はエラー1だけでしたが)
まずは5回ウラ。オモテの攻撃で、まさかの早川グランドスラム。
ランナー2人は四球での出塁であり、非常にオイシイ得点でしたが、いともカンタンに雰囲気を向こうにプレゼントします。
1アウトからの北川選手の3塁ライン際の打球、細谷が捌き、1塁へワンバン送球。アノ体制ではあのカタチしかないって送球を、ファースト・ズレータが弾き、出塁を許します。
そして天敵後藤選手を封じ込めたが、日高選手・大引選手に連続HITを許します。
そうです、ズレータが捕球出来ていれば、後藤選手でチェンジのはずが・・・です。
そして、小瀬選手の当たりを大松が・・・、『取れたやろ』とは思いませんが、打球の追い方が・・・、だってアノ当たりを1回前に出てから、後へ下がるんですよ。打球処理遅れるますやん。
大松はもう1個ありました。8回ウラのローズ選手のレフトフェンス手前の犠牲フライで、なんと2塁ランナーのカブレラ選手にタッチアップを許す捕球体制。そして中継に入った西岡の送球も大きく逸れ、ベンチ前でバックアップに入っていた川﨑がキャッチ・・・。
8回先頭の下山選手のボテボテのサードゴロを塀内捕球できず・・・。
あそこを捌けないトコに『塀内らしさ』を感じてしまいました。
(取っていたとしても際どいタイミングではありましたが)
極めつけは6回ウラ。ランナー1塁からローズシフトでのショートゴロを西岡捕球するが、ベースカバーが居らず、サード細谷がベースカバーに入ったは良かったが、3塁ガラ空き。投手伊藤は?送球処理より、サードベースカバーに入らないといけないんじゃナイですか?
得点に絡むミス、投手の踏ん張りで得点に絡まなかったミス両方あったですが、判定に持ち込む展開まで行かなかった守備力の弱さ・球際の弱さではとてもとても【強いチーム】の守備ではなかったです。
あと細かいこと上げれば、竹原の中継への送球も全て高く、西岡がジャンプしないとキャッチ出来ない送球ばっかり。
とにかく守備がバタバタした試合でした。
序盤、中盤に四球を絡め効率良く得点し、終盤にもタイムリーが飛び出し、得点の仕方はソコソコ良かっただけに・・・。
こっからの戦いは【打った・打たない】とか【投手のデキが】とかよりも、『普通のコトを普通にこなす』ことが大前提となってくると思います。
自分的には、コノ試合は荻野の制球が定まらず、ランナー貯めて打たれたから負けたというより、【細かいミスの積み重ね】が最終的にコノ結果に至った試合だったと判断してます。
試合終了後、ゴミ箱蹴り上げ荻野のせいにした様なコト叫んでいる方を見受けましたが、コノ試合の敗因は荻野じゃないと私は思っています。
久しぶりに外野席に座りましたが、応援(方法)重視で試合展開を見ていない様な方、非常に増えた様な気がします。
後に座っていたおとーさんと小学2・3年生位の男の子。
この小学生、おとーさんよりもマリンを詳しく知っており、おとーさん以上に展開を読んでいた感じでした。
こんな子供さんに悪影響を与えない為にも、応援にアツくなることも否定はしませんが、
『まずは野球を楽しみましょう』
そんな気持ちになった現場観戦記でした。