一説から【２戦目先発ダルビッシュ】騒がれていましたが、私は『半信半疑』でした。
昨日は出掛け先で、何気にケータイで日本シリーズの速報見たら、ダルビッシュ投手って出てたんで、慌てて帰宅しましたが、確認は３回オモテからでしたが・・・
アノ手投げなピッチングフォーム・・・
『ナニをそんな無理に起用しなくても』と思いましたが、ダルビッシュ投手はやっぱ【並】の投手ではありませんでした。
この試合はカーブを多く、且つ有効的に駆使し『ピッチング術』でジャイアンツ打線を旨くいなしておりました。
時折見せる、鶴岡捕手のサインに何度も首を振る姿、それにも動じた気配もなくサインを出す姿はシーズンと何ら変わりありません。
ダルビッシュ投手と鶴岡捕手のコンビはホントいいですね。
６回にはピンチ招きましたが、最後は小笠原選手を三振に。
ここのピッチングは、いつもの力感あるダルビッシュ投手の本来のカタチに近いピッチングだったと思います。
危ないイニングもありましたが、要所はファイターズ鉄壁の守備陣が尽くＨＩＴの打球をアウトにします。
特に小谷野選手のサード線付近の打球捌きは『名人芸』です。
派手な姿は見せませんがホント抜けて行かず、且つそれなりに良くない体制で捕球しても、１塁へはストライク送球します。
小谷野選手の守備で２点は防げてたと思います。
糸井選手も前の打球のチャージが早いです。２アウト１塁の場面では、打った瞬間ランナーＧＯですが、早いチャージで１・３塁にはせず、１・２塁で止めてしまいます。
こんなヘンにもファイターズの【強さ】を感じてしまいます。
３回ウラの攻撃はまさに『ファイターズのいやらしい打線』の象徴だったと思います。
こんな攻撃でマリンは何回『勝てる』と思った試合をひっくり返されたことでしょうか・・・。
２アウトからの稲葉選手が粘って粘ってＨＲはソレとして、展開からダルビッシュ投手のデキ考えれば『ＨＲの１点は逆にプレッシャー。出来たら３点』と私は思ってましたが・・・
続く４番高橋信選手の『気落ちした投手の初球の甘ダマ逃さない打撃』且つ強振せずに【センター中心】の打撃こそ、ファイターズ連打開始の口火だったと私は思ってます。
スレッジ選手もレフト前でセカンドランナー高橋信選手生還で２点目ＧＥＴ。続く小谷野選手はボテボテながらもセンターに抜けるか？と思いましたが、ジャイアンツ坂本選手のナイス守備で打球抑え２塁送球も落球で１・２塁。こないなったらアウトカウントカンケー無く繋がりまくるのがファイターズ打線です。
続く糸井選手のしぶとくライトへ運び走者一掃のタイムリー２ベースで更に２点ＧＥＴでコノ回４点!!!
アトのチャンスは６回でしたが、送りバント失敗が流れ掴みきれない結果となってしまいましたが、７回以降は継投で逃げ切りました。
『１ポイント集中』で大量点獲る打線は、コノ試合１回のみでしたが、今後の戦いにてジャイアンツも継投にアタマ悩ますでしょうね。
これとコノ試合のポイントはジャイアンツ自身が走塁面で自滅した試合でもあったと思います。
３回オモテのイ・スンヨプの盗塁なのか？サインミスなのか？よく解らない盗塁死だったり、６回に滑り過ぎてオーバーランでアウトとか、やらなくていいアウトを献上してしまったことが響きましたね。
火曜日からは東京ドームです。ここからＤＨナシ。
ファイターズはスレッジ選手を使うか？外すか？
私的にはスレッジ選手外してでも【堅守】は維持すべきと考えますが、梨田監督はどうするでしょうか？
勿論ジャイアンツには【ホームの利】も出てきます。
ちょっとジャイアンツ有利な気もしなくもないですが、ジャイアンツのキーは意外と『伊原を黙らせること』かも知れません。
なんでも？昨日もメンバー交換でダルビッシュ先発見て『ヨッシャー』と吠えたらしいですが、ウラをかかれた投球の前に惨敗。
イメージ的に伊原が騒ぐとジャイアンツって良い結果出てない気がします。
【原監督らしい】ジャイアンツを見せられるのが、一番コワいかも知れないですね？
