開幕戦は全くＬＩＶＥで映像見れずだったので、ワタシにとって今日は開幕戦。
バッチリＬＩＶＥで観れました。
マリーンズ ５ － ３ イーグルス
相手先発のヒメネス投手とマリーンズ先発であった唐川のデキを比べると、明らかに勝ちはヒメネス投手。
でも結果は唐川が勝ち投手。
今季最初の公式戦初観戦(ＴＶ)で『野球』を見せて貰った気がしております。
この試合は明らかにイーグルスの『ミス』に助けられた試合。
エエ解釈の仕方をすれば『そのミスに旨く乗じ勝利を掴んだ試合』とも思いました。
最初のミスに乗じたのは、初回オモテ２アウト１・３塁サブローのサードゴロをイーグルス銀次選手のエラーでラッキーな先制点。
確かに難しいバウンドの打球ではありますが、『あるとすれば』のカタチにハマったタイムリーエラーでの先制点。
この直後の唐川の不出来を思うと貴重な先制点でした。
そしてその直後の今江も相手に貰ったチャンスの打席でセンター前に運び２点目をＧＥＴ。
ただ、この流れの中でのサブローの走塁。【本塁送球】と判断したのでしょうが、サードを狙っての走塁でアウトに・・・。
イニングを考えると、アノ走塁は【暴走】だったと思います。
幸先良く２点はＧＥＴしたが、やや後味の悪いチェンジで登板となった唐川でしたが・・・
デキは最悪・・・。
全てが悪い中で、初回は良く２点で、それ以降のピッチングも総じて『よーも３失点で凌げたなぁ(ホッ)』ってのが全てですね。
ただ『唐川らしい』と思うのが、この最悪なピッチングでも【勝ち投手】になってしまうこと。
【持ってる】モンは未だ継続中ってのも同時に思いました。
今季の唐川の最大の敵はやっぱり『長期離脱に繋がる怪我』でしょうね。
４回オモテもバット２本も折りながらの２得点。
今江の打球といい、里崎の打球といい、【しぶとくポトリ】のＨＩＴはランナーいる際には、ワタシが好むＨＩＴでありました。
ランナー１塁での今江の打球はレフト線付近への打球でしたが、１塁ランナーのサブローがシッカリと３塁を陥れることの出来る打球となりましたし、２アウト１塁からの里崎の打球も『バットが折れたからこそ』の打球で、２アウトということもあり、１塁ランナーの今江もホーム突入!!!
良い送球であればゆうゆうアウトのタイミングでしたが、送球は３塁側に逸れ、且つ今江がタッチを旨く掻い潜ってホームを陥れるナイスラン。
唐川のここまでのデキやそれまでのイニングもずっとアップ×２の状態ながら初回の２失点で凌げてたことを思うと、この２点目は大きい得点だったです。
この前の大松の犠牲フライ。他の打席でのファールなんを見ていても、やっと『大松らしい』打球が出る頻度が増えて着た様に思います。
今季の大松の復調にもおっきな期待をしたくなりました。
この試合を大きく左右したのは、８回ウラでしたね。
よーもノーアウ満塁の大ピンチ。この満塁のプロセスもＯＰ戦から状態の上向かないロサらしくしっかりと２本のＨＩＴを打たれ、送りバントの場面でのファーストベースカバー遅れで許したＨＩＴでの満塁。
マリーンズとって【最悪】のカタチでの満塁。
『ア・カ・ン』と完全に思いましたが・・・
満塁で相手は代打の中村真選手。ファールで粘ってましたが、カタチからはロサが抑えられるよーな雰囲気は微塵も感じず、結局はライトへの犠牲フライで同点に・・・
と思いましたが、まさかの３塁ランナーの島内選手が『ナニがあったのか？？？』足が滑ったのか？離塁が早かったのか？まさかの３塁自重のおかげでラッキーにも１アウトを取ることが出来ました。
しかしながら、まだまだ劣勢の展開・雰囲気。
そんな展開でプロ初登板となった中後。
まだまだワタシは【１軍は早い】と思っていますが、この試合にとっては、ヒジョーにヒジョーに大っきな仕事を成し遂げてくれました。
【前に飛ばさせたくない】場面での聖澤・内村両選手を連続三振に。
これまでの試合展開を考えても、キレてしまってもおかしく無い展開で、ホンマに仕事をしてくれたのは良かったです。
このピンチを凌げた直後、９回オモテの追加点は相手へのダメージを与える貴重な１点でした。
このイニングで出た、サブローの、タイムリーとなった里崎の２ベースですが、どちらの旨くバットにボールを乗せ、打球方向もワタシが常に求めている【外野手の間への打球】
強振することなく、右中間へ運んでくれた打球は嬉しかったですねぇ。
調子が落ちて来るとやたらめったら引っ張りたがる二人ですが、今季はこーゆー打撃の継続を期待したいと強く思いました。
完全に相手ペースで進み続けたこの試合。
でも、キメることが出来たのは、少ないチャンスをモノにしたマリーンズ。
同時に『ココ』って場面でミスを続けたイーグルス。
けっこう【深い】試合だったと思いましたね。
開幕連勝。上々のスタートですが・・・。
長いシーズンを考えると、こーも少ないチャンスをモノに出来ることもそーわ無く、且つこれほどまでに『ココ』って場面で相手がミスを重ねてくれる試合もそーわ無いと思います。
古い記憶が蘇ってるのですが、
２００４年も開幕連勝中に４月４日からワタシ新婚旅行で１週間オージーに行ってまして、帰ってきたら・・・『オージー行ってる間、全部負けとるやん・・・』ってコトもありましたし、
それ以前の山本政権時にも、開幕直後は少ないチャンスで効率良く得点して勝ちを重ねた時期はあったが、５月以降大失速で・・・
なんて年もありました。
まだ×２始まったばかり。連勝に浮かれずに、まだまだ改善すべき点は満載やと思います。
そこをどう埋めて行きながら【今季のマリーンズのカタチ】を作り上げていくか？
そこに注目して行きたいです。
明日は藤岡。相手は下柳投手。
【対左投手打線】なんて組まずに、今のスタメンのままで明日もスタートしてほしいと思っております。
【3/31返信です】
da_i_chi さん
マリーンズらしくない試合展開だけに『調子にのったらアカン』って気持ちが強いです。
確かに今日のイーグルスさんは昨年のウチを見てるみたいでしたね。
今日の唐川は中身もなにもないピッチングでしたが勝ちをつけてしまうところがらしいとこ。
仰るように不思議ですが、こーゆー部分に『持ってる』モノを感じています。
今のトコロ、去年のドラフトは大成功な結果ですね。
ワタシが不安視してる中後。
ホントーに今日の勝因はアノ場面で２つの三振で仕留めたことは称賛です。が、ワタシは彼の体力面、投球以外の技術面には大きな不安を抱えているので、今後、そっち面でバラバラにならないか？を心配しております。
明日は藤岡。どんなピッチングを見せるのか？
どんなカタチであれ、藤岡が【勝ち投手】になることを期待しております。
