ぼっちドラフトも始まりますし
ワタシなりに今季を振り返ってみよう
かなと。
69勝70敗4分 勝率.496
得点642/失点611
本塁打158/盗塁75
打率.249/防御率3.90
対戦成績
vsライオンズ 8 - 16 (1)
vsホークス 17 - 8
vsイーグルス 13- 10 (2)
vsファイターズ 14 - 11
vsバファローズ 9 - 15 (1)
どの数字がどうとか?最近流行りの
セイバーなんやらでとかありますが
とりあえずサクッと判る数字を
並べてみました。
ワタシの視点、まずは順位よっか
勝率ですね。
最終的に5割越えなかったんは
ゆーても現状の精一杯
やったのかな?と。
先にシーズン終え方のハナシに
もってきますが、
シーズンの終え方。
特にCS出場賭けたラストスパート
捨て身で投手をブチ込みまくったり
特別なことせずっての
ワタシは評価したいかな。
他所を引き合いに出してはアレですが
セ・リーグ3位で通過したタイガース。
最終6連勝で差し切りましたが、、、
あんな継投を来季開幕からするの?
ってハナシ。
勝ち抜く執念は認めますが、
それをするのがココ?っての。
持論は優勝が懸かっていない以上
おかしなローテや継投するのは
おもわしくないですね。
なので最終戦。前日にあんな盛大な
ゲームして、
シーズン終えたと錯覚する空気感で
迎えた最終戦。
正攻法で挑みはするが、、、
7回オモテ満塁、四球からの
走者一掃エラー連発。。。
今季マリーンズの精一杯が
切れた瞬間であったように
ワタシは感じましたね。
最終的に4位フィニッシュしたこと
どう感じるか?
ワタシは昨年9月の大失速を考えると
成長したのかな?と。
凄く低い中からの評価ですが、、、
マリーンズは現在、
【暗黒期】
に突入しているチームやから。
長いシーズンなので、
開幕直前までの構想と
シーズン終了した時点での実態が
異なるのはまぁ当たり前っちゃ
当たり前ではありますが、
今季のマリーンズ、
開幕直前の構想が、
一体、どの期間まで継続したのか?
手元で今季開幕から最終戦まで
先発オーダーや選手登録をワタシなりに
整理して、考察してみましたが、、、
まず投手陣、それも先発ローテ。
開幕からのローテですが、
石川⇒ボル⇒有吉⇒涌井⇒ブラントン
6枚目の小島は谷間として
除外してハナシ進めますが、
ローテ2周り目がっ
岩下⇒二木⇒有吉⇒涌井⇒(中止)
と早くも2周り目でローテ崩壊。
石川にボルシンガーはどこかの違和感で
ローテを1回飛ばし、
3番手の有吉は2回目の先発試合翌日に
肘の違和感で登録抹消し、
手術にリハビリで現場復帰すらならず。
といきなり【オモテローテ崩壊】に。
裏ローテについては、シーズン序盤の
5月までは涌井が・・・
このヒトは数字で評価するの難しい。
とにかくテンポが悪い。。。
故障で離脱せんのは素晴らしい。
しかし「投げれるだけ」では、
マリーンズきっての高額年俸選手
なのでそれではダメです。
当初、ブラントンは【5番手】を
目論んでいたんでしょうね?
あのOP戦の起用を観てると。
それがシーズン最初の先発で
クイックできないとこを見事に突かれて
あえなく撃沈。。。
これはさすがに「かも」として
想定はしてたかな???
このハナっからの『ローテ崩壊』を
井口監督に吉井コーチにとって
この事象が起きたタイミング。
さすがにローテ一巡で崩壊は
予定外だったと。。。
これを救ったのは、
期待はあったでしょうが、
ここまで戦力になると予想していたか?
『嬉しい誤算』は
岩下大輝に種市篤暉の出現。
岩下は8月のホークス戦、
1回オモテにベースカバーで
足痛めて戦線離脱になったこと
残念やったが、よくぞって。
そんで種市ですね。
エグいストレートにフォーク。
ボールの威力がハンパない。
シーズン最初は先発降板の2番手起用。
そんでGWから先発崩壊の煽り
本人にとってはチャンスやったかな?
先発ローテ入りし、シーズン後半の
ブレイクを予感する投球しながらも
7月に一回登録抹消となり、
オールスター明けからは
日曜先発 = 種市が定番となりました。
その他にもローテ谷間で
小島に土肥に千隼がまずまずのピッチング
を展開してくれたこと。
彼等がまずまずやったので、谷間ゲームが
捨てゲームにならなかったのは
『嬉しい誤算』だったと。
続いて中継ぎ陣ですね。
開幕当初の勝ちパターン
酒居⇒唐川⇒益田のコンビ。
『嬉しい誤算』
は益田がシーズン通じて抑えでイケたこと。
5月半ばから6月末までか?
ちょっと例年の【失速】の雰囲気醸した時期
ありましたが、今季は持ち直したのが
非常に良かったです。
酒居と唐川は、結局シーズン終了まで
不安定なままでしたね。。。
このコンビ、どこまで持つと
井口監督に吉井コーチは踏んでいたのかな?
ここがハッキリしないから、種市の起用、
ちょっとどっちつかずになってた時期も
ありましたし。
酒居に唐川の不安定なのを補った
『嬉しい誤算』
東條に田中靖に西野ですね。
それと投手陣再編成で岩下離脱で
戦線復帰後は8回投げてた石川が先発に戻り
そこを埋めた東妻の出現とか、
東條の序列あがって空いたとこを
中村稔が担ったり。
シーズン終盤は西野が先発に回り
故障から復帰した岩下が埋めたり。
まぁこんな感じやったですね。
それは打撃陣も同じであって、
開幕スタメンからアッサリと漏れた
鈴木大地に
多少で遅れた荻野貴司。
荻野貴司については、挽回期しての
藤原起用やったとみてますが、
バルガス起用ありきで弾き出された
鈴木大地。
連続試合出場がアッサリと途絶えます。
開幕直前にこの扱い。
さすがにこれはマズかったですね。
結局、今シーズンも野手の中心は
鈴木大地であったこと。
日本シリーズ終えてFA宣言!!!
なんてことになる基点が
開幕時の扱いであったなら、
これは罪が重いかなぁ~と。
ワタシ的には、練習中にコーチと衝突し
目じり切った中村奨吾の今シーズン。
これも誤算やったかなと。
奨吾の不注意?コーチ陣の不注意?
それは判りませんが、
「ボールが2重にみえる」
なんてコメントあったですから、
これは『防げた事故』
こんなことでチームのリズム崩した
ってのは良からぬ事案だったかと。
嬉しい誤算は
レアードのHR量産と
途中加入のマーティンがアタリやったんと。
夏場以降のレアードの大失速は
目に余るモンありましたが・・・
シーズン序盤の先発ローテがガタガタな時期
フェンスオーバーで試合決める場面、
ようけ演出してくれたのは
『嬉しい誤算』
ファイターズが早々に交渉打ち切って
フリーにした意図が気持ち悪かったですが
先に挙げた外国人とは、、、、
実績に差があれど、ダブル撃沈やったら。。。
エラいコトなってたと思います。
それとシーズン途中ながら、良い外国人と
契約結べたと感心するマーティン。
イージーなフライの打球処理の緩慢さに
当初は疑念持ちましたが、、、
恐らく当初はNPBをナメてた?
そんな気がワタシしています。
NPBはナメてかかって出来るリーグと
違うと認識してからじゃないですかね?
見違えるようになったの。
井口監督のセンター起用、
あれは起用した監督が悪いです。
打撃の粗さはあるにせよ、高めに抜けた
失投を見逃さないバッティングに
難しい打球の処理や、セカンドランナーの
ホーム生還を許さない、精度の高い
レーザービーム。
マーティンも『嬉しい誤算』でありました。
こうやって考察すると、、、
開幕当初の構想とはゼンゼン違う展開で
得たシーズン4位。
これを来季にどう繋ぎ、どう伸ばすか?
今季のマリーンズは
【打のチーム】だったのか?
【投のチーム】だったのか?
ハッキリとしなかったのが
2019年シーズンだったんじゃないかと。
ドラフト戦力は、3~5年後の戦力。
来季を戦うのは基本的に今季のメンツ。
ともに今シーズンの戦いからすると
『居ないと成立しなかった選手』
だったことは誰の目にも確かです。
かつての成瀬や今江がFAで移籍した時
とはワケが違います。
成瀬に今江は故障で離脱している
期間が長く【いない試合】を積んでおり
コトバ悪いですが「居なくても」の
イメージが定着してしまってた。
しかし今季の大地に益田は
それとは大きく異なります。
なので全力で留意にあたること。
期待したいですね。
それとレアードよりもマーティンやな。
守備で計算たって、長打で外国人に望む
スキルがあり、今季NPBを経験済。
ハナっから叩いていってソデにされたら
厳しいで。
マーティンが働く程度のサラリーで
契約更新を期待したいです。
まずは今季の振り返りなのでこのへんで。
次はドラフト会議後です!!!